バイト

こんちは!
今日は僕の今やっている、プールの監視員のバイトのことを書こうかと思います。
プールの監視員と言っても、市民プールのような老若男女問わず色々な人が利用するプールではなく、
小学校のプールの監視員なのです。うわっほぃ!
ちなみに、僕の友達のウケ君も同じ場所で僕と一緒にバイトをしています。

では、早速今日のバイトのことを書こうかと思います。
小学校のプールは9時30分に開かれまして、僕達バイトはそれより前の8:30頃にはプールに居なければなりません。
と、いうことで、僕とウケ君は毎日8時頃に小学校の最寄り駅で待ち合わせします。
今のところ僕が3遅刻。ウケ君が0遅刻です。不思議!
そして今日もなんだかんだで遅刻していましました。2分だけですが。
毎朝、通勤快速という、会社に行く人のための特別な電車に乗って学校の最寄り駅まで行くのですが、
電車の中のスーツやシャツを着ているサラリーマンさんの中で、
Tシャツ、ジーパン、麦わら帽子という「オッス!オラ、今から海いくんだぞ!」スタイルは浮きに浮きます。
たまに、何も悪い事をしていないのに舌打ちをされます。ごめんなさい。
最寄駅に着いたら、近くのコンビニへ行きこの日のお弁当や飲み物を買います。
僕は交通費の関係上、昼飯や飲み物などに自由に使えるお金が20円だけなので、毎日苦労しています。
バイト1日目のときは、
俺 「よくよく考えてみたら、俺帰りの電車賃のこと考えたら20円しか余らないんだけど。」
ウケ「え?まじで?馬鹿じゃん。」
俺 「ちょ、え、ぬお、昼食はうまい棒2本にしろってかwwww」
ウケ「俺もそれ言おうと思ったwww買えよwwww」
俺 「お願いします。金貸してください。」
ウケ「えー、俺ビックリマンチョコ買うしー」
俺 「そこを何とか、ランバダ。」
と、頼み込み、お金を貸してもらったことも良い思い出です。
そんな思い出を思い出しながら、小学校へ向かい、結局8時20分頃到着。
僕らは毎回一番最初に現場に行くので、プールの鍵を開けなければなりません。
なので小学校の事務室へ行き、鍵を借りるのですが、
事務室の前の廊下の臭いが、個人的に苦手な臭いなので毎回朝っぱらから気を失いそうになります。
なんていうんですかね・・・自然的な科学臭というか・・・例えられません。
ウケ君は「しなちくの臭いだな。」と言っていました。
んで、事務室から鍵をもらい、プールの様々な場所の鍵を開きます。
入り口、更衣室、機械室・・・全部で3種類です。思った程少なくてなんかショックです。
その後、ウケ君と喋ったり踊ったりしていると、僕達以外のバイトのメンバーがプールに入ってきます。
 
プールのバイトのメンバーは、全員で4人でして、
俺、ウケ君、大学生の兄さん、筋肉質なおっちゃんの4人です。
名前を書くときが面倒なので、大学生の兄ちゃんは、「大さん」。
筋肉質なおっちゃんは、「筋ちゃん」と略しますね。
 
プールの監視員の仕事は、4つの役割がありまして、
「パトロール1」、「パトロール2」、「コントロールレスト」、「タワー」 というものがあります。
パトロール1は、プールサイドを蝶のように舞い、溺れている人が居ないかを見ます。
パトロール2も、パトロール1同様、ツバメのように繊細かつスピーディにプールサイドをパトロールします。
コントロールレストは、子供達にシャワーを出したり、けが人を治療します。まさにホーリーエルフ。
タワーは、天空高く伸びたタワーに乗り、頭上からプールで溺れている人が居ないかを見ます。
わかりやすく理解してもらうために、例えを色々書いたのですか、余計に意味わかりませんね。
 
んで、9時30分。午前の部のスタートです。
スタートと同時に子供達がなだれ込んできます。
この時ばかりはシャワーを出すホーリーエルフこと、コントロールレストの人は大変です。
シャワーが終わった子供達は、我先にとプールに走って入ろうとするので、それを注意します。
俺「プールサイドは走っちゃだめだよー!」
子「ばーか!!!」
てめぇ。
でもあれですね、元気がいいのはいいことです! どんどん遊んじゃってくださいよもう!
これ以降午前の部は、特に何事もなく終了したので省略します。
案外僕が小さい子から人気で嬉しかったですw 休む暇無く水をぶっかけられてました。
子 「あ!プールの先生だぁぁ!!みんなで水かけろー!!」
子達「おー!!」
俺 「ぐわー!お前らwwwwやめろwwwwwww」
子達「そぉい!そぉい!!そぉぉい!!」
俺 「ぬぶほわー!冷てwwwwwwお前ら、あっちで鬼ごっこしてこいwww」
子達「プールの中じゃ鬼ごっこできないよー!ばっかじゃないの!?」
俺 「え?お前達、水面も走れないの?俺が子供の時なんて毎日水面を走りながらの鬼ごっこや、かくれんぼ・・・」
子達「何ウソいってんの!?ばっかじゃないの!?おっさん!36歳!」
俺 「ノレよちくしょーwwwwwwww(泣き目)」
楽しかったです。
 
そして午前の部が終わったら子供達を家に帰し、僕達バイト組は掃除や昼食です。
昼食は母親がお弁当を作ってくれたので助かりました。ウケ君もお弁当でした。
大さんと、筋ちゃんは、外で食べ物を食ってくるようで、プールから居なくなってしまいます。
暇になったので、プールに入って遊んでいました。
ウケ「ハイィィいいいいいいいいいいいいい!!!!」
俺 「のっぽょぉおぉおおおおおおおおおおお!!!!!」
二人でビーチボールで水面バレーをしたり、水中ドッチボールをしたりしました。
途中からバリアや、自動追尾ボールなど、ウケ君の「オレルール」が発動して僕は滅多打ちでした。
仕返しにプールのホースを使って、ウケ君にもの凄い勢いの水を当てたのですが、
ウケ「気持ちいい・・・・・」
と、何かに目覚めてしまった時はどうしたものかと思いました。
その後は、水質検査などをしました。水中の塩素濃度を測ったりするあれです。
プールの水はすぐに汚くなってしまうもので、塩素という殺菌作用(?)のある薬を入れなくてはいけないのです。
カビ取りスプレーなどに使われているのも塩素ですね。
プール内の塩素が足りなくなると、塩素の錠剤のようなものをプールに撒かないといけないのです。
今回水質検査をした時、案の定塩素濃度が低かったので、塩素をプールに入れていました。
その時、軽い気持ちで塩素をなめてみたら、ものすごい刺激的な味がして舌が焼けるかと思いました。
 
そして午後の部がスタートです。
僕は午前の部と変わらず子供達から水をぶっかけられまくりました。
でも、嫌われるよかましですし、子供達にかまってもらった方がこちらとしても嬉しいのでよかったですw
その中でも、日本語ペラペラの小5くらいのイギリス人女の子が僕を物凄い勢いで責めてくるのですが、
ビート板で殴られたり、背中に正拳突きを入れられたり、もう「暴行」のレベルにまでいじめられました。
僕がタワーに上って監視をしていた時、その女の子とその子の友達らしき男の子達が来ました。
男の子「ねーえ!」
俺 「なにー!?」
男の子「今何歳ー!?」
俺 「17歳だよー!」
男の子「え!?嘘・・・・20代後半かと思った・・・」
女の子「わたしもーwww」
俺 「ちげーよ!!若いよ!!ぴっちぴちだよ!ピチピチピッチだよ!!」
男の子「おじさーん!」
俺 「お兄さんと呼びなさい!・・・むしろ胎児だよもう!」
女の子「おっさーん!」
男の子「じじいー!」
俺「ちょ、畜生wwwwww(泣き目)」
すると、どんどん子供達が寄ってきました。
子1「ねー、今彼女いるのー?」
俺 「居ないよ!」
子2「えー!嘘だー!!」
俺 「本当に居ないんだよー!」
子3「嘘だ嘘だー!」
俺 「すごい悲しくなっちゃうから何回も言わせないで! 男の子はデリケートなの!」
子2「17歳なのに彼女居ないのー!?」
俺 「俺も君くらいの時、大きくなれば彼女ができると思ってたよ!!!」
子4「居ないの!?」
俺 「このありさまだよ!」
その後、かぶっていた麦わら帽子を女の子やその友達に取られ、引きちぎられました。
どうすんだこれ。
俺 「馬鹿野郎wwwwwwwww(涙目)」
サンダルも取られ、ぶち壊されました。
くそう
俺 「お前等wwwwwwいい加減にしろこんちくしょうwwwww(涙目)」
女の子「あー、泣いてるー!」
子1 「あ!本当だ!だっせー!」
俺 「・・・・泣いてねーよ!(泣いてる)」
しょうがなかったので、壊されてからバイト終了まで東南アジアの偉い人のような格好で監視していました。
こんな感じでした。
小6くらいの子に「サンコンさんだー!」と言われて、少し笑いました。

小6の子がサンコンさんを知っていることに少し驚きました。
でも、帽子もサンダルも、100円ショップで買った物だったので全然大丈夫でした。
 
そして午後の部が終わり、子供達を家に帰した後で、掃除や片付けなどをして帰り支度をしました。
んで、帰ろうとしたときに、イギリス人の子と、その子担任の先生らしき人が僕に謝りに来ました。
先生「麦わら帽子、本当にすみませんでした!!」
俺 「え!?あ、全然いいんですよ!100円でしたし!」
先生「ほら、あんたも謝りなさい!」
女の子「・・・ごめんなさい。」
俺 「いいよいいよwww家に3000個くらいあるから! 気にすんなよ!」
先生「すみません・・・・」
俺 「いや、本当に100円で買ったんで、全然大丈夫ですよww」
先生「すみませんでした・・・では、頑張ってくださいね!」
女の子「じゃあねー」
俺 「明日も来てねー!」
女の子「いや、明日は無理なのよ、でかけるwww」
俺 「そうか!夏休み楽しめよ!!」
女の子「うん!」
なんかめっちゃいい子でした。
明日でバイトは終わってしまいます。
思えば物凄い短期間でしたが、子供達と楽しい時間を過ごせてとても楽しかったです!
明日も無事故であることを願いつつ、最後まで頑張って仕事をしたいと思います!
では、今日はこのへんで!
ではまた!