三寒四温

こんちは!
突然ですがみなさんは『三寒四温』という言葉をご存じですか?
「三回寒い、四回温かい」と書くこの言葉は、
「冬に寒い日が三日続くと、その後は4日間温かくなり、それが春の訪れとなる」という意味です。
つまりは、三回寒くなって、四回温かくなれば春が来て暖かくなるよという意味。
  
そして今は、ちょうどこの言葉があらわす季節ということで、僕は思いました。
 
三寒四温は人間にも使えるのではないか」と。
まだまだ寒い2月中旬。 外に出るとブルブルと体が震えます。
しかし、この「三寒四温」を人間に応用すれば、きっと体が暖かくなるはずです!
 
寒い思いを三回、温かい思いを四回するということで、
今回、冷水を3杯と、熱湯4杯をご用意しました!
 

これを交互にかぶってゆき、3回寒くなり、4回温かくなれば僕にも春が来て結果的に温かくなるということです!
 
ちなみに熱湯は60度。以前熱湯風呂に入った時と同じ温度です。

 
そして冷水の温度は2度。 いい感じのギャップです。
果たして僕の心臓は持つのでしょうか。
では早速実験を開始してみましょう!
 
 

僕は気合たっぷり準備万端! 何故なら僕には温かい未来が待っているからです!


  

死ぬほど寒いです。 死ぬ。
 
寒くて死にそうなので、早い所水をかぶっちゃいましょう!
では!
 

まずは、三寒四温の「温」その1! 60°の熱湯をかぶりましょう。
 
俺 「どっせい!!」
ザバッ
 
俺 「あちゃあぁああああああああ!!!!!!!」
!?
死ぬほど熱かったです。 準備中の時間も考慮し、70℃以上のお湯を用意したのが間違いだったみたいです。
早く! 早く冷水をかぶらないと!! ヤケドしてしまいます!
 
ガッ
三寒四温の「寒」その1! 冷水をかぶりましょう!
 
俺 「せいっ!!!」
ザブンヌ
 
!?
今度は死ぬほど冷たかったです。
心臓が踊り狂います。
 
・・・
南極のペンギンの気持ちです。
 
 
そして先程のヤケドから一片、一気に寒くなった僕は暖を求めて熱湯をかぶります。
ザバッ
馬鹿なんじゃないのかと。
そしてやはり糞みたいに熱いので、水に手を伸ばし、
 
ザバー
・・・
悶絶。
 
そしてそれを繰り返してゆき・・・
熱湯
おたけび
  
冷水(氷入り)
ドドドド
 
身も心もズタズタになった所で、三寒四温の最後、熱湯を大鍋で味わいます。
 
大鍋で
冷水と熱湯の容器をだんだん大きくしていったせいでわかったのですが、
容器が大きくなるほど、液体の量も増え、熱さ、冷たさが数倍にもなるんですよね。
なので、最後のこの大鍋なんて、もう大体どうなるか想像ができます。
俺 「ウララー!!!」
 
こうなります。
俺 「どぁっちゃあぁあああああう!!!!!!!!!!!!!!
 
反射
反射的に体が飛び跳ねていました。 熱いなんてもんじゃないです。
よく、熱い物を触ると無意識に手をあげちゃうじゃないですか、それが全身で起きました。
 
そして、三寒四温の言葉通り、3つの冷水、4つの熱湯をかぶりきった僕!
果たして僕の体は春のように温かくなっているのでしょうか!?
 
・・・・
どうなんだ!?
 
・・・・?
俺 「・・・・・・いや・・・」
 
うん。
俺 「・・・なんか、意味がわからない。」
 
・・・冷水と熱湯を交互にかぶった僕の感覚は完全に麻痺し、
そこにあったのは、「何故こんなことをしたのだろう」という疑問だけ。ほんと何でだろう。
 
・・・
温かくもなく、寒くもない。 とても不思議な感覚です。
完全なる無というのでしょうか、僕は死んだんじゃないでしょうか。
とりあえず、一部始終を見ていた妹からは、「頭が春だね。」と、言われたので上手くまとまったんだと思います。
 

と、いうことで、この実験の結果は!
三寒四温を人間に応用すると、意味がわからなくなる。」
 
ということでよろしくおねがいします!
あの感覚はもう、自分が死んだか神にでもなったのかと思うくらいの不思議な感覚でした。
ですが、もしもあれで自分が死んだら誰を呪えばいいのかわからないのでもう一生やりません。
 
みなさんもこんなアホみたいなことはせず、春を待ちましょう。
明けない夜はない・・・、冬は必ず春となる・・・ってね! うんこぶりぶり。
では、今日はこのへんで!
ではまた!