友達とお花見に行ってきました!

こんにちは! ARuFaです。
3月も終わり、早いものでもう4月! 春も真っ盛りですね。見事にさかってやがります。
みなさんは春と言えば何を想像しますか?
出会いと別れの季節。美味しい食べ物。たけのこ・・・。
ええ、確かに。確かにそれも春らしいものでしょう。
しかし! 日本人ならば欠かせないものがあるはずです!
それはそう! 「お花見」!!
お花見無くして春は無し! 僕は春には毎年必ずお花見をすることにしています。
 
・・・そして、そんなお花見に命をかける男がもう一人。名はシモ君
 
シモ君(昔の写真)
シモ君は僕の高校時代からの友人であり、旅行を愛するナイスガイです。
彼とは毎年のように一緒に静岡滋賀・京都愛知などを旅行し、数々の思い出を作ってきました。
そして、そんなシモ君と僕は本日、一緒にお花見をする約束をしていたのです!
僕等の春が・・・今始まる!!!
 
 
国府台(こうのだい)
はい、ということで本日の待ち合わせ場所「国府台駅」に到着しました。時刻は11時、お昼前です。
冒頭では僕等の花見にかける情熱をついつい熱く語ってしまいましたが、
今回の花見に関しては、3日くらい前に「花見でもするか〜」と適当に決めたものなのでノンビリ行きたいと思います。
 
シモ君
国府台駅に到着するとシモ君が待っていました。馬鹿みたいにピースをしています。
 
シモ 「おっせーよ田舎者!」
俺  「なんだよ時間ピッタリだろ!? 何が遅いんだよふざけんなクソうんこが!」
出会って早々の罵詈雑言の嵐ですが、僕等の場合は毎度の事なので、言わば挨拶みたいなものです。
 
シモ 「・・・って、何その背中! 何か飛び出てる!?」
俺  「ああ、これ。」
 

 
後ろ
俺  「これは、バドミントンです。」
シモ 「本当に持って来たんだ・・・」
 
やはり春のスポーツと言えば、サンサンと降り注ぐ太陽の下でのバドミントンですよね。
お花見がされている広場などでは、よくカップルがキャッキャしているのを見ます。
僕等は男二人ですが、「お花見ならばバドミントンは欠かせない」と思い立ち、持ってきました。
 
ガタンゴトン
リュックから景気良く飛び出したまま、電車に1時間くらい揺られて持ってきました。
見ず知らずの小さい男の子が、「でっけー箸!!」と言っていたのが印象深かったですね。箸じゃないよ。
 
駅前
この国府台という場所には、「里見公園」という桜が有名な公園があるそうで、そこが僕等の目的地です。
シモ君がこの辺りに詳しいということで、僕はシモ君に案内されて一緒に歩き出しました。
 
シモ君
シモ 「ここを登ると、江戸川っていう川の土手に出るんですよ。」
俺  「素敵! 晴れた春の日に土手で桜ってお前! 素敵!!」
 
どわー
シモ君の言う通り、階段を上るとそこには江戸川が広がっていました。
水面には太陽がキラキラと反射し、風が吹けば緑がさわさわと音を鳴らします。
そして遠くからは鳥の鳴き声が聞こえ、青空には雲一つありません。
なんと素晴らしい光景なのでしょうか。この世の楽園はここにあったようです。
 
俺  「おい!シモ! あれを見てみろ!!!」
シモ 「どうしたの!?」
 

俺  「うんこだ・・・」
シモ 「・・・・。」
この世の楽園にもうんこは落ちているようです。
 
 

さて、この辺りをよく知っているシモ君が言うには、この土手沿いをしばらく歩くと目的地の「里見公園」に到着するそうです。
というか、先程からもう10分くらい歩きっぱなしで汗がだくだくなんですよね。
果たしてあとどのくらいで到着するのでしょうか。聴いてみましょう。
 
俺  「ねえ、あとどのくらいでその『里見公園』ってのに着くの?」
シモ 「うーん、あと20分くらいかな。」
 
ボッコォ
そりゃ壁も破壊するわ。秘められた力も解放されるわ。
僕が思ったよりも里見公園は遠いようです。お花見は一転、軽いハイキングと化しました。
 
ズンズン
そして、シモ君の衝撃発言から歩くこと20分・・・
途中には、謎の湧き水も発見しました。
 
湧き水
俺  「うおお!湧き水じゃん!!! 飲めんのこれ!? 喉乾いてるんだよね!」
シモ 「あ、これは飲めない水ですよ。」
俺  「え、じゃあなんで湧いてんの?」
シモ 「知らん。」
俺  「飲めないのに湧くなよ。」
シモ 「・・・・・・。」
疲れのあまり、湧き水に対してかなり強く当たってしまいました。
さすがの僕も、水に対して怒りをぶつけたのは初めてでした。狂ってたんだと思います。
 
しかし、そのかいもあり、僕等は何とか目的地の「里見公園」に辿り着くことができました。
 

シモ 「到着です!!!」
俺  「うおおおーーーーー!!」
  

俺  「そんでもってここ、『お花見ひろば』らしいよ。」
シモ 「うん。」
 
 

俺  「・・・めっちゃ散ってるな。」
シモ 「うん。」
僕等が楽しみにしていた桜は、めっちゃ散っていました。
  

木についているよりも、地面に落ちている桜の方が多いんじゃないですかこれ。
しかし、いくらお花見をしに来たといえど、もはや「里見公園に辿り着くこと」が目的になってしまっていた僕等は大喜び。
桜が散っていようとも構わず公園内を散策し、噴水のある広場のベンチで昼食を食べることにしました。
 
シャレオツな広場
本日の昼食は、出発前に駅前のコンビニで買いました。
僕の昼食はこちらです。
 

プリンパフェ桜餅あんだんご大福です。
・・・お花見の事ばかり考えていたせいで、このようなメニューになってしまいました。
 
俺  「こんな・・・こんなおとぎの国みたいな昼食で俺は・・・」
シモ 「しかもプリンパフェにスプーン付いて無くない? ざまあ。」
俺  「うるせえ。お前の昼食のクリームパンも、カバンに入れちゃってグデグデじゃねーか。」
 
シモ君の昼食
インフルエンザにでもかかったのか。ってくらいクタクタになっていました。
・・・が、どんな昼食でもお腹が膨れれば疲れも取れるというもの。
疲れが取れてきた僕等は、お酒を飲みつつお互いの近況報告に花を咲かせました。
 
青春っぽい写真
正直、別に桜を見なくとも外で飯食ってるだけで最高でしたね。何それ。
里見公園のベンチにて1時間程過ごした僕等は、「日なたが暑過ぎ」という理由で移動を開始。
里見公園の近くにある、「じゅん菜池緑地(じゅんさいいけりょくち)」という別の公園に行くことにしました。名前が凄い。
 
移動中
そして、移動すること20分・・・
何だか今日は歩きっぱなしな気もしますが、「じゅん菜池緑地」に到着しました。
 

こちらの「じゅん菜池緑地」。僕の第一印象は、カモがめちゃくちゃいるというものでした。
 
すごい
大きく公園内に広がる池には無数のカモがおり、もしもここにアマゾネスがいれば吹き矢で大量GETは間違い無しでしょう。
そんでもって、カモは池の中だけかと思いきや普通に陸にも上がってきました。
 
うおお
池の中にいる時には気付かなかったのですが、カモって近くで見ると凄く可愛いんです。
陸に上がってくるカモは人間にも慣れているため、僕はカモととても仲良く接することができました。
僕が近付くと、カモたちがこちらに寄ってきてくれるのです。
 
ドドドドド
嘘です。全力で逃げられました。
 
・・・さて、こちらの「じゅん菜池緑地」。実はとても広い公園でして、
シモ君
遊具があるスペースもあれば、
 

池の回りをゆったり歩ける散歩道もあり、
 

さらにはまむしもいるというサービスっぷり。
僕等は時に遊び、時にのんびりと歩き、時に命の危険を感じながら公園を満喫しました。
 
そしてその後、じゅん菜池緑地を後にした僕等は、適当に歩き過ぎて散々道に迷うというトラブルに見舞われました。
墓に来ちゃった
どのくらい迷ったのかというと、可愛いカモがいた公園から見知らぬ墓に迷い込んでしまった程です。
しかも、シモ君のスマホの地図アプリを使ってこのザマですから、僕等の方向音痴っぷりが発揮された結果と言えましょう。
 
コロッケ
何とか大通りに出ることに成功した後は、商店街の肉屋でコロッケをシモ君に奢ってもらい、それを食べながら帰路につきました。
 
うめぇ
春先に、コロッケを買い食いしながら商店街を歩くだなんて、もう本当最高過ぎました。
肉屋のコロッケは日本の宝だと思います。肉屋さんは全員人間国宝になって頂きたいです。
僕等は口元をホクホク言わせながら駅に向かい、そして解散となりました。
 
俺  「そんじゃまたな! 今日はありがとう!」
シモ 「おう! またどっか行きましょう。」
とても楽しいお花見、もといハイキング、もといウォークラリーでした。
 
 

そして、家に到着したのは18時頃。そこで僕はあることに気付きました。
 
俺 「結局、バドミントンしてないじゃん!
そう、リュックにラケットを突き刺し、あれだけ目立つ格好をしておきながらバドミントンをしなかったのです。
 
残念
ちゃんと用意をしたのに、バドミントンをできなかったのは非常に残念でした。
 

 
 

 
 

 
 

せっかく僕の顔をプリントしたラケットを徹夜で用意したのに、非常に残念でした。
これでシモ君と二人でキャッキャウフフしようと思ったんですけどね。
まあ、さすがに試さないのもアレなので、次男と一緒に家の前で1ゲームだけやったのですが、
 
 

1ゲームで自分の顔がこんな感じになってしまったので、むしろやらない方が良かったのかもしれませんね。
自分の顔なだけに、非常に複雑な心境になりました。
 

・・・とまあ色々ありましたが、本日はとても楽しい一日でした!
散ってはいましたがお花見をし、そして予期せぬウォーキングもし、かなり春を満喫できたと思います。
久しぶりに友達と一緒に遊べたのもあり、一日中笑っていた気がします。
みなさんもまだまだチャンスはあると思いますので、是非とも散った桜を見に行ってみてはいかがでしょうか。
では、今日はこのへんで失礼致します!
ではまた!