けつバット

こんちは!
みなさんは「けつバット」というものをご存知でしょうか?
決して、お尻の形をしたバットだったり、調子のBADなお尻などではありません。
けつバットというのは、一昔前の野球部などに存在していた行為らしく、
聞いた話によると、「お尻をバットで叩かれる」という行為らしいのです。
今のご時勢こんな事をしてしまっては問題ですが、一昔前の熱血野球部ならば日常茶飯事だったとのこと。
・・・しかし、僕は思いました。
 
俺 「お尻をバットで叩かれるなら、けつバットじゃなくて、『バットでけつ叩き』じゃん」
と。
屁理屈のように聞こえますが確かにそうです。 「けつ」だけに屁理屈とかじゃなくて。
小さい事のようですが、そのような小さいことにも情熱をかけるというものが野球部というものなのではないでしょうか。
経験者の話では、小さいミスや些細な事で、けつバットをされる事もあったようで、
そんな「けつバット」の名前が意味違いとなると、叩かれる側も叩く側も納得いきませんよね。
ということで今回は、僕が本物の「けつバット」をみなさんにご披露したいと思います!
 
 
どうも
と、いうことで、家からなかなか遠くのバッティングセンターへやって来ました。
炎天下の中、付き添いの友達のビット君と一緒に自転車を走らせたのですが、若干もう熱射病気味なので笑えます。
それにしてもこのバッティングセンター、店名に窓をかぶせてくるだなんてなかなかできませんよ。すごい。
 
それでは、さっそく入店しまして・・・
ピッチングマシンの前に立ち、お金を入れて、プレイ開始です!
 
シャー!
 
が、
 
空振り
 
空振り
 
何球も連続で空振りをしてしまいました! これはまずい!
聞いた話によると、野球部の中でも厳しいところでは、2、3球の玉を空振りするだけでもけつバットをされていたそうで、
この僕のアホみたいな連続空振りは、けつバットを受ける権利を与えられたも当然です。
そんなことを考えていると、どこからともなく、
監督「おら! ARuFaコラ! お前、けつバットだ!!!!」
そんな声が聞こえた気がしました。
そんな幻聴交じりの声を聞いた僕は、頭の中の監督に従いバットを置きます。
 
ヒィーッ
 
そして文字通り、『けつバット』を実行することに。
よっこら
バッチコーイ!!
 
そう、「けつバット」とは『けつをバットで叩くこと』ではなく、
『けつをバットにする』と、いう行為なのです! 多分!
 
俺 「バッチコーイ!!!!」
そして、ピッチングマシンから剛速球が投げられました。
 

 

 
メゴッ
衝撃
俺 「うぎゃああああああああああ!!」
・・ッ・・!?
 
思いっきりめり込みました。 痛いどころの騒ぎじゃない。割れる割れる、さらに割れる。
痛みが怒り狂ったバイソンの群れのように押し寄せてきます。
あまりの衝撃に声が出ません。 お尻がやばい!!!
ビット「wwwwwwwwwwwwwwwww」
撮影をしてくれているビット君は大爆笑しています。 こいつに人間の血は流れているのでしょうか。
 
 
うおお・・
しかし、あまりの痛みに僕がうずくまっていると、
 
ギュンッ
ッバン!
 
ゴム版に叩きつけられるボール・・・!!
そう、まだピッチングマシンに入ったボールが残っていたのです!
そしてそのボールは僕に「頑張ろうよ! 君ならできるよ!」と、言ってくれているような気がしました。
そんなボールから勇気と元気をもらった僕は立ち上がり・・・
スッ・・・
 
 

うおおおーッ
けつバットを続行することに
 
俺 「バッチコーイ!!!!!!」

 
ひざ裏
そこかよ。
 
・・・・
でも負けられません!! 全然ノーマークのひざ裏にボールが直撃したとしても、僕はまだ頑張れます!!
 
ぐっ・・・
よっしゃ!!
俺 「こい!!!!」
 
そして、衝撃音と共に投げ出されたボールは、

 
ギュォオオ 
 
ォオオオ
 
ギューン!!
 
ズゴン!!
俺 「おぎゃッッッッッッ!!!!!」
馬鹿お前
1回目と全く同じ場所にヒットしました。 その衝撃たるやもう。 洒落になりません。
なんというか、高速道路でお尻を突き出したら、トラックが突っ込んできたような。 とにかくとんでもないんです。
 
さよなら
 
 
けつバット終了後、なんとかピッチングマシンの前から遠ざかり、お尻と足を見てみると真っ赤になっていました。

わかりにくい
放心
そりゃ変な汗も出ます。
 
いかがでしたでしょうか!?
けつをバットにするという行為「けつバット」。
お尻をバットで叩くのではなく、お尻をバットにする・・・
やはり「けつバット」と名付けるのならば、これは当たり前です。
今でさえ無くなった習慣ですが、これからこの行為が再び行われないことを祈ります!
 
 
 
撮影の後はせっかくバッティングセンターに来たということで、
撮影係のビット君と一緒に、バッティングを楽しみました!
 
ビット君
カキーン!
 
 

ッバン
・・・
 
 
そして、一通り遊んだ後は自転車に乗って一緒に家路につくことに。
今日はとっても楽しい一日となりました!
 

 
 
 
帰り道の途中、とっても可愛いうさぎちゃんの鉄柵を見つけたのでパシャリ。
 

 
 
 

 

 
クソくらえ。
けつ だけに。