【注意】今回の記事の内容は大変危険ですので、マネしちゃだめです。
どうも、今日は節分ですね。
こんにちは、私は「鬼塚」と申します。
見ていただいてわかるように、私は鬼でございます。
しかしご安心を。私は人を食ったり、犬キジ猿にやられるような事を犯した鬼ではありません。
好きな食べ物は『めかぶ』、週2で地域の清掃活動をしています。
そう、いわば私はみなさんのような人間共の仲間なのです。ああ、人間共って言っちゃった。
そんな私は今、人間共に「画期的な鬼退治の方法を指導する講師」として働いています。
愚かな人間共に自分の仲間の弱点をリークし、それで収入を得ているという非常にギリギリな仕事です。
しかし、私がこんな仕事をしているのも、我々鬼達が常に進化し続けているからでして、
今まで通りの風習に乗っ取り、豆をペチペチ当てられたところでダメージは0。
むしろ、得意の合気道で人間など返り討ちにしてしまいます。
そう、私独自の統計によると、現在の鬼の9割が合気道を習得していると言われているのです。
残りの1割も、ピンチになるとお母さんに言い付ける等の間接的な攻撃をしてくるので厄介です。
しかし! そんな鬼達から人間を守るのが私の役目であり、お仕事!
ということで本日は、画期的な鬼退治の方法について皆さんにレクチャーしたいと思います。
クソ鬼共を一掃して、円満な家庭を築こうではありませんか。ではどうぞ。
1.豆を用意する。
まずは、何と言っても「豆」を用意します。
先程は「豆をぶつけられてもダメージO」とは言いましたが、基本的に鬼は豆が嫌いです。
よくあるじゃないですか、苦手だけど何とか食べられるような物みたいな。それです。
ちなみに私の場合は春菊が苦手です。何ですかあれ。
ともかくですね、鬼にとって「豆」は本能の次元で苦手意識のあるものなのです。
なんか、私達から言わせてもらえば、生理的に受け付けないんですよね、豆って。
例えば、あなたがゴリラが生理的に受け付けないとしましょう。
そんでもってそのゴリラを、よってたかって投げつけられたらどうですか?
そりゃ逃げるでしょ。それ、そういうことなんです。
2.豆をミキサーで粉々にする。
さあ、ここからが新しいことですよ。
豆をミキサーで粉末状にするのです。
粉々
こんな感じですね。嫌なアイツのことを思いながら粉砕しましょう。
すると、何が出来上がるか・・・そう、「きな粉」が出来上がるのです。
このきな粉が、今回の鬼退治のキーアイテムとなります。
「最初からきな粉を買っておけ」などと言う人は直接私の元に来てください。八つ裂きにします。
まあともかく、これできな粉が完成したわけです。
3.特別な装置を作る。
さあ、きな粉が完成したら、こちらの装置を制作します。
「特別な装置」と書くと難しそうですが、厚紙を切って折るだけの簡単な作りです。
多分3分で完成しますし、ワクワクさんなら3分で200個は作れるでしょう。
この装置が完成したらば、外に移動しましょう。
家にいる鬼を外に追い出すための豆まきを、外でやるって言うのですから革命的ですよね。
外
外に出ました。これで色々な準備は終了です。
きな粉と謎の装置・・・果たして何が起きるのでしょうか。
【実践】
さあ、準備も整ったところで実践です。
まずは、こちらの装置の青い円の中に、きな粉をセットします。
次に、青い四角の枠の中に火を放ちます。
今は絵
そうです、火を付けるのです。
私が何をしたいのかが、大体わかって来た人もいるのではないでしょうか。。
そして火をつけたら、手前側からきな粉に向かって思い切り息を吹きかけます。
矢印のように
息を吹きかけるとどうなるのか・・・。それは図で説明しましょう。
横から見た図
この図のように、きな粉に息を吹きかけ、炎に向かって勢いよく飛ばすのですが、
息を吹きかけると、きな粉の細かい粒子が舞い、炎を通過する際に連鎖的に燃焼し、大きな炎が生まれるのです。
この現象の名は「粉じん爆発」と言い、今回はこれで鬼を退治しようという計画です。
やっぱりね、炎くらいを使わなきゃ鬼は退治できないんですよ。
炎と豆(きな粉)・・・このコンボは最強なはずです。
ということで今回は、私が実際にその攻撃を受けてみたいと思います。
果たしてどのくらい効果があるのでしょうか。楽しみですね。
いえ、ごめんなさい嘘をつきました。全然楽しみなんかではありません。
しかし無情にも装置の準備が整いました。
今回私を退治してくれるのは私の友人の友人です。(このためだけに呼んだ)
・・・さあ、後は、かけ声と共に息を勢いよく吐くだけ!
早速参りましょう!! レッツ節分!!
お願いします!!
せーの
「鬼は外ーーー!!!」
フゥッ!
勢いよく息を吹きかけると・・・
ボファッ
きな粉が炎に向かって舞い散り・・・
ズボァッ
とんでもない火力になりました。
ボカーン
ボボボボボ
見てくださいこの火力。シンプルに熱いです。鬼とか関係無く、熱い。
死ぬ。
ォオオオ
さあ
みなさん、この凄まじい威力を感じ取って頂けたでしょうか。素晴らしいですね。素晴ら死。
私は特別な訓練を受けている鬼なので大丈夫ですが、一般的な鬼ならばイチコロですよ。
というわけで皆さんも・・・ん?・・・・なんか・・・臭っ・・・
・・・?
・・・なんかコゲ臭くありませんか。
って頭あっつッ!!!!
死
普通に頭が燃えていました。死ぬ。
カメラも慌てる
本当に慌てる
まさか頭が燃えるとは。想定外です。
・・・そして、てんやわんやの色々があった挙句、私は色々あって痛い目を見ました。
いや本当に危ないこれ。レクチャーうんぬん言っておいてアレですが、マネはしないでください。
こればっかりは本当に。
もういや
という訳でですね、やはり節分では一般的ないつも通りのやり方で鬼を退治しましょう。
鬼にダメージが無くても、空気を読んで出て行ってくれるはずです。
間違っても、きな粉とかは使わないようにしてください。私はきな粉がトラウマになりました。
中の人情報
めっちゃ髪燃えたし。どうすんのこれ。
・・・ということで、それではみなさん。節分は節分らしく、素直に楽しみましょう!
是非とも、良い節分の日をお送りください。私はもういいです。
ではまた!