こんにちは、ARuFaです。
さあさあみなさん、本日は10月31日『ハロウィン』です。
ハロウィンと言えば、仮装をした子供たちが近所の家々を渡り歩き、
「トリック オア トリート!」(お菓子かいたずらか!)
というかけ声と共に、お菓子をもらう素敵な行事です。
つまりは「仮装」が全国的に許されるということで、もうやりたい放題という訳ですね。
さて、僕はそんな素敵なハロウィンに乗じ、昔からの疑問を検証してみることにしました。
それは・・・
「女装をしてガールズバーへ行くとどうなるのか?」
ということです。いや、まじで。
ガールズバーとは、女の子とおしゃべりをしながらお酒が飲めるお店・・・。
言わずもがな、お店が狙っているターゲット層は『男性』でしょう。
つまりは店側も、ありとあらゆる手で「男性」をメロメロにする手段を用意しているはず・・・。
しかし! そんなガールズバーに「女性」が行ったならばどうなるのでしょうか。
全く持って対象外の相手ですからね、マクドナルドでモスチキンを頼まれた店員のような顔になってしまうかもしれません。
気になります。気になり過ぎます。
と、いうことで、僕は実際に女装をしてガールズバーに行ってみることにしました。
こんな検証、ハロウィンでも何でもない日にしたところで、きっと怖い人にブッ飛ばされて終わりでしょう。
しかし、ハロウィンならば女装をしても全てが許される気がするのです!
チャンスは今!! 今しかないんだ!!!!!
と、いうことで女装をしてみました。
まず、こちらが普段のメンズARuFaです。
男
そして、女装したレディースARuFaがこちら。
化け物
いかがでしょうか。バブルの女をイメージしてみました。
爆乳
しかも相手を貫かんばかりの爆乳です。ダイナマイトバディですね。
そんでもって女装をして気付いたのですが、これってどちらかというとガールズバー側の格好ですよね。
しかもかなりベテランの、スナックのママみたいな感じになってしまいました。
ここまで来ると、もはやガールズバー側にとってはプレッシャーでしかありませんね。
昔のOBが突然練習に参加してきた部活動みたいな雰囲気になること受け合いでしょう。
ちなみに僕はガールズバー等の夜のお店に行ったことは無く、これが僕のガールズバーデビュー戦になる訳です。
初めてがこれとは、楽しくなりそうです。
ともかく、この格好でガールズバーへ行ってみましょう。
頑張ります。
〜〜〜〜〜
ということで、夜の街に出てみました。
おまたが非常にスースーして風邪をひきそうです。
テクテク
路地裏で手頃なガールズバーを探します。
何人かの通行人の方とすれ違ったのですが、全員に不審者を見るような目で見られました。
酷い話です。僕はただ単に女装をして裏路地を歩いているだけなのに!
ハロウィンなのでお菓子をくれる人もいるかと思いましたが、見事に皆無でした。
むしろ僕側からお菓子をあげても確実に通報されるでしょう。東京は冷たい街です。
夜の街とアタシ
そんなこんなで、裏路地を歩いていたらガールズバーを発見しました。
俺 「あったわ〜!」
ターゲット
「Girls Bar N」というお店です。今回のターゲットはこのお店にしました。
大きなハートマークに、鮮やかな赤とピンクの看板。まさにガールズバーですね。ドキドキします。
ふふふ
雑居ビルの2階がお店らしいので、カツンカツンという金属の音を鳴らしながら僕は階段を登ります。
階段を登ってゆくたびに、独特の緊張感が増していくのが自分でもわかりました。
到着
ついにお店のドアの前に到着してしまいました。
ドキドキ
さあ、このドアを開ければ検証スタートです!
果たして、女装をした男がガールズバーに行くとどうなるのでしょうか。
長年の疑問を明らかにする時がついに目の前に! それでは、早速参りましょう!
【検証スタート】
ガチャコン
ドアノブを回し、意を決してドアを開ける僕。さあ夢の扉の向こうには一体何が!?
俺 「こんばんわ〜!」
うお
早速店員さんがいらっしゃいました。
ドアを開けて0秒ですよ。マジで恋する時間ですら5秒もかかるというのに、それを上回るスピードでした。
店員 「いらっしゃいm・・・え゛っ!!?」
!!?
しかし、驚いたのは向こうも同じなようです。
考えてみればそれもそうですよね。ドアが開いたと思ったらこんな怪物が入ってきたら僕だって失神します。
そこで僕はこの店員さんの驚きに乗じて、思い切って尋ねてみました。
俺 「わたし女なんですけど、入れますか?」
若干の裏声で話してみました。果たして女性はガールズバーに入店できるのでしょうか。
×
店員 「・・・申し訳ありません。女性(?)の方の入店はできないんですよ。」
俺 「え!?」
やはり! 女性の入店はできないそうです。思った通りだ!!
しかし、ここで引き下がっては女装をして神楽坂まで来た意味がありません。
僕は必死に店員さんを説得します。
俺 「今日はハロウィンなんですわよ。」
店員 「はい。」
俺 「ハロウィンでもダメなんですか?」
店員 「ダメでしょう。」
ハロウィンでもダメでした。何だよ! じゃあなんでハロウィンがあるんだよ!
そうこうしているうちに、店員さんが店長を呼び出しました。
呼んだ
店員 「店長ーーーー!!! 店長ーーーー!!」
来た
店長が来てしまいました。怖いです。漏らしそうです。
店長 「お客様、当店は女性の方はご遠慮しているんですよ。」
俺 「バブルの女でもですか?」
店長 「バブルの女でもです。」
これは絶体絶命のピンチ・・・しかし、考えようによってはある意味チャンスかもしれません。
店長とは、簡単に言えばそのお店で最も偉い人です。
つまり、その店長から「OK」を頂けば、ルールさえも変えることができますからね。
なので僕は必死に店長を説得しました。
あーだこーだ
〜10分後〜
店長「今回だけですよ!」
わー!
何とか店長からOKを頂く事ができました。ありがとう店長さん! いや、店長様!!
店長様「ご案内致します!」
そして僕は店長さんに案内されて店内へ入れてもらいました。
!?
まさか店長が直々にこんなモンスターを連れてくるもんですから、お客さんも驚きを隠せません。
俺 「ここが女子禁制の花園ね・・・ふふ・・・」
店長「こちらへどうぞ。」
案内されたのはカウンター席でした。
俺 「とりあえずビールくださいな(裏声)」
店員「かしこまりまし・・・た。」
お酒が入ると、僕のトークもさらに弾みます。
俺 「あたし、こういうお店初めてなのよ〜。格好だけはその道のプロって感じなんだけど☆」
店員「はあ。」
俺 「でも、お酒を扱うお店って大変じゃない? 変なお客さんとかいるんじゃないの?」
店員「・・・・」
早くもお葬式ムードです。何がいけないのか。
すると、そんな暗いムードを盛り上げるかのように、別のお客さんがカラオケを始めました。
皆 「わ〜!! ヤンヤヤンヤ!」
俺 「ふふ・・・素敵な歌声ね・・・」
俺 「血が騒ぐわ〜〜〜〜!!!」
身体のどこかに流れるバブルの血が騒ぎ、気がつけば僕はフワフワな扇子を持って踊っていました。
お立ち台
そしてそのダンスがウケ、お客さんと仲良くなりました。
オウイエー!
さらに、その交流を皮切りに、店員さん達とも打ち解けることができ、皆で楽しい時間を過ごす事ができました。
かんぱーい!
俺 「これは私のおごりよ〜〜〜〜!!!」
皆 「イエーイ!!!」
俺 「・・・でね、俺は一人暮らしをしたいんですけど、資金がまだ溜まって無くて」
店員「やっぱり大変ですよね〜。」
で、最終的には、企画の趣旨を忘れて普通に会話をしていました。
お酒もいっぱい飲みました。
〜1時間後〜
そして、僕もヘロヘロになり始めた頃、ついに時間が来てしまいました。
店長 「そろそろお時間ですが、延長なさいますか?」
俺 「ああ、もうそんな時間ですか〜? んじゃそろそろ帰りますね〜!」
店員 「楽しかったですー!!」
店長 「また是非、いらしてくださいね!」
俺 「はい!」
楽しかった
最初こそドン引きされまくりでしたが、打ち解けてからは凄く楽しい時間を過ごすことができました。
個人的にはガールズバー等のお店にはどこか怖いイメージがあったのですが、そんな事はありませんでした!
と、いうことで今回の検証結果は!!
【検証結果】
『女装をしてガールズバーに行くと、楽しい時間を過ごせる!』
という結果になりました!
てっきりブッ飛ばされてごみ捨て場に裸で放置されるかと思いましたが、そんなこともありませんでしたしね。
ともかく、最高の時間を過ごせて良かったです!
ガールズバー、最高!!!
店長 「伝票です。」
俺 「ああ、はいはい、おいくら万円かしら〜〜?」
俺 「・・・1万5千円?」
・・・
・・・
・・・
所持金、842円
店長 「どうされました?」
俺 「・・・・あの、842円しか無かったりして〜・・・」
店長 「奥で話し合いましょう」
【検証結果2】
『ある程度のお金は持って行こう』
大変なことになります。
ハッピー・ハロウィン。