和田のRPG

やあ!僕はルジョンド=和田! どこにでもいる普通のナイスなBOYさ!
今日も、いつものようにパパとママとで一家団らんしていたんだ。

左側のがママで、右側の棒っきれがパパだよ。
和田「今日はねー、学校でとても楽しいことが起きたんだよ!」
ママ「へぇー、聞かせて聞かせて」
パパ「パパにも聞かせてほしいな。」
和田「あのね、僕の友達が、僕にプレゼントをくれたんだよ!」
パパ「お前には友達がいないだろ!!」
ママ「そうよ。あなたはいつも一人ぼっちじゃない。寝ぼけるのもいいかげんにしてちょうだい。」
パパ「ママ。そんなことより・・・今日も、キレイだね。」
ママ「あなた・・・・・」
パパ「よーっし!寝技・絞め技オンリーのプロレスごっこだぁー!」
ゴングが鳴りました。
和田「ちょ、ちょっとー、子供の前で何やってんだよー!もー!」
そんないつものような風景。すると突然家のドアが開いたんだ。
バタバタ
ヌカ「大変だ!和田くん!君の・・・ちょ、真昼間からなぜプロレスをっ・・・」
和田「あ、ヌカヅケさん!」
家に入ってきたのは、ご近所に住んでいるヌカヅケさんでした。

和田「え?何!?何が大変なの!?」
ヌカ「あ、そうだった!・・・大変なんだ! 君のお姉ちゃんが何者かにさらわれた!」
和田「えぇ!」
パパ「プゲラ」
ママ「プゲラ」
和田「そんな・・・お姉ちゃんが・・・・」
僕にはお姉ちゃんがいるんだ!・・・名前は、ジェバンニ=里村。兄弟なのに苗字が違うのはなんでかなぁ。
お姉ちゃん
いつもやさしく僕と遊んでくれたお姉ちゃん・・・
そんなお姉ちゃんがさらわれたなんて・・・これは助け出すしかない!!
おーい!
和田「おーい!」
? 「はーい」
なんか来た
三田「はじめまして、三田と申します。」
高島「はじめまして、高島です。
三田さん
高島さん
適当に家の前で大声を出したら、二人もこっちにきてくれたよ! どんな暇人なんだろうね。
和田「あの・・・いきなりで悪いんですけど・・・僕と一緒に何者かに連れ去られてしまった―――
高島「お姉さんを探しに行くんですね?」
和田「な・・・なんでそれを!?」
高島「いやー、毎日盗聴してるんで。」
和田「なーんだ。じゃあ話は早いね!早速探しに行こう!」
と、いうわけで僕達3人は、お姉ちゃんを探しに行く旅に出発したんだ!
GO!
そこから僕達の旅はスタートしたんだ。
旅の途中では様々な困難な道、危険なモンスター、難解な謎解きなどがあったんだ!
世界的な難所の、「キャニオン・フ・トン」は、とても苦しい道のりだったなぁ・・・
キャニオン・フ・トン
それに、あの「ピアノ山脈」・・・何度命の危険を感じたことか・・・
半分以上埋まるよ。
出発して3日目くらいで、食料を持ってくるのを忘れていたことに気が付いたんだ。
無駄に空腹状態我慢くらべなんかしなかったら、もっと早く気が付けたのにね!
周りを見ても何も無いから、空腹で色々な幻覚を見ちゃったんだ。
リンゴかと思ったら岩だったり、凄いブサイクな人だな。と思ったら自分だったり。
もう死んでしまうかと思ったら、道にコロッケが落ちていたから助かったよ。
公平にわけあう
それにしても、「ガ・ス・コンロ橋」を進んでいた時の高島さんは、危なかったね。ギリギリセーフだったよ。
結構アウト。
あの後、高島さんがいきなり「盗聴万歳!」と、叫んで灰になっちゃったんだ。これが本当の廃人だね!
僕もガ・ス・コンロ橋を渡る時に、ちょっと顔をコガしちゃったんだ。

身体全体が顔ってのも困ったもんだね。どこから排便すればいいのか、生まれて11年経った今でもわからないんだ。
そんなこんなで、色々とカクカクシカジカで、ついにお姉ちゃんを連れ去った人が判明したんだ!
本当は、連れ去った人が判明してから旅に出るんだけどね。
犯人は・・・なんと、お姉ちゃんがさらわれたと教えてくれた、近所のヌカヅケさんだったんだ!!
あの時の!
つまり、僕達にお姉ちゃんががさらわれたと伝えに来た時には、もうヌカヅケさんの家にはお姉ちゃんが居たことになってしまったんだ・・・・許せない!!
この時にはもう
 
しかたがないから僕達はまた、今までの道のりを戻り、ヌカヅケさんの家に突撃!
いわゆるラスボス
和田「さあ!・・・・追い詰めたぞ!」
ヌカ「ふふふ・・・・お前のお姉ちゃんとは・・・たくさん遊ばせてもらったぜぇ・・」
和田「なっ・・・なんだって!!・・・・・・『ババ抜き』か!?」
ヌカ「『7ならべ』だ!!!」
和田「なんて・・・いやらしい・・・さあ!お姉ちゃんを返せ!!」
ヌカ「あ、はい。」
和田「わかればいいんだ!! もう!! 馬鹿!!」
ヌカ「ごめんね!!」
和田「わかればいいよ!! 馬鹿! お前の母ちゃん樹液!!」
姉 「ただいまー」
和田「あ、おかえり。 7ならべどうだった?」
姉 「700回くらいやったよ。」
特に争いも無く、お姉ちゃんは無事、戻ってきてくださりました。
記念写真
やっぱり、何でも争って結果を出すのはいけないね! ラブ&ピースだね!
 
 
 
 
 
俺 「・・・・と、言った感じで、何でも暴力や争いで結果を出すのはいけないんだよ。」
長女「とんだ茶番だったね。」
俺 「だから二度と、俺が間違ってお前のハブラシ使ったからって、俺の顔面蹴っちゃだめだよ。」
長女「あれはお前が8万億%悪いだろ。」
俺 「うん、ごめん。」