ノートを自由に使ってみよう!

こんにちは、ARuFaです。
突然ですが先日僕は、こんなものを購入しました。
 

無印良品の、「絵本ノート」というものです。
とにかく真っ白なこのノート。パッケージにはこんな売り文句が書いてありました。
 

自由に使える絵本サイズのノートです。」・・・と。
で、何故僕がこんな漂白剤に5年くらい漬け置きしたようなノートを買ったのかというと、この売り文句が目に止まったからでして、
「本当か? 本当に自由に使っちゃっていいのか?」と、変なヤル気が出てしまったからです。
きっとこのノート自身も「まあ、自由っつっても? 常識の範囲内っしょ?」と、アホみたいに余裕をぶっこいているに違いありません。
・・・今こそ、「自由」という言葉の恐ろしさをこのノートに教えてやりましょう。
 

と、いうことで本日はこのノートを各ページごとに自由に使ってみたので、その様子をご覧ください。
では、どうぞ。
 
 
 


パラパラ漫画の途中っぽい絵を1枚だけ描いて終わり
半開きになった目、宙を舞うリンゴ、書きかけの文字。どこをどう見てもパラパラ漫画の一場面です。
何気なくノートを開いた人は「おっ、パラパラ漫画か!」と心を躍らせてページをパラパラとめくっていくでしょう。
しかし、それがただの中途半端な絵であると知った時、その人間の精神は崩壊し、病院送りは確実です。
1ページ目で見知らぬ他人を病院送りにするとは、自由とはなんと恐ろしいものでしょう。
 
 
 
 

バッハへのリスペクトが半端無い
"5バッハ" に対しての "1西郷" です。
一般的に、バッハと西郷の比率は1:1がセオリー。しかし今回はかなり攻めてみました。
何気なくノートを開いた人間が、ここまでのバッハへの尊敬を突然見せつけられた場合、どうなるのか。
答えは、病院送りです。
 
 
 
 

口拭いちゃう
ナポリタンを食べた後に口を拭いてやりました。
これまで絵や写真だけを相手にしてきたノートにとって、ケチャップは未知の相手。
ボクサーがダイオウイカと戦うような異種格闘戦に、ノートもタジタジに違いありません。
何より、喫茶店でナポリタンを食べた後、おもむろにノートを開いて口を拭き出した僕に店員さんもタジタジでした。
お会計の後、店員さんがタジタジのし過ぎで病院送りになったことは言うまでもありません。
 
 
 
 

ゴーヤで貫く
ノートに恨みはありませんが、ゴーヤで貫いてみました。
深い意味などは特に無いです。
 
 
 
 

シャンプーしてみる
ノートは性質上、その純白でまっさらな身体をペンのインク等で汚される日々を過ごしています。
それゆえ、シャンプーをされることなど、初体験であるに違いありません。
他人に頭を洗ってもらうという気持ちよさに、心なしかノートもご満悦な表情です。
仕上げにシャワーでシャンプーを流してやると、ブワッブワになりました。
 
 
 
 

180℃でカラっと揚げる
いっそのこと揚げてみました。
ソースをかけて食べてみたらちょっと美味しかったので、食糧危機が訪れても僕は何とかやっていける気がします。
ノート自身も、まさかキツネ色に揚げられてご飯のおかずになるとは思っていなかったことでしょう。
そして僕もノートを食べる日が来るとは思っていませんでした。
 
 
 
 

良い音楽を聴かせてスクスク育てる
植物は、良い音楽を聴かせると美しく育つと言われています。
ノートにしても、紙の原材料は木なので例外ではないはずです。
そのため、1日中クラシックを聴かせてみたのですが、どう考えても何かの儀式のような光景になってしまいました。
ノートは、ブワッブワになりました。
 
 
 
 

「おや、何も書いてないぞ?」と思わせておいて、
 
 

カボチャめっちゃ回ってる。
はい、いよいよ意味がわからなくなってきたところでもう終わりにしましょう。
これ以上やると終わりがない上に、僕自身自分が何をしているのかが分からなくなってきたので終わりです。
「自由」というのは人を狂わしてしまう危険も孕んでいるのだと、また一つ知ることができました。
 
 

色々やってきましたが、こちらの「絵本ノート」は確かに自由度が高く、暇つぶしにはもってこいの商品だと思います。
是非皆さんも、自分の想像力に身をまかせてノートを様々な用途に使ってみてはいかがでしょうか。
ただ、回数を重ねるごとに本来の目的からはどんどん脱線していくので、お気を付けください。
僕は、ゴーヤで貫いたあたりでやめておけばよかったと後悔しております。
それでは今日はこの辺で失礼いたします。
ではまた!