お腹が減ったら夏の味

 
注意:今日の記事には人によっては不快な気分になる写真があります。
平たく言えば虫を食っているので、そういうのが苦手な方はお手数ですがブラウザの「戻る」をクリックしてください。
見た後の苦情とか勘弁してくださいね。うふふ。

 
 
 
 
こんちは!
警告文から記事をスタートさせるのは久しぶりで、何故だか新鮮です!
さて、8月も終わり季節は夏から秋にかけて動こうとしています。
が、まだまだ気温は暑く、『まだ夏なんだなぁ』と思うこともしばしば。
そして、夏というのは最もダイエットのできない季節・・・もっとも太りやすい季節なんだそうです。
僕もなんだかお腹が減ってきました。 軽く何かを食べたい気分です。
ぐぅ
が、不幸なことにここは商店街でもフードコートでもなく・・・公園。
何故
まあ、休日の昼に一人で何をするでもなく公園にいるのもどこか不思議な感じがするのですが、問題はそこではありません。
問題は、今ここに食べ物が無いということです。
早くしないと! 早く何かを食べないと僕はアスファルトでも何でも食ってしまいそうです。
なんでもいいから食べたい・・・。そう思っていた僕の耳にどこからともなくセミの鳴き声が聞こえてきました。
実際、公園に入ってからぶっ続けで聞こえていたのですが、僕の耳にはフェードインしてきたように聞こえたのです。
俺 「・・・・・・セミ食いたい。」
いつのまにか僕は、無性に夏の風物詩である『セミ』を食べたくなっていました。
じゅるり
夏になると絶対に聞くあの鳴き声・・・さぞかし夏のような味がするに違いありません。
いてもたってもいられなくなった僕は、元々持っていた虫捕りアミと虫かごを持って公園を駆け回っていました。
俺 「セミ!!セミ!!!!!」
家族連れの方も僕を応援してくれていました。
 
高い所にいるセミも、今の僕にはかないません。

うおおお
お、お、お
バサッ
ゲッチュ
ギャラリーからは拍手を頂きました。
 
途中、中学生のカップルが僕に話しかけてきたのですが、
中男「あのぉー、何やってんスかぁ?」
中女「ちょっとぉー、何聞いてんのぉ(爆   超ウケる(ヮラ」
俺 「セミ捕りだよ。」
中男「いい年して何してるんスかwwwwウケラーwwww」
中女「何でセミ取ってんのぉ?(藁 」
俺 「食べるため。」
中女「え・・・」
中男「え!?」
俺 「食べるの。セミ。」
中男「え!?・・・まじで・・・?」
俺 「オレ セミ クウ ! オマエ セミ クウカ !? クウカ !!!」
中男「うわああああ」
中女「こわkfsっだっう」
ごめんね。
 
 
さて、30分頑張って、10匹程セミを捕った僕ですが、
うっかり写真を撮ろうとして蓋を開けたら8匹程逃がしてしまいました。ガッテム。
結果、2匹のセミが残り、僕はその2匹を食べてみる事に。
 
〜ここからセミ登場です〜 
 
 
 
よろしく
調理法は、熱湯でさっと茹で、羽を取り、片栗粉をまぶし、油であげるというシンプル感じにしました。
やっぱりセミ本来の味を楽しみたいですからね。
ジュワアアアア
 
こんがり
茹でた時は、豆を茹でた時のような香りで食欲をそそられました。
それにしても、油に入れたときの油のはね具合には驚きました。
ドボァアアア
 
そんなこんなで完成したのがこちらです。
完成品
醤油につけて食べてみる事にしました。 ドキドキします。
それでは、はじめてのセミ料理をいただきます!
いただきます
 
いただきます。
ぱく
熱い
俺 「ひ ぃぃン」
死ぬほど熱かったです。
 
少し覚ましてから改めて食べてみると、
ボリボリ
痛い
噛むとわかるのですが、結構足が口にささります。
ボリゴリ
ゴクン
飲み込むときも少し痛いです。
そして、肝心の味はというと・・・・
 
 
最高!
馬鹿うま
めちゃくちゃ美味しかったです!
例えるのなら・・・エビというか、カニというか、その辺の味です。 エビチリっぽくしたら絶対美味い。
中身はスカスカだと思っていたのですが、意外とジューシーで、最高でした。
ついつい二個目に手が伸びます。
 
ぱくり
バリバリ
美味い!
やはり最高でした。 これは他の人にも是非オススメしたいくらいです。
今度から、常に油と片栗粉を持ち歩いて、小腹が空いたらセミを食いたいくらいですよ。
 
  
・・・?

足だ。
足が突き刺さるのが少々気になりますが、とても美味しかったです。
 
調べてみると、沖縄の方では普通に食べるそうだそうです。
今度、本場のセミを食べに行きたいです><
キャー
階段をまた一つ登った気がして嬉しかったです。
そして難なく完食。
 
もし、興味がある方は是非食べてみてはいかがでしょうか?
ただし、油とか足には気をつけてくださいね! そこまで責任取れないので!
終わっていく夏を味わえてよかったです。
では、今日はこのへんで失礼します!
ではまた!