朝、6時前。
空はまだ日の出前、気温は一桁です。
気温9℃
が、そんな早朝の寒い日こそ、真の男は燃えるもの・・・
ザッザ・・・
ザ・・
ふんどし
真の男たるもの、パンツなんて横文字な物を身につけません。フンドシです。手作りです。
吐きそうだぜイエー
寒すぎて吐きそうですが、男のたしなみ、「乾布摩擦」をしていこうかと思います。
乾布摩擦→ 自分の肌を布でこすり、その摩擦熱で体温を温めること。 健康的。
これでこすります。
それでは、レッツ摩擦!
ゴシゴシ
ゴシゴシゴシ
もう死ぬほど寒いもんですから、神に頼む勢いでゴシゴシします。
アゴが寒い
股間が寒い
色々なところをゴシゴシゴシゴシしているのですが、何故か一向に温かくなりません。
裏切られた気分
この時僕は、昔テレビで見た「身体の温め方」を思い出しました。
俺 「・・・確か、わざと冷たいものに触れると、逆に身体が温まるんだよな。」
そんな事を考えていたら、偶然にも隣に水が入ったバケツがありました。偶然って怖いですねへへっ。
あらま
ちなみに水温は8℃でした。
これに、タオルを浸けまして
死ぬ程冷たい
じょぼぼぼ
心の準備
深呼吸をしたら、乾布摩擦ならぬ「濡布摩擦」のスタートです!
・・・
俺 「ふんぬッ!!」
ビュン
ビシャァア
ぎゃあああ
俺 「・・・!!・・・っっ・・・!??!っ?!」
それはそれは
厳しい
摩擦でした。
・・・
シュバッ
ビターン
が、ここまでしても僕の身体は寒いまま、涙さえも出てきました。
ふざけんな
身体を冷やして逆に温めようというならば、湿らせたタオルなどヤワなものではいけないようですね・・・
かくなる上は・・・
わっしょい
死
死死
死死死
・・・
明らかに心臓が、「だめだよもう!」って怒っていました。
あうあう
立とうと思っても身体が凍えて立てません。
うずくまる僕と危険地帯
ようやく少し回復したので、立ち上がってみると、水のせいなのかオチンチンが見えていました。
ポロリんぽ
あってよかったバケツ
とりあえずバケツで隠しておきました。
と、いうことでさようなら
そして僕は、何かをやりきった感動を味わいながら家に帰りました。
結局、身体は冷えてしまいましたが、
僕の心には、「早朝に乾布摩擦をした」という事実が刻まれました。
これには身体の温度に関わらず、心から『やってよかった!」と思えました。
ありがとう乾布摩擦!! ありがとう冷水乾布摩擦!!
これからも僕は乾布摩擦を続けます! そう・・・何年も・・・何十年も!!!!!
んなわけねーだろ。
寝込んだ。