消臭ビーズで色々な実験をしてみた

こんにちは、ARuFaです。

突然ですが、みなさんは「消臭ビーズ」についてどれだけの事を知っているでしょうか。
 

日常生活で生まれてしまう悪臭を吸収し、我々に快適な空間を与えてくれる消臭ビーズ。
今や全国に普及し、生活に欠かすことのできない縁の下の力持ちとして、今日も今日とて消臭をしていることでしょう。
特に僕の家なんてのは、遊びに来た友人が「靴下で包んだおいなりさんの臭いがするね」と言う程の悪臭地獄。そのため消臭ビーズは欠かせません。
 

しかし、それだけ身近なものにも関わらず、我々は消臭ビーズについてあまりよく知りません。
スネオの母親に聞いても恐らく「置いておけば臭いを消してくれるんざましょ?」という知識しかないのは目に見えています。
そんな謎の多い消臭ビーズですが、正体不明で何だかよくわからない物を部屋に置き続けるのも怖いので、
今回の記事では、この消臭ビーズの隠された秘密を探るために色々な実験をしてみたいと思います。
 
【水に浸けてみる】

消臭ビーズは日が経つごとに小さくなっていくのですが、それは恐らく消臭ビーズ内の水分が蒸発しているからだと思うんですよね。
つまり、水分が抜けると小さくなるということは、水分を含めば大きくなる可能性があるということ。
というわけで消臭ビーズを水に浸けたのですが、しばらくすると生臭い臭いがしてきたのでベランダに放置。
丸一日経った後に様子を見てみたのですが・・・
 

「あれっ!?」
 

消えた。
なんということでしょう。あれだけあった消臭ビーズが跡形もなく消えてしまいました。
消臭ビーズは水に溶ける性質を持っているのでしょうか・・・。
・・・しかし、僕が落ち込みながら水の中に手を入れてみると、「ブニュッ」とした何かの感触が!
 

・・・目には見えません。目には見えないのですが、僕は今確かに何かに触れています。J-POPの歌詞みたいです。
そこで僕が、恐る恐る手を水面に出してみると・・・・
 

スッ・・・
 

うわあああああ!!
なんと、何も無い空間から巨大化した消臭ビーズが現れたではありませんか。
水中に浸けている部分は全く見えないため、まるで水面がそのままボコボコと盛り上がっているようにも見えます。
 

普通の消臭ビーズと大きさを比べてみるとその差は歴然。確実に大きくなっています。
しかしそれよりも、まさか消臭ビーズを水に入れると見えなくなるとは思いませんでした。
 

 

ほとんどCGのようなレベルで消えていますよね。
とりあえずこの現象を見て僕が思ったことは、「消臭ビーズで身体を覆えば、プールの中で透明人間になれるのでは」というエロス中学校スケベ部みたいな妄想なのですが、
水族館などで活用すれば、この素材で大きな壁を作って魚の動きを目立たずに制御できたりするのではないでしょうか。
そうすればサメと小魚なども同じ水槽に入れることもできますし、もしかしたらこれは大きなビジネスチャンスかもしれません。
 

ちなみに、耐久性を確かめるために壁に叩きつけたら粉々になりました。
 
 
【煮てみる】

これはあくまでも憶測なのですが、「消臭ビーズを煮たことがある人」ってあまりいないと思うんですよね。
『やったことがあるものランキング』の1位が「呼吸」だとして、「消臭ビーズを煮る」という項目は「ピアノの上で寿司を破壊する」並にランクが低いと思うんです。
ならば新しい発見もしやすいだろうということで、消臭ビーズを沸騰したお湯に入れてみました。
すると・・・
 

 

白玉みたいになりました。
なるほどね〜! そう来たか〜つって。そっちか〜っつって。
先程は水に入れると姿を消した消臭ビーズ。確かに沸騰したお湯に入れた瞬間は水同様に見えなくなりましたが、段々と白く濁り、目に見えるようになりました。
どうやら消臭ビーズは、加熱されると透明感が失われるようです。
ちなみに白玉っぽかったので食べてみたら本気でゲボ吐きました。
 

苦くて辛かったです。固形石鹸と同じ味がしました。
 

そして、煮る以外にも色々やってみようということで、消臭ビーズをフライパンで焼いてみたのですが、
消臭ビーズを熱したフライパンに入れた瞬間に、
 

「キュゥゥゥ〜〜〜〜!!!」
と、何だか可愛いイルカのような音が鳴ったのが意外でした。
 

https://www.youtube.com/watch?v=kLeYV8h27Oo
 
動画を見て頂けた方にはわかると思いますが、まんまイルカの声ですよね。
イルカ語ではなんと言っているのか気になりますね。「金玉でアメリカンクラッカーしたら最悪」とか言っていたりするのでしょうか。何の根拠もないけど。
 

ちなみに、煮たり焼いたりした消臭ビーズの耐久性を調べるために思い切りキックをしたら、やはり粉々になりました。
 
 
【電子レンジでチンしてみる】

電子レンジの持つマイクロウェーブは、思いがけない現象を物体に起こしてくれます。
マシュマロをチンするとモコモコと膨らんで何倍もの体積になりますし、CDをチンすればビシビシと稲妻が走りますからね。
 

そんな期待を込めて、僕は水に浸して巨大化した消臭ビーズを電子レンジに投入。
全くの未経験なことにドキドキしながら、スイッチを入れると・・・
 

カチッ
 

ボババババババババッ!!
大爆発しました。
突然目の前で爆撃された人間って何にもできないんですね。ただただ「うわあああ」と叫びながら遠くに離れることしかできませんでした。
 

爆発が収まって扉を開けると、そこにはボバボバになった消臭ビーズが散らばっていました。
何故爆発したのかはわかりませんが、これを見た皆さんは決して電子レンジに消臭ビーズを入れないようにして下さい。
恐らく2回やったらレンジそのものがぶっ壊れます。
 

ちなみに、グチャグチャになった消臭ビーズの耐久性を調べるためにチョークスリーパーをかけたのですが、ヒジの裏側ででさらに粉々になりました。
消臭ビーズに耐久性は求めてはいけないようですね。
 

・・・いかがでしたでしょうか。
水に入れれば姿を消し、温めれば白玉になる。その上炒めれば「キュゥゥ」と鳴き、レンジに入れると爆発する消臭ビーズ。
今日だけでも色々なことがわかりましたが、まだまだ秘密はありそうです。
先程は「粉々になった消臭ビーズを飲み込めばウンコは臭くなくなるのか?」という実験をしたのですが、依然ウンコは臭い上に気分が悪くなったので僕はもう寝たいと思います。
皆さんも身の回りにある「よくわからないもの」に目を向け、色々な実験をしてみてはいかがでしょうか?
きっと、思いがけない発見があるかもしれませんよ!
それでは、今日はこのへんで失礼致します!
ではまた!