遅刻しそう日記!

こんちは!
妹(次女)が、「チャゲ&アスカ」のことを「チョゲ&アスカ」と言っていてじわじわ来たARuFaです。
本来の「チャゲ」でさえ名前の由来がよくわからないのに、さらに「チョゲ」にされてしまっては僕の頭は破裂しそうです。
 
さて、そんな適当な記憶能力を持った妹がいる僕ですが、本日は12時15分に起床しました。
本日は4限に大学があり、12時30分に家を出なくてはいけないため、結構ギリギリな時間帯での起床です。
 
俺 「・・・おはよう! やばい! やばいっす!!」
母 「おはよう。何がそんなにヤバイの?」
俺 「コードナンバー:『HA・I・RE・GU』!!」
母 「・・・ハイレグ!? 遅刻しそうなの? そりゃやばいな!」
この『HA・I・RE・GU』というのは、僕が遅刻ギリギリの時間に起きてしまった事を伝えるための我が家の専門用語です。
ハイレグってかなりギリギリな衣装じゃないですか。だから「ギリギリ」という意味で、我が家では僕と母を中心にこの言葉を使っています。
何故ならば、秘密結社のようでかっこいいからです。
あと、今日初めて使いました。通じちゃってビックリ。
 
母との連係プレイのかいもあり、僕は12時30分ジャストに家を出ることができました。
しかし、スピードを優先してしまったあまり、犠牲になったものもあります。
・・・それは朝食です。朝食を抜いてしまいました。
朝食は一日のスタートに欠かせないエネルギー補給の場! それを抜いてしまった僕は後々苦しむことになります。
しかし、さすがに腹に何も入れないのもアレなので、僕は駅のトイレで水を飲んで場をしのぎました。
しいて言うならば、僕の朝食は「トイレの水」だったということですね。親泣くわ。
あと腹壊しました。
  
さて、学校の最寄駅に到着した僕は、まずは学校から歩いて15分程の大学の別館へ走りました。
恥ずかしながら、大切な課題レポートをすっかり紛失してしまい、その結果提出期限を過ぎてしまっていたのです。
つまり、このままでは単位を落としてしまいます。不覚!
それは何としても防ぎたい僕は、課題レポートを担当している先生の元へ直接行くという作戦に出たのです。
そのために謝罪文もしっかり書きました。必要であれば僕の宝物のどんぐりだってあげちゃいます。
そんな意気込みで先生の元へ飛んでいくと、以外にもすんなり先生はレポートを受け取ってくださりました。
 
俺 「すみませんでした!!!」
先生「ははは、ご丁寧にどうも。次からは気をつけてね。」
俺 「ありがとうございます!! 気をつけます!!」
先生「君は根は真面目だからね。期待しているよ!」
俺 「ありがたき幸せ!!!」
 
ここまで人は慈悲深くなれるものなのでしょうか。あの先生はまさに菩薩です。後光が見えましたもん。
あれ・・・目から水が・・・へへっ、前が見えネェや・・・ッ
 
俺 「おっぱい。」
さあ、感動はここまで。切り替えていきましょう。何故なら僕は遅刻しそうなのです。
次は別館から大学の本館へ走り、授業を受けなくてはいけませんからね。
それにしてもなんというハードスケジュールでしょう。しかもこれが全部自分のせいだというのがタチの悪いところです。
 
・・・そして15分後、僕は汗だくで教室に到着しました。
俺 「・・・ゼァ・・・・ゼァ・・・」
 
走ったせいでウルトラマンみたいな声を出している僕に、友達のダイ君が話しかけてきました。
ダイ 「またそのコートなの? 最近いつもでしょ。」
俺  「馬鹿お前、これしか着るもんがねぇんだよ。察しろよウンコチンコボンバー野郎。」
ダイ 「もっとさ、服にこう・・・・・・アレ? 何て言うんだっけそういうの?」
俺  「なにが?」
ダイ 「何か"ボラブリティー?"みたいな感じの言葉だよ。ど忘れしちゃった。」
俺  「・・・ボキャブラリー?」
ダイ 「違う、ボキャブラリーは語彙力って意味でしょ? それはあるもん。もっと別の言葉だよ。」
俺  「どういう意味で使う言葉なの?」
ダイ 「何かこう・・・『色々な種類がある』みたいな感じでいう言葉だよ!」
俺  「・・・・バリエーション?」
ダイ 「そう!! それ!!! あーすっきり!」
俺  「っていうか『バリエーション』も言えない奴にボキャブラリーはねぇだろ。」
なんとも頭の悪い会話でした。
そして授業が始まったのですが、授業前のウォーミングアップとしては最悪の会話だったので内容はほとんど入っていません。
 
放課後には、友達でありダイエット仲間でもあるラユ君と一緒に家に帰りました。

俺 「ねえ、ラユさんや。」
ラユ「なんでしょう。」
俺 「今日、昼食を抜いたからすごいお腹が減ってるんです。」
ラユ「はい。」
俺 「だから君の携帯をちょっと貸しておくれ。」
ラユ「どうぞ。」
 
ラユ君の携帯
俺 「いただきます。」
ラユ「どうぞ。」
 
バキッ
 
ベキベキ
俺 「まずい。っていうか臭い。」
ラユ「ハハハハハ!!!」
携帯なんて腹の足しにもなりませんでした。
 
ビックリされた方もいらっしゃったかと思いますが、これはラユ君が、
ラユ 「いらなくなった携帯だから処分して」
と、僕に頼んできたために、携帯を食べた所存であります。
さすがの僕も、他人の携帯をベキベキ食べるほど腹が減っている訳ではありません。破天荒過ぎます。
しかし、お腹が減っているのは事実。それはラユ君も同じでした。
 
ラユ「ねえ・・・居酒屋いかない・・・?」
俺 「・・・いいねぇ。」
ラユ君からの居酒屋のお誘いでした。しかし、断酒をしている僕等にとってそれはダイエットの中止にあたります。
ダイエットはしたい、でもお酒も飲みたい。でもダイエットもしたい・・・
俺 「(確かに一日くらいならお酒を飲んでもいいんじゃないか・・・?)」
俺 「(でも、その一日を我慢できない者が、果たしてダイエットなどできるのか?)
頭の中で天使と悪魔の大論争が始まり、かなり迷いましたが僕が居酒屋の誘いを断ることにしました。
 
俺 「やっぱりだめだ!! 居酒屋はだめだ! そのまま帰ろう!」
ラユ「なーんでよー! 行く雰囲気だったじゃんかよー!」
俺 「この腹を見ろ!!(ポヨポヨ) これでも行くってのか!?(ポヨポヨ)」
ラユ「・・・やめよう。」
僕の柔らかい腹を見せることにより、ラユ君が居酒屋へ行くことを諦めてくれました。
どうにも腑に落ちませんが、ともかく僕の腹がラユ君のダイエットを続行させたのです。
これからも、このお腹は最後の切り札として残しておきましょう。
 
家に帰った後は、兄弟でゲームをして遊んだり、次男の脇をくすぐって泣かせたりしました。
その後に夕食を食べたのですが、たくさん我慢した分とても美味しく感じられました。
そして、今に至るという感じです。
本日は遅刻しそうになるなど大変なこともありましたが、その分楽しかったこともあった一日でした!
明日も今日くらい楽しい一日になるといいですね! とりあえず携帯はもう食いません!
では、今日はこのへんで失礼致します!
ではまた!