寒さと暖かさ日記

こんちは!
お米って、よくよく考えると野菜じゃないんですか。こんにちはARuFaです。
当たり前のように主食として食べていますが、野菜っぽい気もします。
もしもお米が野菜だとしたら、昆布おにぎりなんて海藻サラダですね。
だからなんだと言われたら僕は何も言えなくなりますが、当たり前な事に改めて目を向けてみると面白い体験ができるということで。
  
そんな僕の一日は、天気予報の衝撃的な言葉により始まります。
 
天気「今日の関東地方は極寒の天気になります!」
俺 「うわ・・・・気温は何度なんだろう。」
天気「最高気温は7℃、最低気温は5℃になります。」
俺 「ギャアアアアアア!!!!!!」
母 「うわー、寒いはずだよ。お腹冷やさないようにね。あんたお腹弱いし。」
俺 「いやもう、今日の気温を聞いただけでお腹痛くなってきたもん。」
母 「弱っ! あんたの胃袋、半紙でできてんじゃないの?」
長女「じゃあそろそろ行ってきますー。」
 
時刻は8時。高校生の長女は元気に学校に行こうとしていました。
長女「大丈夫、そんなに寒いわけないでしょ!! 屁のコッペパンだよ!」
そう言って長女はリビングを出て、玄関から学校へ登校しましたが、
玄関のドアが開く音と同時に、長女の声で『あべしっ!!』という叫び声が聞こえたので相当寒いのでしょう。
勘弁してくださいよ本当にもう。 本当勘弁してくださいよ。お腹い痛いよもう!
しかし、雨の日も風の日も学校に行かなくてはいけないのが学生の使命。
いつまでも寒さにへこたれている訳にはいきませんので、僕はしっかりと厚着をして家を出ました。
俺 「いってきまー・・・ひでぶッ!!」
 
昨日もかなり寒い日だったのですが、今日は昨日よりも寒く、
テレビでは「最低気温は5℃」と言っていたくせに、外の温度計は3℃を指していました。
俺 「逆に暑いと思えば大丈夫!逆に暑いと思えば大丈夫!逆に・・・ガ・・ゴ・・・ギ・・・」
僕は自分を励ましながら駅に向かいます。
家から駅に行くまでには、潰れかけのボロボロなラーメン屋があるのですが、
そこの店先に夏から貼りっぱなしの「冷やし中華始めました」という貼り紙に殺意を沸かしつつ、僕は何とか駅に到着。
指先が冷た過ぎて動きません。感覚さえもありません。
この冷たさを利用して、風邪をひいている人のおでこを触るというビジネスを思い浮かびましたので、誰か特許取っていいですよ。
 
俺 「マジでアテンションフリーズだな。ぺペロンチーノ殴りたい。ツナマヨ。」
寒過ぎると思考回路もしっちゃかめっちゃかになるため、僕は自分のおでこに手を当てて精神的なクールダウンをしながら電車に揺られていました。
 
学校では、この気候のせいで厚着の人が続出。
しかし、室内は暖房がこれでもかという程効いているため、まさに灼熱地獄と化していました。
外は極寒、中は灼熱。どっちに転んでも地獄です。
僕は、ちょうど良い温度を探すために、学校の入口を境にして室内と室外を反復横とびしましたが、
結局動いたせいで、汗だくになって灼熱地獄の教室に入ることになりました。地獄の相乗効果です。
 
俺 「おはよう・・・」
友達「おはよう。うわ、何で汗だくなの?」
俺 「学校の外と内で反復横とびしてた。」
友達「呼べよ。俺は今寒いんだよ。」
俺 「暑い俺と寒いお前が抱き合えば解決するね。」
友達「違う問題が起きるでしょ。より複雑な。」
そんな会話をしながら僕は授業を受けていました。
 
今日の授業の中で一番印象的だったのは「手話」の授業でした。
僕は手話を習うのは初めてだったのですが、手話には動作一つ一つに意味があり、とっても楽しい授業でした。
この授業では、外部の手話の先生を特別にお呼びしての授業。力が入ります。
 
先生「『私は〜欲しい』という手話は、・・・このようにやります。」
皆 「おお〜!」(真似する)
先生「そして、数を表わす手話は、配ったプリントに書いてあります。」
皆 「おお〜」
先生「この手話を組み合わせて『私は◎◎円お金が欲しい』という手話をしてみましょう。」
 
一通り「私は◎◎円お金が欲しい」という手話を練習した後、発表する場面が来ました。
先生「じゃあ、ここの机の列の方に聞いてみようかな。」
皆 「お願いします。」
先生「はい、まずはあなた。」
学生「はい。」
先生「あなたは、いくら、お金が欲しいですか?」(手話)
学生「100円欲しいです。」(手話)
先生「上手ですね! 拍手〜!」
皆 「パチパチパチ」
先生「次はあなた。」
俺 「はい。」
先生「あなたは、いくら、お金が欲しいですか?」(手話)
俺 「600億。」(手話)
先生「  」
一瞬だけ時間が止まったのを覚えています。でも欲しいので仕方ないと思います。 
僕が600億円をもらおうが、もらわなかろうが、とにかく手話の授業は最高に面白かったです。
もっといっぱい練習して、たくさんの人とコミュニケーションを取り、挙句の果てには600億円も手に入れたいと思いました。
 
家に帰ると、長女の友達が家にいました。
俺  「ただいま〜。すごい寒くて下痢まで凍るかと思っt・・・あ、こんちは。」
長女友「あ・・・え・・・あの・・・」
長女 「おい、客いるのに。あなたって人は。」
俺  「すまん。じゃあアレ、やりますか。」
長女 「イエス。 レッツ、 マントヒヒダンス。」
俺  「はぁぁぁぁああああん!! マ・ン・ト・ヒ・ヒ!!!」(逆立ちをする)
長女友「え? え!?」
俺  「マントヒッホー! マントヒッホー! ヒポポタマス!!
長女 「それはカバ!! んぼぉおおおおおおん!!!」(逆立ちの俺の足を持つ)
俺  「カバが逆さで・・・・」
長女 「カバが逆さで・・・・」
俺  「バ・ナ・ナ☆
長女友「え・・・何・・・・」
これは、僕と長女で昨日考えた「マントヒヒダンス」というものです。
マントヒヒの優雅さ、カバの大胆さを兼ね備えたダンスでして、来客を祝うもの。
長女の友達さんが初めてこのダンスを見た人となりましたが、長女が言うには
「ビックリし過ぎてちびるかと思った。」と言っていたそうです。今度からおむつ持参で家に来てもらいましょう。
 
長女の友達が帰った後は、今度は次女の友達が家に遊びに来て、みんなで夕食のお好み焼きを焼きながら遊んでいました。
次女の友達にも「マントヒヒダンス」をしたところ、爆笑してもらえたので満足しました。満足したのでもう一生やりません。
お好み焼きでお腹を膨らませた僕は、そのままホットカーペットの上で寝てしまい、今に至るという訳です。
今日は、外の気温こそ寒い一日でしたが、人の暖かさに触れることができた日でした!
明日も、たくさんの人とお話ししたいです!
では、今日はこのへんで!
ではまた!