誕生日を祝おう!

12月23日。
実はこの日はこの日記でもお馴染みのビット君のお誕生日なのです!!
ビット君
ビット君は僕の友達で、一緒にラジオをしたり、ネタのお手伝いも「死んでください」と、言いつつもこなしてくれる優しい友達です。
そんないつもお世話になっているビット君に、誕生日のお祝いをしなくてはバチが当たってしまうってもんです。
・・・と、いうことで僕は、ビット君の誕生日を祝うために、手作りケーキを作りました。
俺 「えーと作り方は・・・」
俺 「痛っ!指切っちゃった」
俺 「あ・・・失敗・・・でも頑張ろう!
俺 「・・・できた!!!」
 
30秒で。
なんて美味しそうなケーキなのでしょう。 ロウソクもバッチリ立てて準備は万端です。
僕はこのケーキをビット君に渡すため、ビット君を家に呼び出しました。
ビット君
 
俺  「はい、お誕生日おめでとう! ケーキだよ!」

ビット「なんですかこれ。死んでください。」
喜んでもらえました。
 
数分後、ビット君がある事に気付きました。
ビット「・・・あれ? これロウソクが何本か足りないですよ?」
あらあら
俺  「・・・実はこれは、わざとロウソクを減らしてあるのです。」
ビット「え? どういうことですか。」
俺  「この僕自身がロウソクになり、それをあなたにプレゼントします。」
ビット「えwwwwwww」
つまり、『足りない分のロウソクは、この僕自身が人間ロウソクとなり補おう』という事なのです! 斬新!
これでビット君にも喜んでもらえるはずですよね!
 
と、いうことで僕らは早速近くの湿地帯へ。
あまり意味をわかっていないビット君を尻目に、僕は準備を続けます。
よいこら
俺 「じゃあ、俺が合図をしたら、この棒に火をつけてください。」
ビット「・・・? はい。」
 
俺  「お願いします!」
ビット「・・・よっ」
カチッ
着火!
持っている棒をビット君に着火してもらった僕は、その火を頭へ。
 
ボッ!!
ビット「のわっっ!!」
 
俺 「これが・・・これが・・・・」
 
 
 

俺「これが人間ロウソクじゃああああ!!!!」
 
ケーキに乗り、豪華に焼かれる・・・・ロウソクとはこんなにも辛いお仕事だったのかと、改めて知りました。
と、いうかダンボールをかぶっているとは言え、普通に死ぬほど熱いのが不思議です。
俺  「ほら! 早く吹き消して!!」
 
そう、ロウソクは火を吹き消されるのが運命。 っていうか早く消してくれまじで。
俺 「ハーピバースデートゥーユー♪ ハーピバースデートゥ・・熱っ・・ーユー♪」
ビット「うおおおおお!! ふううう!! ふうううううううう!!」
ボボフッ・・・
ズボボボ!!

頑張って息を吹きかけてくれているビット君ですが、火は消えず、勢いは増すばかりです。
俺 「ハーピバース・・・うおっ・・・うお熱い・・・・かぶっ・・・」
・・・・
だんだんと弱ってきました。 すごく息がし辛いのです。
箱の中にも炎が入ってきましたが、ギリギリでかわします。
 
 
が、その時。
ビクッッ
ズバッ
ズボッッ
・・・・
突然、僕に電流のようなものが流れ、無意識に箱を投げ捨ててしまいました。
多分、これが生存本能というものなのか、とても不思議です。
俺 「う・・・おおお・・・・」
 
そして、その後しっかり消化をしました。

きったね
 
  
最後に、ビット君に僕の人間ロウソクの感想を聞いてみると、
俺 「どうでしたか? 人間ロウソクは。」
ビット「最悪な誕生日でした。」

喜んでもらえてよかったです。
 
まあ、若干髪の毛はコゲましたが、改めてロウソクの大変さを思い知りました。
今度からはロウソクを見たらすぐに吹き消そうと思います。 だって可哀想ですものね。
それでは! 今日はこのへんで!
ではまた!