やたらでかい和田を作ろう!

こんちは!
僕の日記には、ルジョンド=和田というマスコットキャラがいまして。
こいつ
ノーマルな和田は、7cmくらいでフェルトという生地でできています。
以前、僕の日記の読者様の、さくさんが和田クッションを作ってくださったことがありまして、
こちら
そのクッションを見た瞬間に、僕の創作意欲がとても刺激されまして、
俺もでかい和田を産みたい! と、思いました。
実は、和田を作るには2種類の方法がありまして・・・
1つ目は、布や糸などの材料を飲み込み、三日三晩踊り続け、肛門から和田を産み出す方法。
2つ目は、元の大きさよりも型紙を大きくして作る。
と、いう作り方があります。
1つ目は時間よ必要とする上、成功する確率が9億万兆に1回なので確実ではありません。
しかも、ほぼうんこになります。
なので今回は2つ目の方法で作っていきたいと思います。
では、どうぞ!
  
 
 
1.材料をそろえる
今回、やたらでかい和田を作るために用意するものはこちらです。

Tシャツ、フェルト、綿です。全て100円ショップで買うことができます。
針、糸、ミシンなど、基本的なものは省略させていただいております。
それと後々、色々なアイテム。業界用語で言う「色テム」が登場しますが、
色テムは用意してもしなくても完成しますので、気にしないでください。
明らかに失敗しちゃった髪型の友達の頭くらい気にしないであげてくださいね。可哀想なので。
(手順の番号に( )が付いているのは飛ばしていただいてもかまいません。)
 
 
2.下準備をする
何事も下準備は重要です。
料理にも下準備が必要ですし、手品にも必要です。我々人間が生まれる時でさえ、なんやかんやな下準備があります。

まず、この買ってきた新品のTシャツを、
ぬおおおお
狂気的に切り刻みましょう。
狂気的に切り刻むと、ちょうど良くこんな感じにTシャツが切れているはずです。

1枚のTシャツから袖パーツが2つ。大きい布パーツが2つ(腹側、背中側)が切れるはずです。
こちらを、和田作りの「布」として使用します。
ちなみに袖パーツは和田の制作に必要ありません。
余った袖パーツは、エコのため、今晩のお味噌汁の具か、新しいファッションの追求に役立ててくださいね。
ほんの一例
これで下準備は終わりです。余計なことをしなければ3分くらいで済みます。
 
 
 
3.和田の体部分型紙を作る。
型紙とは、布をキレイに切るために使う紙のことです。簡単に言うと「型の紙」です。まんまです。
やたらでかい和田を作るには、やたらでかい型紙が必要です。
まずは、家の中から、「大きくて丸い形の物」を探してください。
例:帽子
この丸い物で型紙を作るため、この丸い物の大きさが和田の大きさになると考えてください。
丸い物を髪の上に置き、丸い物のふちに沿って鉛筆で線を描き、それにそってはさみで切ります。
すると、まん丸な型紙ができると思うので、その丸の中心より下らへんを横に切ってください。
僕には文才が無いので、写真で見てもらった方がいいですね。
こういう形に。
こういう形にしてください。
型紙が2枚あるのは、1枚を少し小さめに作ってしまったため、新しく作り直したからです。
和田の身体の型紙は1枚で十分なので安心してください。(何かを)
 
 
 
3.体の型紙を布に写す。そして切る。
型紙の形を布に写す作業です
型紙に合わせて布に鉛筆や、チャコペン(布用ペン)で型紙の形を布に写してください。
この時、スケベな感じで「ふひ・・・・ぶひょ・・・」と言いながら写すと、何故だか興奮します。
写しましたら、その線よりも1cm大きく布を切ってください。
こんな感じに。
理由は後でわかるので、このように切ってください。
すると、こんな感じの布が出来上がるかと思います。

そうしましたら、これをもう1セット作ってください。
 
すると、切れ端が余るかと思うのですが、

この切れ端はもう必要ないので、捨てるか、今晩のおかずか、新しいファッションの研究に使ってください。
YES
いい感じに捕まるか捕まらないかの境界線のようなファッションですね。
 
 
 
4.顔のパーツの型紙を作る。
まず、体の型紙を用意してください。
よういしたら、顔の型紙に、実際に和田の顔を鉛筆で軽く書き込んでみましょう。
こんな感じに
見本といいますか、ノーマルな和田はこちらなので参考にしてくださいね。

和田の顔を書き込んだら、その線をマジックやなんかで太くしていき、はさみで切りましょう。
顔の型紙の完成です。

目や、まゆ、鼻は、反転してもう一つできるので、1つで大丈夫です。
いやらしい顔
いやらしい顔の和田も、この型紙を並び替えるだけでできます。
 
 
 
5.顔のパーツの型紙を布に写す。そして切る。
顔のパーツの型紙が完成したら、それを布に写しましょう。
どーんと
型紙の通りに写したら、切りましょう。
顔パーツの完成系がこちら。

パーツの並べ方なんてどうでもいいのですが、こうなったら顔パーツの完成です。
 
 
(5).芯地を貼る。
こちらは、別にやらんでもいいので、飛ばしてくださっても結構です。
芯地という丈夫な布を、体部分の生地の裏に貼る作業です。
アイロンで付きます。
芯地を裏に貼る事によって、布の耐久性が高くなり、伸びにくくなります。
別にやらなくても、完成はしますので大丈夫です。
 
 
6.体部分の布を縫う。
ついに縫います。やっぱり布は縫わないといけませんね。
と、いうことで、体部分の布を縫います。
体部分の布の表になる部分と表になる部分をくっつけるように重ねます。
そして、型紙の時に書いた線の上を縫います。
縫うときは下の図のように塗ってください。

赤の斜線の部分はまだ縫っちゃだめです。縫うとこの日一番の後悔をすることになります。
縫います。
無事縫えたら、まだ縫って無い所から手を突っ込んで、布を裏返します。
そうすることによって、さっきまで裏側にあった「表面」が表に来ます。
ものっすごいわかりにくい説明ですみません。
最終的に
こうなります。

 
 
 
(6).寄ってきた犬をなでます。
暑いなちくしょう
なでてあげないと、ずっと隣にいて暑いので、かまってあげましょう。
 
 
 
7.綿を入れます。
まだ縫っていない所から綿を入れましょう。
親の仇のごとく突っ込んでしまうと、パンパンになってしまうので、あまり興奮せずに入れましょう。
グイグイ
「綿」はぬいぐるみで言う「臓物」のようなものです。ははは、嫌な例えですね。ははは。
程よく入れましょう。
 
 
 
(7).ペレットを入れる。
和田の足(?)部分にペレットを入れると、和田が自立するようになります。
ペレットというのは、重みのあるビーズのようなものです。
そのペレットを、袋に入れて、和田の体内へ入れてあげましょう。
脱腸
ちなみにペレットが家に無い場合は、何でもいいので乾いていて安全で重い物を入れてあげましょう。
僕も今回、ペレットが見あたらなかったので、猫トイレの砂を入れました。
よろしく!
いい感じの重さでちょうど良かったです。
 
 
 
8.和田の顔を付ける
和田の顔を付けます。
顔はとても大事な部分です。命と言っても過言ではありません。
そんな大事な顔を付けるという大仕事を前にして緊張してはいけませんよ。
緊張してうっかり間違えたりしてしまったら大変です。
貼り付ける前の顔パーツである程度遊んで、気をほぐしましょう。
中国和田
まだ縫っていない所を利用して、
ここ
やたら腹の立つ和田も作れます。
うっぜー
死ねばいいのに。
 
さあ!気を落ち着かせたら、顔を貼り付けましょう!
顔パーツはボンドで貼ります。失敗は許されないので慎重に行きましょう!
真剣に
 
そして顔パーツを付け終わったら、ミシンで縫わなかった場所を縫いましょう。

ここばっかりは、手で縫いましょう。母親のお姉さまにやってもらいました。
 
顔を貼り付け、ミシンで縫っていない所を縫った状態がこちら!
でーん!
 
 
 
9.猫で癒される
マメさん(新登場)
顔を貼り付ける作業で結構神経を使ってしまったかと思います。
このタイミングで癒し損なうと、ぶっ倒れてしまうかもしれませんので大変危険です。
 
 
 
10.完成!!
そして完成です!!
やたらでかい
ノーマルな和田を比べるとこんな感じです。やたらでかいですね。
何倍かわかりませんが、やたらでかいですね。ううーキモイ!
こういうのは、完成した瞬間が本当に嬉しいんですよね! 完成した瞬間大喜びしてしまいましたよもう。
わーい
わーい
嬉しかったです。
 
 
・・・はい、和田の作り方はこんな感じです!
ちょっと説明が難しい部分があったので、わからないところがあったらメールをしていただけると嬉しいですw
メール →  arufa-421@hotmail.co.jp
身近な裁縫が得意な人に聞くのもいいかもしれませんね。
僕は、母の姉が洋服関係の仕事をしているので、色々手伝ってもらいました。正直ミシンは全部母姉です。感謝!
結構作るのは大変かと思いますが、もし作ってくださった方がいらっしゃったら、よかったら連絡をくださると嬉しいですw
そして、アイディアをくださったさくさん。ありがとうございました!!
では、今日はこのへんで!
やたらでかい和田の制作時間が5時間。この記事を書くのに3時間・・・大変でした・・・・
ではまた!