豆以外で鬼を退治しよう!

 
どうもこんにちは、鬼塚だ。
 
おひさ
 
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鬼塚さんとは→ 『ARuFaの日記』のベテランキャラ。節分近くになると出没する。
ドMなのでは?という噂もあるが、断じてそんなことはない。ほんとに。本当だって。
去年の鬼塚さん
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みなさん、節分の日はしっかりと豆をまいただろうか。
室内で豆をまき、鬼(厄)を払うこの行為だが、私は最近こう思うようになってきた。
「豆まきの風習が人々から忘れられてきている」と・・・!
正直のところ、このブログの読者の方にも、
「あっ、いけね! 今日節分じゃん! でも、豆を買うのも面倒だし・・・」
と、いう節分を過ごした方もいるのではないだろうか。
このブログの管理人のARuFaも、節分当日は豆もまかずにカラオケに行っていたそうだ。とんだクソ野郎、いや、うんこ野郎だ。
なぜ、こんなにも「豆まき」という行為が廃れてしまったのか・・・
私が考えるにそれは、
「『豆』をまくことが面倒」だからではないだろうか。
 
節分当日、今日が節分だということに気付いても、スーパーに行って豆まき用の豆を買ってくることは面倒だし、豆をまいたら片付けなくてはいけない。
その結果、「面倒だから」という理由で『豆まき』が廃れていっているのだ。
 
このままでは『節分』が、『豆まき』が! そして『鬼』が消えてしまう!
と、いうことで私は、「豆以外にも鬼を追い払えるような物」を考え、それを試すことにした。
もしも、一般家庭にあるもので豆以外にも、投げつけさえすれば鬼を追い払えるものがあったとしたら、手軽に鬼を追い払うことができ節分も手軽にできるというものだ。
候補はいくつか用意したので、早速実験してみよう! もちろん実験台はこの私だ!
 
 
 
【味噌】

 
味噌はもともと豆まき用の豆である「大豆」で出来ている。
つまり、大豆が嫌いな鬼は、味噌でも追い払えるのではないか、ということである。
よくアニメとかで、ドラキュラのキャラがニンニク入りのペペロンチーノを食べて気絶とかしちゃうじゃないですか。アレです、アレ。
では、早速試してみよう。
ちなみに撮影協力は、私の後輩であるビット君に頼んだ。いつもありがとう。今度豆とかおごります。
 
 

俺  「うおぉおーーー鬼でっせーーーーーー!!!」
ビット「ヒィイー!!」
 
そう言うと、ビット君は味噌を手に取り、私に投げつけた。
 

ビット「鬼は外ーー!!!」
 

ベッ
 
俺  「・・・・・・・・・・」
ビット「・・・・・・・・」
 

俺  「・・・・・・・・・」
ビット「・・・・・・・・・」
 

なんだろう、すごく落ち込んだ。
味噌の独特の香りと、あの感触。 そしてひんやりとした冷たさ。
全てが合わさって、人間の負の感情が押し寄せてくる。 あっ、人間じゃなくて鬼の! 鬼の負の感情!
こんな攻撃では、鬼は人恋しくなってしまい家から出ていかないだろう。失敗だ。
しかし、これは言うならば「サワリ」。 他にもいいものは用意している!
 
 
 
【納豆】

こちらも味噌と同じ原理。 納豆も大豆からできている。
はたして納豆のネバネバは、鬼を退治することができるのだろうか。
では早速!
 
 

俺  「寝てるけど、鬼だぞウッホッホ!!!」
ビット「わー! 鬼は外ーー!!!」
 
ヌドゥル
ベチョ
俺 「ヒッ・・・・・」
 
・・・
 
・・・
 
・・・あっ
俺 「・・・かゆっ」
 
かゆいだけだった。
 
こんなにかゆくなってしまっては、納豆をかけられた鬼達がラナケインを求めて薬局へ殺到。 鬼(厄)が殺到した全国の薬局は潰れ、人類は滅亡するだろう。
人類が滅亡してしまっては、節分もクソも無いのでこれは却下だ。
次の策へ行こう!
 
 
 
【豆腐】

こちらも、例によって大豆から作られている。 っていうか大豆ってすごいね。
はたして豆腐の絹のような柔肌に鬼は耐えられるのか!?
 
 
風呂場
今回の実験は、ある姿に変身して行おうと思う。
  
変身!
スマイル!
俺 「ども! ARuFaです! うんこうんこ!!」
 
そう、このブログの管理人、ARuFaだ。
実験に協力してくれているビット君は、相当ARuFaに恨みを持っているはずだ。
なんたって急に土日に呼び出されたと思ったら、公園で半裸で撮影を手伝われたり、
他にも、急に家に来たと思ったら、ポカリスウェットとプリッツを食って帰ったりなど、ARuFaのビット君に対する非人道的行為は計り知れない。
そんなARuFaの姿に化ければ、ビット君の鬼退治に対する熱も上がるに違いないからだ。
 

俺  「じゃあ、早速頼むよ! うんちっち!」
ビット「ぉ鬼は外ぉぉーーーーーーー!!!」
 
フォンッ
 
パーン!
凄まじい音が鳴った。 どんだけ恨みがあるんだよ。
とりあえず、鼻と口に豆腐が詰まって息が出来ない。
 
グリグリ
そして、必要に豆腐を顔になすりつけられる。 一体私が何をしたと言うのだ。
そして、その結果・・・
 
 

なんか、カーネル・サンダースみたいになった。 

節分の日にカーネル・サンダースを量産しても仕方が無いので次の案に移ろう。
 
 
 
【あぶらあげ】

あぶらあげ。 こちらも原材料は大豆でございます。
ここまで大豆製品を見ると、この世のものが全て大豆でできているのではないかと錯覚してしまう。
では、早速実験してみよう。
 
 

俺 「鬼ですよー・・・・」
 
そ・・・
今回は、鬼の上にあぶらあげを落とすのだが、このあぶらあげ、
 
ぐらぐらぐら
熱湯で10分程煮立たせたあぶらあげなので、簡単に言うと温度が100度だ。
それを考慮して、早速いってみよう。
  
俺  「鬼ですよー・・・・!!」
ビット「鬼は外!!!!!!!!!」
 
パッ
ボチャッ
  

ペイッ
俺 「あ゛ひぃ゛ぃ゛ぃぃぃぃいいいいい!!!!!!」
 
あまりの熱さに体が勝手にあぶらあげをつかんで投げ飛ばし、その後に叫んでしまった。これが「反射」というものか。
 
ゴロゴロ
俺 「おぎょごっごごっごおぎょっ!!おぐうううおおお!!」 
ドタバタ
俺 「うぎょさおddさどうcんgtfvどcyぎぽあhg」
 

そして、動かなくなってしまった。
 
しかし、 

 
ポイ
ベチャ(2回目)
 
俺 「ア゛!!!!!!!!!!?」
 
ガッ
ペイッ!
ドスンドスン
再びあぶらあげを投下すると、動かなくなった体が再び同じ反応を起こした。人間ってすごい。
 

そしてまた動かなくなってしまった。 もういいよ。
 
高温のあぶらあげは確かに鬼を苦しめることはできた。
しかし、動かなくなってしまっては家から出て行かない。残念だがこれは失敗だ。
次の策に期待しようじゃないか!
 
 
 
シャンメリー 

シャンメリーというのは、子供用のノンアルコールシャンパンだ。
今まで大豆製品を立て続けに重ねてきたのに、シャンパン。
何なんだろうかこの流れは。 中トロ、イクラ、ウニ、の後のカッパ巻きみたいな。知らんけど。
 

ちなみに子供用のシャンパンといえども、シャンメリーの蓋は本物のシャンパン同様、ひねると蓋が勢いよく飛び出す仕組みとなっている。
その威力たるや凄まじく、こんなの子供に触らせるなと言いたいほどだ。
前書きはこれくらいにして、早速実験を始めてみよう。
はたして、勢いよく飛び出るシャンメリーの蓋は鬼を退治することができるのか!
 
シャカシャカ
さあ! 
 
俺  「鬼!! 鬼でーーーーーーーす!!!」
ビット「鬼は外ーーーーー!!!!」
 
 
ズドッ!
  
俺 「んおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
さようなら
 
あまりの衝撃に体が吹き飛ぶ。 まるで銃弾で打ち抜かれたようだ。
だって見てほしい、
 

こんな、ロックマンが死ぬ時みたいなしぶきの飛び方はそうそうないだろう。
 
・・・
しかも、「鬼は外」とか言いながら屋外で撮影っていうね。もうね、素敵。
 
・・・しかし待ってほしい、結果的は鬼は衝撃で吹き飛んだのではないか?
これ
 
これはもしかしたらもしかするかもしれない!
と、いうことで、シャンメリーでもう一度同じ実験をしてみることにした。
 
 
顔で。

 
さあ、ここまで来たら、「もうこれ以上は銃で射殺するくらいしかないんじゃないの?」くらいのレベルだ。
そして、運命の時! 鬼はシャンメリーで退治できるのか!?
 
俺  「鬼でーす☆」
ビット「鬼は外!!!!!!!!!!!!」
 
そして栓が抜かれた瞬間、
ボンッ
 
ゴギャッ
顔に栓がめりこみ、
 
もうやだ
その衝撃で、鬼を吹き飛ばすことに成功した!
 
これぞ鬼退治!! 素晴らしい! 実験は成功だ!
 
鬼の目にも
ちょっと泣いたけど。
 
 
今回の実験の結果は、
「鬼はシャンメリーで退治できる!!」
と、いうことだ!
もしも節分の日、鬼を追い払いたいのに大豆が無かった場合、そんな時は、シャンメリーで鬼を退治してほしい。
一般の家庭にはあまり無い「豆まき大豆」の代わりに、「シャンメリー」を使えば鬼を退治できるという実験結果を発見した私の前には、
シャンメリーなんて一般家庭に常備されてねぇよ」という声は全く聞こえなくなっていた。
 
それでは、来年の節分では是非ともシャンメリーのご用意を!
では、今日はこのへんで失礼しよう!
ではまた!
 
 
 
 
〜おまけ〜
使用した食材は、ちょっと豪華な朝食として食べさせてもらった。


確かにとても美味しかったが、若干豆腐から風呂場の臭いがしたのがアレでした。