11月11日 午後18時。
「ふわぁ〜あ、今日も暇過ぎてワキ毛が片方だけ伸びちゃったよ〜。」
ここにいるのはこのブログの管理人ARuFa君。今日も今日とて暇を持て余しています。
本日は日曜日。特に予定のない休日は、大変退屈なものですよね。
おやおや、ARuFa君が何かを言いたげにしていますよ。耳をすまして聴いてみましょう。
「う〜ん、まあ、何て言うか〜・・・」
「ポッキーゲーム、クソ食らえだよな。」
ということで本日は、『ポッキーゲーム』についてのお話です。
11月11日といえば、『ポッキー&プリッツの日』として大変有名な日であります。
それゆえ、本日は全国的にもポッキーゲームをする男女の割合が爆発的に増えるのです。
ポッキーゲームとは、上の図のように男女で一本のポッキーを両端から食べて行くもの。
お互いを見つめ合いながらポッキーを食べて行き、最終的には熱いキスをするという寸法です。
さて、ここで、一言言わせてください。
なんですかそれ!! 甘い!! 甘過ぎる!!!
甘いポッキーを食べて、え? 最終的にもまた甘いキスですか!? 血糖値上がっちゃうよ!!
物事には「節度」というものがあります。甘いものばかりと食べていては胃がもたれてしまいますよね。
「甘いまんじゅう」には「苦いお茶が」合うように、甘さを引き立たせるためには、それ相応の「苦しみ」が必要です。
同じように、甘いキスが最後に待っているならば、その過程には苦しみが必要だと僕は思うのです。
つまり! ポッキーゲームでは、甘いポッキーをのんきにかじるのではなく・・・
もっと、食べていて苦しい物をかじり合う必要があるのではないでしょうか!?
・・・と、いうことで今回の記事では、
ポッキーゲームに最適な『食べていて苦しい食材』を探してみたいと思います!
これにより、世のカップルたちは苦しみ、そして絶滅することでしょう。
ジェラシーは最大の行動力ですからね。
・・・さて、ポッキーゲームは一人ではできません。ここで助っ人を呼び出しましょう。
俺 「カモーン! ビットくーん!」
ビット「はーい!」
登場
こちらは僕の中学生時代の友達ビット君。彼もポッキーゲームに強い恨みを持っている仲間です。
見ただけで気合い十分だとわかりますね。こりゃあ僕も負けていられません!
ブチィッ
俺 「オラァアアアアアアアアーーーーー!!!!!!」
ああああああ
俺 「あ゛あああっぁあ゛あああああーーーッ?????」
よっしゃ!これで準備万端ですね(?)
では、世のカップル共を地獄に落とすべく、十分に苦しめる食材を探しましょう。
【1品目】
まず、最初の食材はこちらです!
『にがうり』です。
「苦しい」という字はまさに「にがみ」を表しています。
ならばということで、苦味の王であるにがうりでポッキーゲームをしてみては、ということです。
左:ARuFa/右:ビット
画的に最悪ですがご了承ください。仕方のない事なのです。
それでは早速参りましょう。にがうりでポッキーゲーム・・・スタート!
俺 「いざ!!」
ビット「ガッテン!!」
ガシュッ
両名がニガウリにかぶりついた瞬間に、みずみずしい音と共に汁がほとばしります。
ガッシュガッシュ
さあ、果たしてにがうりでポッキーゲームをするのは苦しいのか!?
ガシュガシュ
俺 「ぅ゛おぇ゛ッ!!」
ビット「え゛ぁあ!!!」
キた。
バッチリでした。にがうりは、苦しむには最高の苦味でした。
ダメだこれ。
というか、一発目にして大ダメージです。
あの独特の苦味はもちろんですが、それ以上に青臭さが僕等を苦しめました。
全国の芝生をかき集め、絞り出したジュースのようなそんな味がします。
感想を聞いてみましょう。
ビット
ビット「一発目から吐きました。青臭さがやばい。」
僕
俺 「胃が跳ね上がりました。苦しい。」
【結果】
とりあえず、最初ということでこんな感じです。
トップバッターでこの威力ですから、今後が怖いところです。
では、次の食材に参りましょう。
【2品目】
次の食材はこちらです。
『長ネギ』です。
長ネギと言えば、薬味の代表各の一つ・・・。
その独特の香り、辛みはポッキーゲームにどう影響してくるのでしょうか?
早速食べてみましょう。長ネギでポッキーゲーム・・・スタート!
俺 「あいや゛ーーー!」
ビット「ウオオオオ!!!」
バギバギバギ
両者、スピード勝負に持ち込んできました。すごいスピードで長ネギをかじっていきます。
これは行けるかもしれません! このままキスしてしまうのか!?
バギバギバギ
うっ、
しかし、2秒も経たないうちにビットの動きが止まりました。
あっ、
それに続くように僕の動きもピタリと止まりました。
俺 「んぷぽ」
ビット「こポェ」
喉から変な音が鳴りました。
バタバタ
ドタンドタン
てんでダメでした。感想としては身体が拒絶するの一言です。
ズダンズダン
ビタンビタン
見てくださいよほら。のたうち回り過ぎて訳がわからなくなっています。
味としては非常に辛く、そして突き刺さるようなネギ臭が鼻を破壊します。
喉は焼かれ、胃は踊り、頭は痛くなり、胃は逆流します。
ビット「喉が燃えています。臭い。」
俺 「変なゲップと涙が止まらないです。」
【結果】
なかなかの高得点です。高得点ということは、最悪ということです。
ビット君は長ネギがトラウマになったそうです。面白いですね。
【3品目】
3品目の食材はこちらです。
「ごぼう」ですね。
もちろん泥付きのまま食べます。
今回の食材の場合、左右の端で食材の太い細いがかなり違います。
そのため、どちらが細い方を食べるかで大げんかをしました。
結果的には、公平をきすため、細い方を切って全体的に同じ太さにすることになりました。
さあ、ごぼうの泥は一体どんなフレーバーがするのでしょうか!?
ビジュアル的にはチョコっぽいのが若干腹が立ちますが、早速参りましょう。
ごぼうでポッキーゲーム・・・スタート!
バキッ
バキバキッ
スタートと同時に、木をヘシ折るような音が鳴り響きます。
そしてなにより、スピードが今までよりも格段に速いのです!
ついには手を離し、本格的にポッキーゲームのような形になりました。
が、
ビット「うお゛えあぁああッ」
ビット
スタコラ
ビットが戦線離脱し、色々なものを吐いていました。
ぽつーん
かたや僕は意外と余裕。確かに土臭かったですが、土は昔食ったことがあるので大丈夫でした。
雄叫び
俺 「勝ったぞ〜〜〜〜〜〜〜!!!」
ポッキーゲームに勝ち負けがあるのかは知りませんが、確かに僕は勝ちました。
感想を聞いてみましょう。
ビット「土の味がダメだった。っていうか『土の味がダメ』とか言ってる時点でおかしい。」
俺 「幼稚園の頃、砂食ってたことがあるので大丈夫でした。ごぼう自体は最悪。」
【結果】
あまり触れていなかったのですが、固さが化け物みたいで歯が欠けるかと思いました。
土の味などは個人差があるので、小さい頃から砂とか食ってた人なら平気だと思います。
平気だったところで。
【最後】
さあ、いよいよ最後の食材です!
カップルに多くの苦しみを与えるであおう、最後の食材はこちら!
『生わさび』です。
これはもはや最終手段と言っても過言ではないでしょう。
大体どうなるかが完全に予想できますが、とりあえずやってみましょう。
では、生わさびでポッキーゲーム・・・スタート!!
俺 「・・・・」
ビット「・・・・」
ガリッ
予想通りでした。地獄絵図です。
ビット「あえ。えぁ。あえぇ。」
俺 「る。」
【結果】
正直、爆発物かと思いました。『辛さ』というか『衝撃』が脳に直接届きます。
そして何故か胃が逆流し、頭も痛くなるし、口も鼻も使い物にならなくなりました。
とりあえず、こいつが最強です。化け物です。
と、いうことで! 今回の結論はこちら!
是非使いましょう。
その苦しみを乗り越えた後のキスは、きっと素晴らしいものになるはずです。
世のカップルのみなさん、お試しあれ。
普通のポッキーゲームなんかよりも、ずっと刺激的なものになりますよ。
あ、では最後に、せっかくなので普通のポッキーゲームもしてみましょうか。
ポッキー
まあ、散々あれだけ刺激的なポッキーゲームをしてきたのですから、今更感はありますが。
こんなものでは物足りなくなってしまいそうですけどね。
ぱく
俺 「・・・・・」
ビット「・・・・・あっ」
俺 「うまっ・・・・」
ビット「・・・甘くて美味しい・・・」
俺 「ずっとこのままでいたいね。」
ビット「そうですね。」
ビット「このまま、時間が止まればいいですね。」
俺 「うん。」
使用したにがうりはチャンプルに、長ネギとごぼうは豚汁にして美味しく頂き、わさびはすりおろして調味料として保存しました。