辛い と 甘い

こんちは!
味覚・・・それは、人間が生きていく上でとても重要なものです。
三大欲求の一つである『食』を楽しむためにも必要不可欠ですし、
一生、味がない食べ物をお腹いっぱい食べ続けるだなんて、我慢できません。
さて、その味覚ですが、色でいう黒と白のように相反する味があります。
それは、『甘い』と『辛い』です。
この関係はまさに、陰と陽、赤と青、裏表、山田君と川田ちゃん・・・そのくらいに違うのです。
 
そんな『甘さ』と『辛さ』。
今日はそんな両極端な2つの食材を用意したので、実験をしてみたいと思います。
題して、『甘さと辛さどちらが強いの選手権!』です。
まあ、選手が2人しかいない選手権もどうかと思いますが、一応やってみたいと思います。
まずは、甘さ代表。 ハチミツ選手の登場です。
 
ハニー
このハチミツ、実は一般的なチューブやビンのハチミツではなく、

蜂の巣がそのままぶち込んであるのです。 これは蜂だけにビーっくりですね。 はいはい。
まずは、比較のためにこの甘いハチミツを食べてみます。
巣ごと食べるそうです。
いただきます
・・・
おぅ。
ぐったりする程の甘さでした。 
普通のハチミツよりもいくぶんか甘さが増しているというか、喉がウェ゛ーってなる味でした。
ですが、多分紅茶とかに入れたら美味しいに違いありませんね。
 
次は、辛さ代表。 唐辛子選手の入場です。
島の
ちなみにこちらも普通の唐辛子ではなく、『島唐辛子コーレーグース)』という唐辛子です。
こちら
調べた結果、この島唐辛子は、普通の唐辛子よりも辛さが5倍〜10倍あるそうです。10だったら100みたいな。
ちなみに前に沖縄に行ったときに一粒食べたのですが、口の中が爆発したのかと思うくらいの辛さでした。
この島唐辛子、一粒だけでもこんな感じになってしまいます。
目の前でせんべいを食べていた長女にあげてみました。
はい
俺 「そのせんべいより、こっちのせんべいの方が美味しいよ。」
長女「え?ほんと?ありがとう!」
パク
俺 「思いっきり奥歯で噛むと、味が広がるんだよ。」
長女「へぇー・・・・」
もぐもぐ
もぐもぐ
もぐもぐ
!!?
長女「パゴォオオン!!!!」
凄まじい威力だったそうです。
 
今回は、島唐辛子を食べ、その後にハチミツを食べてみようと思います。
ハチミツを食べた後に、辛さが残れば『辛さ』の勝利、
ハチミツを食べた後に、ハチミツの甘さが残れば『甘さ』の勝利です。
 
それでは、早速検証を開始してみましょう!

 
まずは、唐辛子の10倍程の辛さを誇る島唐辛子を、口いっぱいにほお張り、食べます。
ずざざざ
この時、唐辛子が鼻に入ってしまい、早くも死にそうに。
一応、5分の4以上は口に入りました。
うひょー
ちなみに、この時点ではそこまで辛くありません。
では、これをふんだんに噛み砕き、味わって飲み込みます。
もりもり
もりも・・・
・・・
やばい
俺 「フシューッ! フシューッ!!」
相当やばい
俺 「シュゥウウウ!! フッ・・・フシュゥウウ・・・・」
この時、僕の口の中では小さなテロが起こっていました。
脂汗がダラダラと出て、鼻水が滝のように出ます。
では、これを飲み込んでみます。
・・・?
しゃばだ
頑張って飲み込もうとしたのですが、口に物があんなに入っている状態で物をのみ込むのは初めてだったので、
気管に唐辛子が入ってしまい、食道の中では隅田川の花火大会よろしくのような感じになっていました。
死にかけ
 
たとえ死にかけでも検証は進みます。
次はこの炎上中の口の中に、ハチミツという命綱を投入します。
これで、辛さが消えて甘さが残れば、『甘さ』の勝ちなのですが、
Time is LIFE
俺 「い゛・・・ただき・・・ま・・・ず!」
 
ザクリ
パク
・・・
!?
俺 「おお!! 甘い!! 甘いぞ!!凄い甘い!!」
甘い!
なんと、ハチミツを食べると口いっぱいに広がる辛さをさえぎり、ハチミツの味が広がりました!
口に入れた瞬間に、口の中をさわやかな蜜の香りが駆け抜けました。
が、
俺 「これはいける!甘い! これは『甘さ』の勝t―――
!!!!!!!
そんな夢物語も一炊の夢。 すぐに爆弾のような辛さが口や喉を襲いました。
イスから落ちた
そりゃ椅子からも落ちるってもんですよ。
死ぬ
 
水!!
予想外の『辛さ』の勝利に驚いた僕ですが、ぬかりはありません。
こんなときの為にコップに水を入れた物を用意しておいたのです。
俺 「水!!・・・み・・・・水!!早く!!!!早く!!!!」
すると、長女が急いで水を持ってきてくれました。
長女「はい!!!」
俺 「ありがとう!!!」
唐辛子入り 
用意していた水には、長女の手によって唐辛子が投入されていました。
やかましいわ
 
が、それでも水には変わりないので、背に腹は変えられず。僕は水を飲みました。
ゴク・・・
・・・

劇物でした。
 
我慢の限界に達した僕は、自分でこぼした水でスっ転びながらも、急いで台所へ。
凄い痛かった。
 
そして、氷を食べたり歯を磨いたり、水の飲んだりしても30分程は辛みが治まることはありませんでした。
止まらぬ唾液
 
結果
『甘さ』よりも『辛さ』の方が強い。
これで落ち着きました。
やはり、身を持って体験しましたが、あの辛さは大変です。 沖縄って凄い。

ちなみに、吐き出してしまったりした唐辛子は、ペペロンチーノに入れて食べました。辛すぎて泣きました。
 
みなさんは、辛い食べ物を食べる際は十分に注意して食べてくださいね!
それでは! 今日はこのへんで!
ではまた!