長女の彼氏が家に来た。

こんちは!
今日、学校に向かう電車に乗っていた最中、電車が揺れて女性に足を踏まれました。
正直、嬉しかった。 ARuFaです。
 
さて、そんな「ド」が付くM・・・いいえ、もはやド♯Mな僕ですが、
そんな僕には今日、とある事件が起きました。
いや、なんていうか、直接僕には関係無いのですが・・・いや、あるか。関係あります。
 
長女の彼氏が家に来たのです。
 
そう、妹や弟を持っている方ならわかるでしょう、この屈辱が。
本来、兄・姉とは、弟・妹の見本であり手本。弟・妹は兄・姉の背中を見て育つと言っても過言ではありません。
しかし、4人兄妹の最年長であり長男である僕を差し置いて、妹である長女に彼氏ができたとなれば、どうなるでしょう。
しかもその際、長男である僕にに恋人がいなかった場合、一体どうなるのか・・・。
答えは「絶望」です。 怒り、悲しみ、嫉妬、屈辱、全ての黒い感情が混ざりに混ざり、僕は泣くことしかできなくなります。
長女に彼氏ができたのはつい先日。2週間程前のことです。しかも3人目です。
今まで僕は、長女に彼氏ができるたびに僕は絶望し、
そして、長女が彼氏と別れるたびに歓喜し、ベートーベンの「喜びの歌」を長女の横で歌っていました。
その時は必ずと言って良いほど長女に首を蹴られるのですが、そんな事が気にならないくらい嬉しかったのです。
「ざまあみろクソボケ! ウンコ!! ウンコ!!馬鹿!ウンコ! ウンコ馬鹿!」
みたいな。小2か。
で、今回は2週間前に彼氏ができたとのことで、僕は絶望のフチに立たされていたのです。
食事も喉を毎日4食しか通らず、悲しみで夜も大爆睡でした。
いや、あの、感情が体調とかには出ないタイプなので食事とかはアレでしたが、すごい悲しかったのには変わりません。
 
さて、話は戻って早速本題に入りましょう。そう、長女の彼氏が我が家に来たのです。
 
長女の彼氏が僕の家に来たのは13時頃。僕が大学へ行くために起床した頃でした。
長女はただいまテスト期間中ということで、早い時間に帰ってくるのですが、今日はそれに彼氏も付いて来たのです。
 
長女の彼氏が家に来る前、僕は13時頃に起床して部屋の掃除をしていました。
家の長男たるもの、やはり我が家はキレイにしておかなくてはいけませんからね。
部屋を掃除していると、以前僕が撮影で使った「ウキツネお面」が出てきました。
 
これ(昔の記事より)
懐かしい一品です。
せっかくなので僕は、そのお面を付けながら部屋の掃除をしていました。
すると眼鏡をかけ続けると違和感が無くなるように、お面を付けていても自然に活動していました。
部屋の掃除を終わらせた後は、お風呂の掃除をしました。もちろんお面は付けたままです。
お面に慣れたとはいえど、視界は通常の2割程度しかありません。
そのため、シャワーを使った際に来ていたパジャマを濡らしてしまいました。
俺 「あー・・・・まあいいか。脱ごう。」
僕は濡れた服を脱ぎ、パンツ一丁になって風呂掃除を始めました。
風呂を洗い終わったら、そのまま洗った風呂に入ってしまおうと考えたからです。
 
そしてその時!冒頭に書いたように、長女がその彼氏と共に家に帰ってきたのです。
 
長女 「ただいま〜! 彼氏がいるよ〜! ってわ!
彼氏 「あの! おじゃまします! お兄さ・・・わ!
 
運命のイタズラか、挨拶をしにきた彼等が見た僕の姿は、こんな感じでした。
 
 

 


  

 

 

 
 

 

 

 
 

 

 

 

 

 


  

 

 

 

 
最悪です。
この世のタイミングというタイミングを全て呪います。
この写真は当時の再現ですが、まさに本当にこの格好でした。死にたい。
長女の彼氏と僕は初対面。人付き合いは初対面が大事とは言いますが、これはあまりに酷すぎます。
果たして僕の姿は、彼にどのように写ったのでしょう。
 
彼氏 「・・・すごいですね・・・!
俺  「ありがとうございます。」
出来た子でした。 僕が彼の立場ならば、彼女の兄であっても通報します。
 
その後、僕は風呂に入り、着替え、改めて長女の彼氏に挨拶をしました。
長女の彼氏ということで、最初は出会い早々コブラツイストでもかけてやろうかと思いましたが、
・・・話してみると意外と打ち解けてしまいました。
長女の彼氏は長女と同じ高校2年生。17歳ということで、僕の4つ年下です。
まだ少ししか話していないのでアレですが、第一印象は『スポーツ刈りの好青年』という感じです。
何より、あの状況を受け入れてくれたという彼の器の大きさに感動しました。
あの状況
 
長女とその彼氏、そして僕の3人で楽しく談笑した後、僕は学校へ行くことに。
とても名残惜しいですが、僕は彼に別れを告げ、家を出ました。
あの好青年の彼ならば、きっと長女を幸せにしてくれるでしょう。
そう思う程に彼の印象は良いものでした。
 
・・・5月の空の下、自転車にまたがり、ペダルをこぎ出した僕。
自転車を進めると、初夏の爽やかな風が僕の頬をなでました。
そんな中、僕は長女とその彼の2人の様子を思い返します。
あの2人の他愛も無い会話、相性の良さ、そして無邪気な笑顔・・・
その幸せそうな姿を思い返し、僕は頬笑みながら心の中でこう思ったのです。
 
 
「末永く、くたばれ」
そんでもって下痢しろ。