お見舞いに行きました日記!

こんちは!
可愛い女の子の家に遊びに行った時に、是非とも言ってほしい言葉は、
「今・・・うち、両親居ないんだ////・・・妹は800人いるけど。」
です。ARuFaです。
・・・シチュエーションはこんな感じです。
 
――――――――――
俺が幼馴染のミキの家に行くのは久しぶりだ。
小さい時こそよく遊んだものだが、お互いを異性と意識してからは、気恥かしくて疎遠になっていた。
しかし、そんなミキから突然の電話。伝えたいことがあるから家に来てほしいのだという。
・・・ミキの家に走って行くと、ミキは家の前でうつむいて立っていた。
いつも男勝りで元気の良いミキだが、その日は・・・なんというか、とても『女の子』らしい。
「入って・・・」というミキに従い、俺はミキの家の玄関をくぐった。
ドアを閉める音が人気の無い玄関に響いた。玄関は暗く、ドアの音が消えると静寂が訪れた。
「おいミキ、突然どうしたんだ?」
静寂に耐えきれなくなった俺がミキに声をかける。するとミキは突然俺に抱きついた。
「なっ・・・どうしたんだお前っ・・・」
突然の事に戸惑う俺に、ミキは息を荒くしてこう言った。
「今・・・うち、両親居ないんだ////・・・妹は800人いるけど。」
その瞬間、暗かった廊下がライトアップされ、壁を突き破って大量のミキの妹が現れた。
廊下に鳴り響く800人の大声援。まさにお祭り状態だ。俺は人波に揉まれ息もできない。
振り向けばミキがいない。一体どこへ。まさか800人の妹達に押しつぶされたんじゃ・・・
いや、居た。 大挙として押し寄せる人波の、その上。そこにはお神輿の上に乗ったふんどし姿のミキが居た。
『祭』と書かれた大きなうちわを両手に持ち、神輿をかつぐ妹の上でそれを振り回している。
嗚呼、今宵もフェスティバル。祭ばやしは永遠に鳴り響くのだろう・・・
――――――――――ー
みたいな。
今、さすがの僕も書いていて「ねーよ」って思いました。ごめんなさい。
 
さて、そんな妄想のベクトルをたびたび間違える僕は昨日、曽根原さんの家に泊まっていました。
 
曽根原さん(顔出しOK)
曽根原さんというのはこの人。
僕の所属するレーベル(CDを作る会社)「GINGA」の偉い人です。
顔が怖過ぎるため、動物園に行くと全ての動物が死んだふりをする話はあまりにも有名ですね。
また、プリクラを撮ったら警報装置が作動しSWATに囲まれた話も記憶に新しいと思います。
で、何故僕が曽根原さんの家にお泊りをしに行ったのかと言いますと、
 

曽根原さんが足を折ったからです。
 
そう、このブログにも何度も登場しており、あの元気いっぱいな曽根原さんが、足を骨折してしまったのです。
そんな曽根原さんのお見舞いをしに、僕は家に泊まりに行ったということです。
ちなみに僕は3日前から風邪をひいています。かたや骨折、かたや風邪っ引きの僕等に何ができるというのでしょうか。
 
5月21日
さて、そんなお泊り当日。僕は鼻水を垂らしながら12時に目覚めました。
僕はリビングにいた母親に、鼻声で挨拶をします。
 
俺 「までぃではだびずがどうしようぼでぇ。(マジで鼻水がどうしようもねぇ)」
母 「・・・え?」
俺 「はだびずが、どうしようぼでぇ。(鼻水がどうしようもねぇ。)」
母 「え?『どうしようボディ』? 身体をどうかしたいの?」
俺 「ちがうど!(ちがうよ!)」
母 「何? 『力うどん?』 わけがわからない。」
俺 「ぼうびいわ!(もういいわ!)」
母 「ピッピカチュウ!」(←?)
母とは何も通じ合える事はありませんでした。特に最後のは今でもわかりません。
 
さてさて、そんなこんなで色々あって、14時頃に家を出た僕。
しかし僕の家は千葉県にあり、曽根原さんの家は神奈川県にあるため、片道2時間はかかります。
そのため、曽根原さんの家の最寄駅に到着したのは16時。夕方でした。
 
最寄駅
お見舞いということで、何か差し入れでも持って行こうと思ったのですが、
「適当に砂利でも持って行こう」などと思っていたら、その砂利さえも忘れ、結局手ぶらになってしまいました。
ですがまあ、大事なのは気持ちですからね。「差し入れを持って行こうとした気持ち」さえあれば許してくれるでしょう。
もしくは、僕の携帯話に2日前から貼りついている何か変な鼻クソみたいな物をあげればいいでしょう。
 

何なんですかねこれ。ベタベタして気持ち悪いんです。
で、今、これを「差し入れです」と言って僕があげている場面を想像してみたのですが、
想像の中で僕がボコボコにされたのであげるのはやめにしました。まだ死にたくないんです。
 
 

さあそして曽根原さんの玄関の前、このドアの向こうに曽根原さんがいます。
足を折る前の彼はとても元気でした。一緒にタックルをし合いながら道を歩いたこともあります。
そんな彼は今、はたして元気にしているのでしょうか。
 
俺 「おじゃましま〜す!」
 
恐る恐るドアを開ける僕・・・そしてその先には・・・・
 

曽根原さんがいました。
 

メッチャ折れてる。
 

そんでもってメッチャ折れてる。(心が)
 
俺   「こんにちは!」
曽根原 「おお、来たな・・・!」
俺   「大丈夫なんですか!? 足は!?」
曽根原 「全治4週間さ!」
俺   「まじかよ!」
曽根原 「もう最悪だよーーーーー!!!」
俺   「そんでもって僕は風邪です。」
曽根原 「え、大丈夫なの?」
病人がけが人の家にたずねると言うのは、今思えば結構危険なのではないでしょうか。
これでもし僕の風邪が曽根原さんにうつったら、曽根原さんは風邪をひきつつ足の骨が折れてる人という可哀想な感じになってしまいますからね。
 

とりあえずそんな最悪な展開を避けるために、マスクをつけました。
目にモザイクをかけた上にマスクをつけると、もはや顔の10割が隠れるので大変ですね。
 
その後、僕等は一緒にコンビニへ行って、昼食を買いに行きました。
16時過ぎという遅い時間でしたが、実は2人とも昼食を食べていなかったのです。
 
 
ご飯を食べれることになると、さっきまでヘロヘロだった曽根原さんも急に元気になり出しました。
さっきの元気の無さは、ただ腹が減っていただけのようです。子供か。
 

子供か。
 
そんでもってコンビニで昼食を買った後は、教育テレビを見ながらそれを食べました。

子供か。
 
俺  「曽根原さん、足を骨折して、不便なことだらけなんじゃないですか?」
曽根原「あ、聞いてくれよARuFa。あのな、電車乗ってても誰も席を譲ってくれないんだぞ!」
俺  「えっ、折れてるのに!?」
曽根原「10回電車に乗って、1回してゆずってもらえなかったからな。」
俺  「10%・・・」
曽根原「俺の顔が怖いから、話しかけづらかったのかもしれないな。」
俺  「そうですね。そんでもってこの教育テレビ、内容ヤバくないですか?」
 
なんだこれ
俺  「巨大なケツが飛んでますよ。」
曽根原「お前のブログとやってること一緒じゃねーか。」
とんでもない番組でした。忘れられません。
 
そしてその後僕等は、今まで通り普通に遊んだり、話したりして一日を過ごしました。

僕は、曽根原家のお風呂に入った時に、蛇口から出たお湯が熱過ぎて火傷をしました。
 
殺人蛇口
多分普通に70℃ぐらいあったと思います。ふざけんなって思いました。
 
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5月22日

そして一夜明けて今日。僕は12時に起床しました。
 

曽根原さんは13時頃に起床しました。
なんだかんだで前日は6時まで起きていたため、2人ともヘロヘロになっていました。
そして僕はご飯を食べた後、17時頃に曽根原さんと別れて家に帰ることにしました。
 

曽根原さんは意外と元気そうで安心しました。
ただ、もし曽根原さんを電車で見かけたら、いくら顔が怖くても席を譲ってあげてくださいね。
 
ちなみに何故、曽根原さんが足を折ったのかと言うと、
「とあるイベントのリハーサル中に、ロープをくぐった勢いで回転して折れた」
・・・のだそうです。(曽根原談)
何だかよくわかりませんが、皆さんもロープをくぐる時は回転しないように気をつけて下さいね。
ちなみに僕の風邪はまだ治っていません。誰かお見舞いに来て下さい。
それでは! 本日はこの辺で失礼させていただきます!
ではまた!