静岡・愛知旅行ダイジェスト 3日目

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2日目はこちら
 
〜前回のあらすじ〜
 

沖縄に行きました!!!!!!!
 
 
〜前回の鼻すじ〜
鼻すじ
こんな感じでした。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
3日目 8月26日(日)
 

おはようございます。静岡・愛知旅行、3日目の朝です。
前日ではありえない程の坂道と階段を上り下りしたため、朝起きるのが非常に辛く、なかなかベッドから出れませんでした。
 
シモ君
俺 「うう・・・朝日朝日・・・」
寝起きに朝日を見ると、体内時計がリセットされて目が覚めるという話をどこかで聞いたことがあります。
僕は部屋のカーテンを開け、部屋に朝日を入れて目を覚ます事にしました。
 

空はサンサン照り照りピーカンカン。本日も良い天気です。
しかしここまで晴れていると、1日目にアホみたいに日焼けをしたシモ君にダメージがあるのではないでしょうか。
 
俺  「そういえば、日焼けはまだ痛い?」
シモ 「そこまで痛くなくなってる・・・!!」
俺  「おお! 昨日の水風呂の効果が出たんだな!!」
シモ 「あれだけやって、治らなかったら落ち込むけどな。」
ともかく、シモ君の日焼けの痛みは治ったそうです。これはめでたい! 赤飯を炊かなくては!
 
めでたいポーズ
そんな感じでゆるい朝を迎えた僕等ですが、3日目ということでこのホテルとはもうお別れです。
2日間という短い期間ですが、このホテルには様々な思い出が・・・まあ、全然ありませんね。無い。
まあ、ホテル自体に思い出はありませんが、フロントのおっさんはとても気さくな方だったので好きでした。
 
チェックアウト
2日目の夜にホテルに戻った時、部屋番号がわからなくなってしまったことがあったのですが、
俺   「あのー・・・僕等の部屋番号って、416号室でしたっけ?」
フロント「お見事!! 大正解でございます!!!!!!」
俺   「やったーーーーー!!」
フロント「3桁の数字を覚えるのはなかなかできませんよ!!! 素晴らしい!!」
という謎の祝福を受けた事もありましたし、
その日の夜に、無理を言って「氷をください」とフロントに行った時には、 
フロント 「チップは1マルクで☆」
という、クソみたいな冗談も言って頂いたこともありました。
そう考えると結構寂しい気もしますが、旅に出会いと別れはつきものです。僕等は容赦なくフロントの人に別れを告げました。
後ろでは、フロントの人が鼻水を垂らしながら全裸で号泣している気配がしましたが、僕等は振り向かずにホテルを出ました。
僕等だって泣きそうなのです。しかし、振り向いたら二度と別れることができなくなってしまいそうですからね。
ああ、何と悲しい出会いと別れ。あの気さくなフロントのおっさんの事は一生忘れないでしょう。
 

俺 「見ろよ! きとう歯科だって!」
 
しかしおっさんの存在は、ホテルを出て3分のところにある「きとう歯科」のせいで見事に忘れました。3分で。
 

そんなこんなで駅のホームに到着した僕等。 早速本日の目的地へ向かいます。
本日の目的地は、愛知県は「蒲郡(がまごおり)駅」にある竹島という自然豊かな島です。
こちらの「竹島」は周囲約680mの小さな島。対岸とは約400m離れて竹島橋という橋で結ばれています。
島には「八百富(やおとみ)神社」という神社もあるそうです。
「夏を感じる」という目的のこの旅です、「島」「海」「自然」というキーワードに僕等が惹かれたのは言うまでもありませんね。
 

40分程かけて蒲郡駅まで向かいます。道中、僕等は電車内で爆睡していました。
 
〜40分後〜
 

蒲郡駅に到着しました。
蒲郡駅は、人は少ないながらも想像よりも都会的でした。
 

また、駅の中のキオスクには「本日のお花」という素敵なゾーンがあり、少しほっこりしました。
こういう人間味溢れる気づかいは、とても心が穏やかになりますよね。何と言う花なのでしょうか。
 
俺  「すみません。本日のお花は、何という名前なんですか?」
店員 「ちょっとわかりません。」
何だそれ。
 
とことこ
竹島へは、蒲郡駅からしばらく歩きます。
基本的には平たんな道が続くのて、昨日の地獄の坂道のように疲れる事はありませんでした。
シモ君も、日焼けの痛みが無いため上機嫌です。
 
しばらく歩くと、このような建物を発見しました。

蒲郡 ファンタジー館」だそうです。
 
俺  「べらぼうに怪しいな。」
シモ 「何これ・・・」
21年間の人生で鍛えてきた危機察知能力が大音量でアラームを出しています。
「科学館」や「博物館」ならば施設内の様子も想像できますが、「ファンタジー館」では何も想像できません。
きっと、妖精の格好をした40代男性の館長が、僕等に一人3回ずつ乳首を触らせてくれるのでしょう。 
ァンタジー館
ゲートの文字は「ァンタジー館」になっていますし、相当の胡散臭さでした。
 
さて、ファンタジー館の横を抜けていくと、海が見えてきました。
海やで
俺 「おお、海だ!」
自然と僕等の歩くスピードも上がります。
 

そして、「階段かと思いきや壁画」という茶目っけのある壁に沿って歩くと、竹島が見えてきました。
 

 

海、島、自然・・・素敵な物がこれでもかと詰め込まれており、感動を覚えます。
 

あまりにも感動したので記念写真を撮ったのですが、「初めて海を見た農家の息子」みたいな感じになりました。
 

入り口はこんな感じです。門の左右にはできそこないのハニワみたいな像が建っています。
俺  「!!?・・・ちょ、トイレ。」
シモ 「おう。」
理由はわかりませんが、ハニワを見た途端、僕の膀胱が跳ねあがりました。
きっと、言葉では言えない何かの力が働いて、僕の膀胱に作用したのでしょう。
これが俗に言うパワースポット・・・なんですね。恐ろしや。
 

僕の尿意事情はともかく、早速橋を渡って竹島へ向かいましょう。
俺  「うおーーー! 風強いーーーーー!」
シモ 「大地が怒っておられる・・・!」
俺  「これ絶対、帽子とかブラジャーとか飛ばされちゃう人いるよね。」
シモ 「かもねー。」
 
うおお
周りは海ですからね。さえぎる物が無い分、風は強かったです。
また、橋の上は見晴らしがよく、色々な物が見えました。
 
俺  「・・・おい、アレ見ろよ!!!」
シモ 「ん・・・・・?」
これは・・・
 
まさかこれは!
 
これは!!
サントアンヌ号だーーーーッ
 
シモ 「くだらねぇwwwwwwwwwwww」
俺  「でもすげぇ再現率だろこれ!!!」
ポケットモンスターに出てくるサントアンヌ号みたいな船もありました。
 
そんな感じで400mの渡り切った僕等は、竹島に到着しました
荘厳
 

到着すると、早速急な階段を上らされます。
昨日登ったハイキングコースの階段がフラッシュバックし、足が震えましたが何とか上りきることができてよかったです。
 

階段を上った先には「八百富神社」があり、そこでは数十人の観光客がポツポツと居ます。
階段を上がって左手にあった手水(手を洗う的な場所)には、とてもカッコイイ龍が君臨していました。
 

俺  「お土産屋で売ってるキーホルダーの龍みたいだな。」
シモ 「オエーのAAみたい。」
多分僕等には確実にバチが当たるんだと思います。
 

おみくじもありました。
おみくじと言えば僕等の旅行の恒例行事。ちなみに前回の僕は小吉です。
ここは一丁、大吉ならぬ『スーパーメガサンダーブリザード吉』くらいの凄い札を引いてみたいですね。
 
まずはシモ君がくじを引きます。 
ジャッジャッ
しかしここでトラブルが。
 
吹っ飛んだ
シモ君がくじ箱を振った途端、くじが出る小さな穴からくじが2本も吹っ飛びました。
しかし、あの小さな穴から2本同時にくじが出るなどありえません。何とも不吉な現象ですね。
これには売り場の人も驚いていました。
 

僕はというと、思い切り豪快にくじ箱を振るつもりだったのですが、
勢いをつける前の軽い一振りだけでくじがスルリと出てきてしまい、完全なる不完全燃焼で終わりました。
 
俺  「じゃあ、見せっこしようぜ!!!」
シモ 「いいけど。」
2人  『せーの!』
 

シモ 「俺、大吉」
 

俺  「俺、末吉」
 
シモ君はあれだけのトラブルがあったにも関わらず大吉でした。
「私全然勉強してないよぅ」と言っていた友達がテストで満点をとった気分です。
 
俺  「勉強運、恋愛運、金運、全部最悪なのに、安産運だけ最高なんだけど。」
シモ 「なるほど。」
多分その安産運だけで末吉なのでしょうが、男である僕にとっては大凶でしかありません。
 
神社を後にした僕等が順路を進むと、海が見えてきました。

滑り込むように
海の発見から滑り込むように記念写真を撮ってもらいました。
しかし、どこをどう見てもやはり「初めて海を見た農家の息子」です。
 

シモ君の方がよっぽど様になっていました。逆光だけど。
 
そこから先の順路は浜辺に降りれるようになっていたので、僕は浜辺に降りてみます。
何だかんだ言って海はいっぱい見ていますが、浜辺に降りるとテンションが上がってしまいます。
俺  「シモさん見て! 綺麗な貝!! ほら!! 貝!!」
シモ 「おう。」
俺  「うわ! なんだこれ! 気持ち悪い貝! ほら! 気持ち悪い貝!!」
シモ 「おう。」
俺  「うわーーー! カニの死骸だーーーーーー!!」
 

「カニの死骸だよーーーーーーーーーー!!」
シモ 「おう。」
俺  「カニの!!! カニの!!」
俺  「死骸だよーーーーーー!!!」
 

「カニの死骸だよーーーーーー!!」 
 
わけわかりませんでした。が、浜辺には人のテンションを上げる効果があるのです。
カニの死骸でここまで喜んだのは初めてでした。
 
スタスタ
その後も竹島観光の順路を練り歩き、一周した後に僕等は竹島を後にしました。
自然と歴史建造物とカニの死骸が上手い具合にマッチングした素敵な島でした。
 
その後は、元来た場所を戻りつつ、色々な所で寄り道をしました。

市場のような所には、このような乙女ゲームの広告も。ちょっと笑いました。
 

昼食は蒲郡駅の近くにあるデパート内のフードコートにて食べました。
そして同時にここで次の行動の作戦会議もします。
何故ならば、事前に立てた今日の予定は竹島を見ることだけ。竹島を見た後の予定は全く立てていないのです。
 
俺  「ファンタジー館・・・行く?」
シモ 「えー・・・名古屋城は?」
俺  「イイネ!」
作戦会議終了です。
こう書くとすぐに決まったかのように見えますが、この会話に至るまで1時間程を要しました。
ちなみに、ここのフードコートの店員さんがこの日記の読者さんでして、とても驚きました。まじで。
 
〜1時間後〜
 
さて、そんなこんなで蒲郡から電車を乗り継ぎ、名古屋城に到着しました!!
 

俺  「終わっています。」
シモ 「はい。」
 
終わっていました。
看守のおじさんに聞くと、柵の隙間からなら写真を撮っても良いとのことなので、お言葉に甘えて写真は撮りました。
 
ちっさー
矢印の先が名古屋城です。多分。
俺  「死ぬほど小さかったです。」
シモ 「これからどうすんのー!?」
 
やることが無くなった僕等は、名古屋城近くの公園のベンチに座り、雑談をして時間を潰します。
雑談の内容は、確か8割程「うんこ」の話だったと思います。
 

俺  「ウンコが・・・」
シモ 「ウンコは・・・」
俺  「ウンコをワープ・・・」
シモ 「ウンコしたい時って・・・」
 

日が暮れました。案外ウンコだけで2時間くらい粘れるもんですね。
この時点で18時頃です。
 

その後は「栄(さかえ)駅」にて散策をすることに。
そもそも何故僕等が時間を潰しているのかといいますと、旅行最終日である今日は夜行列車に乗って地元まで帰るのですが、
その夜行列車が名古屋駅に到着するのが、23時過ぎなのです。
そのため、23時までは名古屋周辺にいなくてはいけないのですが、予定が早くに終わってしまったため、時間を潰しているのです。
しかし、なんとなく来た栄駅は意外と面白く、
僕等は、この日開催されていた「どまつり」というお祭りに参加したり、
テレビも来てた、
 
ジャンプショップや、ポケモンセンターへ行ったり、
 
 
迷路のようなビル内をさ迷ったり、
どこだここは
 
ガチャガチャを楽しんだり、

この写真が尻にしか見えない
 
目の死んでいるマスコットキャラがいる店でお土産を買ったり、

  
夕食として、名古屋名物「みそカツ」を食べたりしました。

俺  「高いけど美味いな!」
シモ 「値段だけに美味い!」
 
そして名古屋駅周辺を思いきり散策し、疲れ果てたと同時に夜行列車に飛び乗ったのです。

夜行列車ではそりゃあもう爆睡の嵐!! 今まで溜まっていた疲れを全て消すがごとく僕等は眠りました。

シモ君は「30分くらいしか眠れなかったゾナモシ〜」みたいな事を言っていましたが、がっつり寝ていたと思います。
 
夜行列車は夜通し走り、名古屋駅から東京駅に到着したのは早朝5時。
そして、僕等が地元の駅に到着したのは、朝の6時頃でした。
 
ウオオー!
俺  「地元だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
見慣れた光景がここまで落ち着く場所だとは! 何と素晴らしい事でしょう!
 
俺  「トイレの位置を完璧に把握できていることがここまで安心できるとは。」
シモ 「コンビニの場所もね〜」
旅行先はもちろん最高でしたが、それと同じくらい地元の駅も最高だということに気付きました。
 
そして午前6時30分・・・僕はついに自宅に帰宅したのです!
 

俺 「今帰ったぞーーーい!」
タイトルは、『戦士の帰還』です。
 
さて、まとめに入りますと、今回もとても楽しい旅を経験することができました!
山、海、砂浜、島、自然!! その全てを体験し、たくさんの「夏を感じる」ことができたと思います。
シモ君なんて、日焼けをして体全体で夏を感じていましたからね!
人生に一度しかない今年の夏を、友達のシモ君と一緒に過ごせてよかったです。
ありがとう静岡! ありがとう愛知!!
みなさんも、お時間があれば是非その季節を探す旅行をしてみてはいかがでしょうか。
きっと、とてもいい経験ができると思いますよ!
それでは、この辺で失礼致します!
 

ではまた!