想像力を鍛えよう! 兄弟内 DE 粘土遊び!

こんにちは、ARuFaです。
8月も残りわずかだというのに残暑の残る今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今年は特に猛暑ですからね。夏の暑さにやられて、クーラーの効いた部屋でボーっとしている方もいらっしゃるかと思います。
しかしそれではいけません! 人は考えることをやめた時、初めて老いていくと言われています。
このままではあなたの思考力は低下し、最終的には一日中空を見上げて鳥の数を数えることしかできなくなってしまいます。
そうならないためにも、人は常に頭をフル回転させ、イマジネーション(想像力)を鍛える必要があるのではないかと僕は思うのです。
・・・それでは一体どのようにして、我々は想像力を鍛えればいいのか・・・。
これは自論ですが、僕はズバリ「粘土遊び」が効果的だと考えます。
 
買ってきた
自分の想像したものを、指先を巧みに使って形作るこの粘土遊び・・・脳が活性化しないはずがありません。
もしかしたら、我々が知らないだけで脳科学者は全員、毎日のように粘土をこねくり回して大興奮しているかもしれません。
ということで本日は、想像力を鍛えるために粘土遊びに挑戦したいと思います。
今回、そんな粘土遊びに挑戦するのは僕のだらしない兄弟たちです。
 
兄弟たち
ご覧ください。この絵に描いたようなダラけっぷりを。まさに今回の挑戦にピッタリと言えましょう。
こいつらに関しては頭の中に脳があるのかもよくわかりませんが、その場合には頭に粘土でも詰め込むので大丈夫です。
それでは早速、今回の粘土遊びに挑戦する僕の兄弟を、歳の低い順から紹介致します。
 
【次女】

中学1年生。多感なお年頃は粘土遊びにどう影響するのか。好きな体の部位は左金玉。
次女 「頑張ります。商品が金玉だったらもっと頑張れるんですけどね。」
 
【次男】

高校1年生。何を考えているのかわからない不思議系ボーイ。独特の世界観で相手を惑わせます。あと首元ダルンダルン過ぎ。
次男 「粘土遊びは久しぶりなので、楽しみです。」
 
【長女】

高校3年生。自称モテ系ピチピチガール。手先が器用なので今回の粘土遊びでは期待できます。
長女 「皆殺しにするつもりで挑みます。」
 
【長男(ARuFa)】

大学4年生。普段はコンクリートを粉砕することが趣味である程に元気だが、現在進行形で夏風邪をひいている。
ARuFa「夏風邪をひいてしまっていますが、さらに知恵熱を出すくらい想像力を働かせます。途中で死んだらごめんなさい。」
 
・・・以上が今回の挑戦者です。
改めて見てみると、よくもまあこんなにろくでもない奴等が集まったものです。早く脳を活性化させてあげなくては最終的には地蔵になってしまう恐れがあります。
それでは兄弟の紹介も終えたところで、今回の粘土遊びのルールをご説明致しましょう。
 
【粘土遊びルール】
1.お題にそった作品を、想像力を働かせて一人2作品製作する。
2.カンニングは禁止。(した場合は極刑)
3.作品を見せ合って、コメントを出す。
 
・・・非常にシンプルなルールですね。我が家のろくでもないクソ共にもわかってもらえたと思います。
そんでもって今回の作品のお題は、『いきもの』
生きているものなら何でもアリという、非常に自由度の高いお題です。
果たして、彼らからどのような作品が生まれるのか!?
それではまいりましょう! 粘土遊び、スタートです!
 
うおおお
さあ、スタートの合図と共に一斉に皆が粘土に群がります。まるで樹液に集まる虫のようでとても気持ち悪いなと思いました。
 
真剣
一通り粘土を選び終えると、それぞれ真剣に作品作りに没頭し始めました。
今の彼等の頭の中では、どのような『いきもの』を作ろうかと想像力が渦を巻いていることでしょう。
 

しばらくすると、先程までは死んだ魚のような目でボーッとしていた彼らの目にも、時間と共に輝きが戻り始めてきました。
やはり想像力を刺激することは、いつまでも若々しくいるためには必要不可欠な要素だったのでしょう。
ただ、他人の作品をカンニングしてしまうと極刑なので、くれぐれも他人の作品は目に入らないように注意しつつの作業です。
 
〜30分後〜
 

さあそして30分が経ち、全員が一人2作品の『いきもの』を作り終えました。
その場に居合わせた全員が、一仕事やり終えたような顔をしているのでよほどの自信作なのでしょう。
それでは早速、作った作品を発表してもらいましょう!
まずは次女の作品です。
 
【次女の作品】

次女 「1つ目はこれです。」
 
エリマキトカゲ

なんという事でしょう。一発目からとんでもない物に出くわしてしまいました。
これは何というか・・・エリマキトカゲというか、パーマを当ててる宇宙人にしか見えません。
もしくは、未開の孤島で独自に進化したサボテンのオバケですね。
あんぐりと開いた口は、今にも吸い込まれそうであり、どこを見ているのかわからない目が不気味な印象を受けます。
既にいる動物をここまで禍々しくできるとは、中学1年生なのに素晴らしい感性をお持ちのようで羨ましい限りです。
それでは、次女の2つ目の作品を発表してもらいましょう。
 

次女 「2つ目はこれです。」
 
『寝不足』

寝不足を生き物として捉えた独創的な作品です。
確かに8年くらいは寝てなさそうであり、さらに言えば何をしでかすかわからないという危険生物的な香りを感じます。
また、その色や表情、ポージング、雰囲気のどこを取っても「あ、寝不足だ。」とわかるのが凄い表現力です。
一目見ただけで「こいつとは一生関わりたくないな」というインパクトを相手に与えるのも、凄い素質です。
 
それでは、次は次男の作品を発表してもらいましょう。
 
【次男の作品】

次男 「2つとも自信作ですが。まずはこちらをご覧ください。」
 
『外国のあんまん』

化け物じゃねーか。
外国のあんまんっていうか、どちらかと言えばクッキーモンスター側の生き物じゃねーか。
次男にとって外国のあんまんは生き物なのでしょう。恐ろしいことです。
彼の独創的な発想は、こちらの予想の斜め上を行き過ぎて見えなくなってしまう事が多いのですが、これがいい例です。
こうなってくると、気になってくるのは2つ目の作品です。
さあ、次はいったいどんな次男ワールドを見せてくれるのでしょうか。
 

次男 「2つ目の作品はこちらです。」
 
『男女の愛』

なんだこれ。
え? 何? なになになに? ちょっと待って。
生き物じゃないでしょこれ。やっすいTシャツのデザインみたいになってんじゃん。何やってんのよ。
「生き物を作れ」と言われて『男女の愛』を作り上げた次男の精神状態たるや想像を絶しますが、あまり深く考えない方が良さそうです。
次男の恐ろしい一面を垣間見てしまったところで、早く次に行きましょう。おーこわ。
 
次は、長女の作品を発表してもらいましょう。
 
【長女の作品】

長女 「私が作った生き物はこれです。」
 
『病原菌』

びっくりした。うわってなっちゃった。物凄いインパクトです。
何ですかこのTHE・ウイルスみたいなデザインは。体に入ったら一撃ですよ。
しかもダメージを与えても、分裂して余計厄介なことになるパターンのヤツですよね。こいつ。
バナナの大きさからして30?くらいあるので、こいつが増殖したら人類は終わりだと思います。なんてもん作ってんだ。
それでは人類の危機について考えされられたところで、次の作品を発表してもらいましょう。
 

長女 「2つ目の作品はこちらです。」
 
『イケメン』

適当過ぎんだろ。
何この落差。病原菌に全力投球じゃん。
しかも頭から爪楊枝が突き出てるせいで、何かしらの儀式の生贄みたいになっています。
見かねた僕が長女に「どこがイケメンなの?」と聞くと、長女からは「え? ああ、ズボンがマーブルなところ」との返答。

ズボンかよ
マーブルだったところで。
むしろシャツがインされている上に、ズボンの位置が高すぎるのでダサいでしょこれ。
しかし、あまり長女にヤイヤイ言うと物理的な攻撃をされるので次に行きましょう。物理的な攻撃というのは、チョップの事です。
 
次は、僕ことARuFaの作品の発表です。
 
【ARuFaの作品】

ARuFa 「全て自信作です。ご覧ください。」
 
『船酔いレスラー』 

いかに屈強なレスラーも、船酔いには敵わない。そんな切なさを体現した生き物です。
ほうれん草のような色になってしまった顔色が、いかに船酔いをしているのかを物語っていますね。
ちなみに乳首が伸びているのは体質なので、船酔いとは関係ありません。ただ生まれつき乳首が伸びている人なだけです。
このレスラーは後に「倒すべきは相手のレスラーではない。真の敵は己の中(三半規管)にある。」という名言を残し、伝説となることでしょう。
それでは、2つ目の作品をご覧いただきましょう。
 

ARuFa 「2つ目の作品はこちらです。」
 
『土砂ブリ』

大きさは300m。空に浮かび、夕立を降らせるモンスター級の尻です。
「土砂降り」という天候を、生き物にしてみたらこんな感じになりました。
ええ。そうですね。反省しています。
 

・・・さあ、そんなこんなで兄弟全員の作品が出そろいました。
こうしてみると圧巻ですね。風邪をひいた時の夢のような光景です。
しかしどうでしょう。気付けば先程までボーっとしていた僕等の目はキラキラ輝き、頭はスッキリと冴えて、部屋は笑い声で溢れています。
やはり、粘土遊びは素晴らしい遊びなのだと再確認することができましたね。
これからも我が家では定期的に粘土遊びをし、想像力をメキメキ鍛えたいと思います。
皆さんも是非試してみてはいかがでしょうか!?
それでは、今日はこのへんで失礼いたします!
ではまた!
 
 
おまけ
長女の作った『病原菌』が、母親のケツで潰されました。

 

安らかに眠れ。