ドキドキ美容室

こんちは!
実は昨日、人生上2回目の美容室に友達と行ってきました。
初めて美容室に行ったのは、小学3年生くらいの頃に母の姉に連れて行ってもらった時で、
それから9年間は美容室に行かず、母の姉に髪の毛を切ってもらっていました。
そんな9年ぶりの美容室は、それはもうドキドキで・・・緊張のあまり吐きそうになりました。
 
では、そんな美容院へ行った時のレポを書いていこうかと思います。
 
 
8月20日
この日は、前々から友達のシモ君と一緒に美容室へ行こうと決めていた日でした。
今回行く予定の美容室は、シモ君が普段通っている美容室です。 僕は初めて。
つまり僕の心境は、友達のA君と一緒に、A君の友達で僕とは面識の無いB君の家に、行って遊ぶようなものです。
大体の場合はローカルネタや、
A「あいつ覚えてる!? ほら!小学校の時6年4組だった、山田!!」
B「覚えてる覚えてるwww 信号機の上でうんこ漏らしたんだよなwwwww」
A「そうそうwwww ロンラマクロマッチェwwwww」
などと、A君とB君が僕の知らない話題で盛り上がり、僕は一人で漫画を読んでいたりしちゃうんですよね。
あの孤独感・・・、美容室に入る前はそんな気持ちでした。
しかも今回は予約をしていません。 わお。
9年ぶりの美容室なので、どうすりゃいいのかとネットで検索してみたのですが、
「予約は絶対した方がいい」って書いてあったんですよね。 なんか嫌な顔をされるとか。
わかりやすく言うならば、友達のA君と一緒に、僕とは面識の無いB君の家に約束無しで押しかけるみたいな感じです。
んで、B君が昼飯を食いながら玄関から顔をのぞかせるみたいな感じですね。連絡しろよみたいな。
そんな感じで、美容室の人に申し訳ないなと思いながら僕らは入店。
俺 「こんにちはー」
店 「いらっしゃいませー!」
俺 「!!?」
焼肉店的なノリに驚きました。
俺 「あの・・・予約していないんですけど、『スクールカット』とかお願いできますか?」
店員「あ、大丈夫ですよー」
俺 「そうですか。よかった・・・」
てっきり『細切れにするぞ』みたいな言葉を言われると思っていたので安心しました。

店員「2人同時に切るのはちょっと無理なので、1人ずつでもいいですか?」
俺 「どうする?」
シモ「お前先行けよwwwwww」
俺 「じゃあ、ちょっとイケメンになってくるわ。」
と、いうことで僕が先に髪の毛を切ってもらうことに。
改めて店内を見渡すと本当におしゃれで、自分がこの空間にいるのが恥ずかしくなりました。
葬式にバレエの衣装で行っちゃったみたいな感じですね。
店員さんに案内され、僕は椅子に座りました。 目の前に鏡があったので少し憂鬱になりました。
少し待つと、女の店員さんがこちらにやってきました。 この人が僕の髪を切ってくれるそうです。
ちなみに髪の毛を切る前の僕はこんな感じでした。
やってらんない
とんでもヘアーでした。
 
店員「今日はどんな感じに切るの?」
俺 「あ、実は紙を持ってきてるんです。」
事前に髪型を決めておくといいらしいと聞いていたので、僕はネットから持ってきた画像を店員さんに渡しました。
店員「オッケー、こんな感じね。」
俺 「顔もこの画像のモデルみたいにイケメンになれればいいんですけどね!」
店員「ですね。」
俺 「・・・・・・」
第一印象を決める僕の渾身のギャグは、納得されてしまいました。
でも、この時は店員さんは髪型の画像を見ていて僕の声が届いていなかったらしく、
もう一度同じ事を言ってみると、店員さんは笑ってくれました。
俺 「顔もこの画像のモデルさんみたいにイケメンになれればいいんですけどねwwwww」
店員「ですねwwwwwwww」
結局納得されましたけどね。
紙を切っている時は、店員さんがちょくちょく話しかけてくれたので結構楽しかったです。
 
店員「昨日は何かしてたの?」
俺 「昨日は、鼻毛がコゲました。」
店員「なんでwwwwwwwwwwwwwwww」
俺 「ガスコンロの調子が悪くて、のぞき込んだんですけど、いきなり火がついちゃって・・・」
店員「ボワっと?」
俺 「色々な物の匂いを嗅いでも、全部鼻毛がこげた臭いなんですよね。」
店員「晩御飯とかもかwwwww」
俺 「味覚って、鼻が結構大事みたいで、鼻毛味のご飯だったような気がしました。」
店員「確かにwwwwwwww」
その後も、小6の時にガスバーナーで鼻毛をこがした話をしたりして、時間は過ぎていきました。
髪は、結構ジョキジョキ切られたのでちょっとビックリしましたね。
もう本当にザクザクと迷い無く切られてしまうので、あせりました。
 
一通り髪を切ってもらうと、今度はシャンプーをしてもらうことに。
女店員「じゃあ、流しおねがいしまーす」
男店員「はい。」
髪を切ってくれた女の店員さんが、男の店員にバトンタッチしました。
僕の髪を流してくれた男の店員は、イケイケの今風チャラチャラボーイでした。
男 「サッパリしたね☆」
俺 「そうですねw 結構切ってもらったんでwwww」
男 「・・・・・・・」
俺 「・・・・?」
男 「これからどっか行くの?☆」
俺 「この後はとくに決めてないんですけど、カラオケとかですかねwww」
男 「・・・・・」
俺 「??」
聞いてくる事がテンプレでした。 そして広げてくれなかったので寂しかったです。
でも、会話に慣れてくると、男の店員さんの方から色々な話をしてくれました。
シャンプーの時は、顔の上に水がはねたりしないように布をかぶせるのですが、
僕が会話中に笑ってしまった拍子に、顔に乗っている布が鼻息で吹っ飛んでしまい、
頭を洗ってくれている店員さんの肩に乗ったときは、ちょっと面白すぎました。
俺 「あ、すいませ・・・ん・・・」
男 「大丈夫っすよwwwwwwwwwwww」
笑わないように必死に唇を噛んでいました。
そしてシャンプーが終わり、ワックスで髪をセットしてもらった後、終了しました。
僕は、髪にワックスをつけるのがとても嫌いでして、
あんなにベタベタするものを、わざわざ自分の髪に塗りたくるというのが理解できないんですよね。
そんな感じの事を店員さんに言い、ワックスをつけるのをやめてもらおうと思ったのですが、
店員「あ、そうなんですかwww わかりました! じゃ、今からワックスでセットしますねー」
俺 「ちょ・・・」
わかっていませんでした。
んで、店員さんにベタつかないワックスのつけ方などを教えてもらい、僕は待合室へ。
店員「友達のカットを待ってる間に、コーヒーとか飲む?」
俺 「え、いいんですか!? 」
店員「コーヒー、紅茶どっちがいい?」
俺 「じゃあ紅茶で。」
店員「オッケー、○○さーん!(別の店員)、お客様にコーヒーお持ちしてー!」
オッケーじゃありませんでした。 もう聞き間違いなのか意地悪なのかがわかりません。
 
今度は、シモ君が髪を切り始めました。
時計を見ると、僕が1時間半も髪を切っていたことを始めて知りました。
会話をしていると、時間は結構早く経つもんなんですね。
が、今度の僕は待つ番です。
待合室の本棚にあるヘアカタログを見ても、もうカットした後なので、後の祭りもいいとこです。
暇を持て余し、子供の客用の「ウォーリーを探せ」を読んでいました。
前に読んだ客が、ウォーリーの上に爪で跡をつけていたのですぐ見つかってつまらなかったです。
そんな僕を見かねたのか、シャンプーをしてくれた男の店員が話しかけてくれました。
男 「どうもー」
俺 「あ、さっきはありがとうございました!」
男 「暇っしょ!?」
俺 「ウォーリーめっちゃ面白いですwwwwwww」
男 「○○(俺)君ってさ、」
俺 「はい。」
男 「彼女いるの?」
ついに聞かれてしまいました。禁断の言葉を。
彼女ができないから9年ぶりの美容室に来たというのになんて残酷な質問なのでしょう。
 
俺 「彼女ですか?・・・いますよ!」
しかも、嘘をついてしまいました。
男 「うぇっへwwwwwマジっすかwwwwww どんな感じの女の子なんすか?wwww」
もう後には戻れません。
観念した僕は、どうせなら嘘を嘘で固めてしまうことに。
男 「ねえ!! どんな人なんすかwwwwww」
俺 「えっとー・・・・天然系とー・・・」
男 「・・・天然系『と』!? 『と』ってなんなんすかwwwwww」
俺 「実は・・・・・・」
男 「はいwwwwwwwww」
俺 「彼女が3人いるんですよ!」
男 「まじっすかーwwwwwwwヒャーwwwwwwww」
俺 「その3人は、 天然。 高飛車。 エロエロ。の3人なんですよ。」
男 「両手に花じゃないですかwwwwwwwwイケイケですねwwwwwww」
なんですかその設定。アホ丸出しじゃないですか。
 
男 「いやぁ、でも確かに○○さん(俺)は、モテてるだろうなぁ。って思ってましたよwwww」
絶対思ってませんよね。 嘘の応酬です。
俺 「この前、ちょっとした事件があって・・・・」
男 「どうしたんすか?」
俺 「この前『エロエロ』と一緒にホテル街を歩いていたんです・・・」
男 「イケイケっすねwwwwwwwwエロエロっすねwwwwwww」
俺 「そして、ふと遠くを見ると、遠くに見覚えのある顔が・・・・」
男 「え!?まさか・・・」
俺 「そう、『天然ちゃん』が、他の男とホテルから出てきたんですよ!」
男 「ウッヒョwwwwww修羅場ですねwwwwww」
俺 「でも俺は、『天然だからゲームセンターと間違えちゃったんだ』と、許してあげましたよ。」
男 「器大きいですねwwwwwだからモテモテなんスねwwwwww」
俺 「まかせてくださいよもう☆」
死にたくなりました。
 
そんな感じで喋るたびに心が傷つく会話をしていると、シモ君のカットが終わりました。
シモ「うお、誰!?」
俺 「お前はいつもの髪型だな!」
僕は結構髪を切ったので、感じが変わったとシモ君が言っていました。
んで、お会計をして家に帰りました。
 
9年ぶりの美容室は、緊張しましたが結構楽しかったです!
ちなみに髪型は、こんな感じになりました。
 
切る前がこんな感じの毒キノコで、

 
切った後はこんな感じになりました。

正直、やっぱりまだワックスが気持ち悪いので、ワックスはつけないかと思います。
結局はまたいつものあの髪型がそのまま短くなったみたいな感じかと。
今回、改めて美容室デビューをした僕ですが、多分次からはまた母の姉に切ってもらうかもしれません><
お金の関係上、今月は厳しくなりそうなんですよねwww
ですが、思ったよりも気楽な感じで髪を切ってくれたので、
美容室になんとなく抵抗があってまだ行っていない方に今回の記事を読んでいただけたら嬉しいですwww
では、今日はこのへんで!
ではまた!