こんにちは、ARuFaです。
突然ですが、僕は、
足が臭いのです。
諸悪の根源
その臭さは非常に強烈で、靴下はまるで腐った牛乳を拭いた雑巾を馬糞の中で熟成したかのような臭いがします。
文章で表してもいまいち伝わらないと思うので、まずは僕の弟(次男)に嗅いでもらいましょう。
次男(23時)
バッチリ睡眠中ですが、嗅いでもらいましょう。
果たして、僕の靴下はどのくらい臭いのでしょうか。
ス・・・
・・・
・・・!!
次男「パワァアアアアアアア゛ア゛ア゛ーーーーッ!!!」
グワァア
次男「パワッ、パワァアアアアアアア゛ア゛ア゛ーーーーッ!!!」
大変です。
いかがでしょうか。一人の人間がこんなことになってしまう程臭いということですね。
次男が言うには、「遊園地で遊んでいたら、急に肥溜めに落ちた夢を見た。」だそうです。
もはや兵器
さて、これほどまでに臭い僕の靴下ですが、これは思ったよりも大問題でした。
もしかしたら僕の今後の人生で、足が臭いということを理由に多くの不利益をこうむる可能性があるからです。
電車に乗れば周りの人間が失神、結婚しても奥さんが失神、駆けつけた救急隊員も失神。
その後、僕はどこぞの軍隊にスカウトされ、生物兵器として戦場を靴下で駆け回ることになるのでしょう。
そんな人生はまっぴらごめんです。まっぴらごめんです。
ということで僕は数日前から、「いかにして足の臭いを消すか」ということを考えてきました。
・・・そして、数日間の熟考の末、僕はついに自分の足の臭いの対策法を考えました。
その方法名がこちら!
『臭すぎて臭くない作戦』です。
一目見るだけで、いかに頭の悪い事を言っていることがわかりますが、まあまあ聞いてください。
例えばみなさんに、水道水を飲んでもらうとします。するともちろん「冷たい」と感じるでしょう。
次に、水道水よりも冷たいアイスを食べた後に、再び水道水を飲んでいただきます。
するとどうでしょう。先程は「冷たい」と感じていた水道水は、アイスを食べた後ではそこまで冷たく感じないのです。
このように人間の体とは不思議なもので、通常よりも強い刺激を受けると、通常の刺激を感じなくなるのです。
これを利用し僕は、臭過ぎる状況に身を置き、自分の靴下の臭いを感じないようにする作戦に出た訳です!
頭良い!! 頭良いよ!!! 最高!!!!!
では
と、いうことで、4日分の洗濯していない靴下を用意しました。
こちらは、僕が今日の作戦のために4日前から溜めたものです。離れていてもとんでもない臭いがします。
袋
次に、一般的なスーパーの袋を用意します。
そしてここに4日分の靴下を入れまして、
ドサッ
ダメ押しで、今日の分の靴下も袋に入れます。
ポイ
さあ、これで5日分の靴下が袋の中に入ったことになります。
時空が歪みそう
いわばこの袋の中には、先程次男に嗅がせた靴下の5倍の臭いが充満していることになるのです。
飼い猫も反応する
動物の本能なのでしょうか、飼い猫がこの袋を異常に攻撃し始めました。
・・・
さて、袋にありったけの臭いを充満させましたら、後は簡単です。
スゥゥ
息を大きく吸って、
・・・。
息を止めて、
うおお
素早く袋の中に顔を突っ込むのです。
ガサガサガサ
そして、ロープを袋の上から結び、空気が漏れないようにしましょう。
キュッ
少し慌ただしくなりましたが、これで準備完了です。
・・・
あとは、自分の息を限界まで止めます。
そして限界を迎えて息を吸えば、嫌でも『5倍靴下臭』を嗅ぐことになります。
このキツイ臭いを嗅げば、通常の靴下の臭いなど感じなくなるに違いありません。
それでは、そろそろ息も限界なようですので、様子を見てみましょう。
・・・
〜〜〜ッ
限界
俺 「・・・ッブハァ!」
!!?
俺 「あああああああああああああああああああああああ」
???!?
俺 「あああああああああああああああああああああああ!?!?!?」
?????
俺 「あああああああああああああああああああああああ????」
しっちゃかめっちゃかです。
息の限界を迎え、息を吸うと、そこは地獄の世界。
「臭い」というレベルではなく、体が息をすることを拒絶するため息を吸えません。
しかし息をしなくては死んでしまうため、やむを得ずに息をすると体内にはとんでもない香りが入り込んできます。
あああああ
ロープをほどこうとしても、固く結んであるので取れません。
あああああ??
無理です。
ヤバイ
俺 「オエ゛ッ!!」
俺 「オ゛ッエ゛ア゛ァアアッーーーーー」
ついには吐き気までしてきました。
・・・
飼い猫も悲しそうな顔をしてします。
うおおお
バツン
俺 「ブワァァアアアアアアアーーーーーーーーー!!!!」
うおおお
俺 「えっオ゛!」
トイレへ
最終的には本気で吐きました。喉から変な音が鳴るのが僕の最終警告なのです。
さあ、これで僕は地獄の体験は終了。思う存分自分の足の臭いとたわむれることができました。
・・・・
結構本気で死ぬかと思いましたが、これで僕は自分の靴下の臭いを克服できたはずです。
あんな体験をしたのです、ただか靴下一つの臭いなど屁のカッパでしょう。
それでは早速嗅いでみましょう! 作戦の効果やいかに!?
「くっさ。」
ふざけんなよ。