腹ペコ日記!

こんちは!
ハロウィンの日に、電車の中で小学生の女の子達が話していた会話が聞こえてきたのですが、
 
女の子 「マキちゃん、ハロウィンでお菓子がもらえなかったらどんなイタズラがしたい?」
マキちゃん 「今年は屋根をはがすよ。」
という会話をしており、すぐさま駅の売店で飴を買ったARuFaです。
僕のおかげで、我が家の屋根はマキチャンから守られました。
っていうか「今年は屋根をはがす」って、昨年のマキちゃんは何をしたんですかね。
畳を全て裏返したり、仏壇を爆破でもしたりしたのでしょうか。気になります。
 
さて、そんな恐ろしい小学生事情を聞いて冷や汗ダラダラだった僕は、本日12時に起床しました。
本日の大学は4限(14:30〜)からなため、僕は12時半に家を出なくてはいけません。
本来ならば、10時頃に起床して美味しいオムライスでも作って幸せになろうかと思ったのですが、今は時間がありません。
着替えや身支度をしていただけで家を出る時間になってしまった僕に、オムライスを食べて幸せになる余裕など無いのです。
と、いうことで、玄関を蹴り破る勢いで家を出た僕の本日の朝食はこちらです。
 
 

ちんすこう。1つ。
でかけ際に何か適当で食べ物を持っていこうとして、一番最初につかんだものがちんすこうだったのです。
「このちんすこうわらしべ長者みたいにして、焼肉までたどり着けないものか」
とも考えましたが、その時にはすでにひとかじりした後・・・。
全体の半分が欠けたちんすこう、もはや「ちんす」が焼肉になるはずもなく、観念した僕は全て頂きました。
しかし、ちんすこう一つではお腹が満たされる訳も無く、さらに所持金は324円。
時間も無けりゃ金も無い、さらに腹は減り続けるという八方ふさがりの状態で僕は学校へ向かいました。
 
俺 「宝くじで六本木ヒルズが当たればいいのにね。」
一休さんでも爆死するような無理難題を言いながら、僕は電車に揺られます。
 
〜〜〜〜〜
学校に到着しました。
俺 「ポットァポットァ・ヤッキィ〜」
この呪文は、僕が授業の体感時間を短く感じたい時に、教室に入る前にこっそりつぶやく呪文です。
以前、この呪文を友達と話している時に偶然口にしたことがあったのですが、
その時の授業が、本当にあっというまに終わったかのように感じたのです。
その時から僕は、早く終わってほしい授業の前にはこの呪文をつぶやきます。
みなさんも是非使ってみてください。「ポットァポットァ・ヤッキィ〜」ですよ。
正直「ぽたぽた焼き」をゆっくり言っただけですが、効果は僕が保証します。
で、もし効果が現れない場合は先生に「ソウタイ・シタイ・デス」という呪文を言うと早く家に帰ることができると思います。
 
呪文をつぶやいた後に教室に入ると、友達のラユ君とダイ君が席についてニヤニヤしながら僕を見てきました。
気持ち悪い、気持ち悪いでした。プラスチックが主食の人みたいな。
理由を聞いてみましょう。
俺  「なんなの? ニヤニヤしちゃって良い事でもあったの?」
ラユ 「・・・『良い知らせ』と『悪い知らせ』、どっちが聞きたい?」
俺  「じゃあまずは、『良い知らせ』から聞かせて?」
ダイ 「良い知らせ・・・それはお前が友達でいてくれることさ!」
俺  「な、何だい急に! じ、じゃあ『悪い知らせ』は!?」
ラユ 「無い!
俺  「そんな〜お・れ・た・ち〜♪」
3人 『 仲良しブラザーズ〜〜〜♪ 』(肩を組みながら)
実はこれも、僕等の間で流行っているウザい遊びでした。
やっといてアレですが、僕等は仲良しではありますがブラザーズでは無いと思うんですよね。
ブラザーズなんて言ったらもっとこう、マリオみたいになっちゃうんでこの掛け声は改善する必要があると思います。
 
授業中にはノートを取りつつ、友達と4コマ漫画を書き合って対決をすることにしました。
参加メンバーはラユ君ダイ君ラユ君の前の席にいた知らない女の子です。
漫画のお題は共通させることにし、『たまご』『消しゴム』になりました。
せっかくなので是非ご覧ください。
 
お題『たまご』
 
ラユ君の作品

【寸評】
ダイ 「普通に面白い。」
俺  「ニンジンが卵に助けを求める世界って何なの?」
女の子「中学生みたいな字ですね。」
ラユ 「辛口すぎない?」
 
 
ダイ君の作品

【寸評】
俺  「何が起きたかわからなかった。」
ラユ 「アートだった。」
女の子「私のお父さんに似ているので、急にお父さんに会った気分になりました。」
ダイ 「あなたのお父さんではありません。」
 
 
僕の作品

【寸評】
ラユ 「救いが無い」
ダイ 「一番漫画っぽい。」
女の子「漫画を読んでいる気分になりました!」
俺  「それは何故かというと漫画を書いたからです。」
 
 
知らない女の子の作品

【寸評】
ラユ 「無精卵だった。」
ダイ 「なんでどんどん卵減ってるの?」
俺  「・・・・ッ(笑い過ぎて泣いてる)」
女の子「ヒヨコが一番可愛いので優勝でいいですか?」
 
『たまご部門』優勝・・・知らない女の子
 
 
 
お題『消しゴム』
 
ラユ君の作品

【寸評】
俺  「さっきと同じじゃねーか。」
ダイ 「スーパーパワーを使う前に死んだ。」
女の子「砂消しなら助かってたかも!」
ラユ 「砂消しだったところで・・・」
 
 
ダイ君の作品

俺  「文字を書く文化が無いの?」
ラユ 「アートだ。」
女の子「5回読んでやっと面白くなりました。」
ダイ 「ピーコより辛口だね。」
 
 
僕の作品

ラユ 「急に説教垂れた。」
ダイ 「理不尽。」
女の子「砂消しだったら食べれられなかったかもしれませんね!」
俺  「砂消しだったところで・・・」
 
 
知らない女の子の作品

ラユ 「怖い。」
ダイ 「コロコロコミックをパクってるし怖い。」
俺  「(笑い泣きしてる)」
女の子「今回も私が優勝でいいですか?」
 
『消しゴム部門』優勝・・・知らない女の子
 
漫画対決は大波乱の展開を迎え、優勝者はまさかの知らない女の子という結果に。
出版社の方々は、一刻も早くこの方にオファーを出した方がいいと思います。
 
〜〜〜〜〜
 
放課後には、ラユ君にドンキホーテへ買い物に付き合わされました。
俺 「俺、腹減ってるんだよ〜。今日ちんすこうしか食べてないの!」
ラユ「じゃあラーメン屋の前を通ってやるから! 臭いだけでも腹一杯になるよ!」
俺 「逆に地獄だよ〜〜〜〜絶対〜〜〜〜〜〜」
 

ラユ 「ほら! 嗅げ! 臭いだけ!!」
俺  「あばばばぁあばばばあばばばああばばばああああ」
 

俺  「あばばばぁあばばばあばばばああばばばああああ」
 

俺  「あばばばぁあばばばあばばばああばばばああああ」
ラユ 「狂っちゃった。」
お腹と背中がくっついて、そのままブラックホールのように自分自身を飲み込んでしまいそうになりました。
が、ここは我慢どころ、僕にはラーメンを買うお金すらないのですから、自暴自棄になっても仕方が無いのです。
数分後、ドンキホーテに到着しましたが、僕には店内に入る元気はありません。
なので僕はずっと、外にディスプレイしてあったハローキティの加湿器を眺めていました。
 

 
汗ダクダク
サウナ上がりみたいになってて面白かったです。
 
〜〜〜〜〜
 
腹ペコで家に帰った僕は、玄関を開けて歓喜しました。
廊下まで「おでん」の香りが漂っていたからです。
俺 「ただいまー! おでんおでん〜!!」
「天神天神〜!」みたいなノリでキッチンにある鍋を覗き込むとそこには確かにおでんがありました。
 

若干詰め込み過ぎな気もしますが、おでんはおでん。
僕はハフハフいいながら美味しいおでんをお腹いっぱい食べました。幸せ。
そして温かいカーペットの上でグースカ眠り、今に至ります!
本日はお腹がペコペコな一日でしたが、その分夕食を最高に美味しく感じることができました!
たまにはお腹ぺこぺこで過ごすのもいいかもしれませんね。
それでは今日はこのへんで失礼致します!
ではまた!