モデル日記

こんちは!
学校からの帰り電車内、僕が座席に座ってうとうとしていると、ミニスカートの女子高生が乗車してきました。
その女子高生は、僕とは対面する形で向こう側の座席の空席に座り、今にもパンツが見えそうな角度で足を開いていました。
その瞬間、僕の隣に座っていた男子中学生は、突然座席に深く低く座りだし、
挙句の果てには、薄く目を開けたまま寝たフリをしだしました。
さらに、女子高生の隣の席に座ったオッサンは、10秒に一度は女子高生の太ももをチラ見する始末。
愚かなり、ああ、愚かなり。
たかがスカートの下の布切れ1枚に対して何を期待しているのでしょうか。
そんな物を見るために、チラチラとまあ! 恥ずかしくないんですかね!
かたや女子高生は、それらにわざと気付かないフリをしていました。
そして、口元に笑みを浮かべながら足を何度も組み換え、
パンツを必死に見ようとする、男子中学生とオッサンと僕をもてあそんでいました。
 
お前もガッツリ見てんじゃねーか。みたいな。
それにしても、女子高生は何をしても可愛らしいので素晴らしいですね。
もしも生まれ変わったら、女子高生になりたいです。 それ以上でもそれ以下でもなく、女子高生になりたいのです。
しかし今は、163cmのただの小さい糞ガキのような男子大学生・・・
女子高生になれなくとも、モデル体系にはなってみたいです・・・トホホ。
 
さてさて! そんなモデル体系に憧れる僕ですが、今日は実際にとあるモデルとして、写真を撮ってもらってきました!
本当です。 本当なのです。
しかし、「突然コイツは何を言っているんだ」と思っている方も多いと思うので、事の発端から説明させていただきます!

僕はただいま大学2年生。 小学校の先生を目指す「児童学科」という学科に所属しています。
事の発端は、僕が児童学科の1年時だった頃の、担任の先生からのメールでした。
 
――――――――――
先生:「ARuFa君が、児童学科の代表として推薦されました!
大学パンフレットのモデルになっちゃってください!
△日の◎時にセンターに行ってください!」
――――――――――
 
とのこと。 ノリが軽すぎます。
しかし、モデルとはなかなか面白そうです。これも人生経験でしょう。
なので僕は先生のお願いに二つ返事をするべく、メールを返信しました。
 
――――――――――
俺: 「了解です。時代がやっと僕に追い付いたのですね。
精一杯モデられてきます。これで僕もモテモテになれるのでしょうか。」
――――――――――
先生からのさらなる返信は返ってきませんでした。
確信を持てない質問には一切答えない。 大人の対応ですね。
 
先生の行っていた大学パンフレットというのは、10ページ程の大学内での情報誌のようなものでした。
1ヵ月に一度発刊されるらしく、僕はそこの特集ページのモデルとして写真を撮られるらしいです。
・・・背も低く、小学生から「ルックスをがんばりましょう」という顔面への評価も頂いた僕。
そんな僕をモデルとして推薦してきた児童学科の教師は、悪魔か何かなのでしょうか。
僕が恥をかく姿を笑い、僕の不幸をおかずにして白飯をモグモグするに違いありません。
いいでしょう。その挑戦、受けて立ちましょう。
その後、先生から指定された日時に担当の方の元へ出向き、打ち合わせなどをしました。
 
特集は「『ありがとう』を伝える」というもので、自分が感謝している人の「ありがとう」のエピソードを書くというもの。
僕もそのインタビューをされたため、
大昔、僕がふざけてコップを割ってしまった際に、母親が、
母 「物は大切に扱いなさい!」
と、テレビのリモコンを壁に叩きつけながら僕を叱った事を話しました。
この話もパンフレットに載るらしいです。 全然関係の無い話でも言ってみるもんですね。
 
そして冒頭に戻りますが、今日がそのパンフレットの写真を撮影する当日だったのです。
集合時間は9時に学校とのことで、僕は6時に起きてホゲホゲと学校へ向かいました。
時間通りに待ち合わせ場所に行くと担当の方がおり、そこには今日一緒に写真を撮る予定らしい、大学1年生の女性もいらっしゃいました。
正直、モデルとして写真を撮ってもらうのは何ともないのですが、女性と一緒に写真を撮るというのは僕にとってハードルが高すぎてフライアウェイです。
 
俺 「こ、き、今日はよろ、しくお願いしますッ・・・」
女性「こ、こちらこそよろしくお願いします・・・」
カチコチです。  カチコチです。
 
写真は、教室内で撮りました。
撮影用にセットされた教室に入ると、カメラマンさんや、その補助の人が準備をしていました。
教室内は、僕等2人、カメラマン1人、補助2人、担当2人の計7人という感じ・
 
俺  「よろしくおねがいしますーー!!! うーーーおーー!」
女性 「よろしくおねがいします・・・」
カメラ「よろしくね! 緊張してる?」
女性 「はい・・・」
俺  「女の人と一緒に写真を撮るだなんて夢みたいです!!」
補助 「朝っぱらからどんだけ元気なの。」
 
まずはお互いが緊張し合わないように雑談タイムが設けられ、女性と話したのですが、
聞く所によると、その女性はパンフレットの表紙を飾るらしく、確かにそれに見合ったおとぎ話に出てくるような可愛らしい方でした。
髪はふわふわ、足は細くて長く、服装もシャレオツです。
 
カメラ「彼女、足ほっそいなぁ〜! うらやましいです。」
女  「そんなことないですよ・・・!」
補助 「細い上に足が長いっ!」
女  「そんな///」
補助2 「それに比べて・・・あれ? 彼は・・・足・・・あれ?」
俺  「許さん。」
補助 「でもあれですよね、小さい男の子もいいんじゃないかな!」
俺  「泣いてもいいですか。」
僕を推薦してくれた先生方、見ていますか? あなた方の計画通りですよ。糞が。
 
前半は2人一緒に撮影し、後半は一人ずつの撮影となりました。
 
カメラ「じゃあ、最初は二人ちょっと近づいてください。」
女性 「はい。」
俺  「このくらいですか?」
カメラ「近っ!! 近過ぎ!! もっと離れて!!」
俺  「このくらいですか?」
カメラ「さっきより近いわ! っていうか完全に後ろに隠れてんじゃん!」
俺  「皆既日食。」
女性 「wwwwwwww」
少しずつ打ち解けて来ました。
 
カメラマンさんは、僕等と会話をしながら写真を撮っていたのですが、
カメラ「女性さんは、彼氏とかいるの?」
女性 「えっ、いや、まだ・・・」
カメラ「えー! 可愛いのに!」
補助 「なんでだろう。 こんなに可愛いのに不思議ですね!」
 
カメラ「・・・で、ARuFa君は彼女いるの? あ、いないんだ。」
俺  「ちょっと。 まだ何も言ってないんですけど。」
俺  「いませんけど。」
俺  「いませんけど。」
カメラ「いないんだwww 何でいないの?」
俺  「多分、僕がイケメン過ぎて、逆にみんな緊張してしまうんじゃないですかね。」
カメラ「え、なんて?」
補助 「そうやってすぐ調子に乗るからじゃない?」
補助2 「もう帰っていいですよ。」
なんか、僕に対しての風当たりがビックリするほど強かったです。
これが表紙女優とチビ男の差なのでしょうか。
 
その後も写真を撮り続け、個人撮影もしました。
個人撮影は僕が先に行い、案外早く終了。
しかし、あの女性は表紙や別のページにも登場するらしく、僕とは比べ物にならないほどの撮影量でした。
まだまだ女性の方の時間がかかるということで、
撮影が終わった僕は先にあがることになり、挨拶をした後に教室から退室しました。
 
撮ってもらった
 
日記の時の撮影とは異なり、表情などの注文をされるため、とても疲れました。
写真を撮られることがこんなに体力を使うとは・・・知りませんでした。
しかし撮影はとても楽しく、あっという間に終わってしまいました。

ちなみに僕が載る予定のパンフレットは11月に発刊されるそうです。
発刊されて僕が無事載っていたら、ブログにもアップしますね!
今日は、なかなかできない体験ができてよかったです!
担当の人には「また機会があったら是非」と頼んでおいたので、また誘ってもらえると嬉しいですね!
では、今日はこのへんで!
ではまた!