初・原宿!

こんちは!
生涯のうち、きっといつかは訪れる「告白」のために、
鏡に向かって「愛してるよ」と言う練習をしていたら、後ろにいた猫がゲロ吐いたARuFaです。
酷いですよね。 どんな仕打ちですか。
 
そんな気持ちの悪い僕は、今日友達と一緒に『原宿』で遊ぶことになっていました!
「原宿」というのは関東で一番シャレオツ(おしゃれ)な若者がいる街。
大阪が「天下の台所」ならば、原宿は「天下の洋服棚」と言っても過言ではないでしょう。
ちなみに僕の部屋の今の状況は「天下のゴミ屋敷」となっており、足の踏み場がないどころか、アリの足の踏み場もありません。
部屋の汚い僕ですが、服のセンスも汚いのが僕です。
『ファッション』という言葉を耳にしただけで謎の絶望感に襲われ、
ファッションセンターしまむら」が潰れれば全裸で生活せざるを得なくなると噂の僕が、はたして原宿に行けると言うのでしょうか。
・・・きっと原宿に行った所でシャレオツ(おしゃれ)なチャンネー(お姉ちゃん)に、カバ(馬鹿)にされるだけでしょう。 ホトト(トホホ)。
ホトトギスホトトギス
しかし、『ダサイものは逆にオシャレ』という僕のために作られたような言葉を信じ、僕は原宿に行く前夜、眠りにつきました。
 
当日は、11時ちょうどに最寄駅を出発する電車で原宿へ向かう予定でした。
しかし、遠足前のような興奮状態に陥った僕は前夜に眠れず、起床したのは11時半。
お見事。 遅刻です。
 
俺 「んぶぅwwwwwwwwぶふwwwwwwwふっふうwwwwww」
自分のふがいなさに思わず笑いがこみあげてきます。
 
俺 「笑えねーよ!!!!!!!!!!!!!」
しかし笑っている暇はないのです。
携帯を見ると、今日一緒に原宿で遊ぶ友達の一人の ラユ君 からメールが来ていました。
 
ラユ:「今どこ?」
 
こういう時のこういうメール程、心が痛いものはありません。
「心が痛いランキング」があるならばトップ3は確実でしょう。1位は『セミの一生』です。
僕は、急いででかける用意をし、家を出る瞬間にラユ君に寝坊した事を伝えるメールを送信しました。
起きた瞬間ではなく、あえて家を出る瞬間に寝坊したというメールを出すことにより、
「あいつ、結構急いで準備をしたんじゃんポイント」が加算され、怒られる量が減るのです。 これがバレたら僕は死にます。
そして電車に急いで乗り、原宿駅に到着するまでは優雅に小説を読んでいました。
 
 
そして原宿駅に到着。
やはり街は、ナウでヤングなシャレオツのチャンネー・チャンニーばかりです。
その中で一人サイダー(ダサイ)な格好をしている僕は、気を落ち着かせるためにサイダー(サイダー)を飲み、
ひと段落した所で、先に買い物に行っている友達に電話をしました。
 
ちなみに今回一緒に原宿で遊ぶ友達は、
 
ラユ君    →  くだらないギャグが好き。アホ。
ロモ君(新) →  勢いだけのギャグが好き。アフロ。
タケ君(新) →  ボソリというギャグが得意。イケメン。
俺      →  ハンバーグが好き。
の、4人です。
 
ラユ君を始め、NOT遅刻組の皆さんはファミレスでご飯を食べているらしいので、僕もそこに向かいました。
場所はタケ君に聞きました。
 
タケ「えっと、明治神宮の方に歩いていって、交差点を渡った所の・・・」
俺 「フムフム」
タケ「あっ、明治神宮には入らないようにね。」
俺 「さすがに入らないよ! 明治神宮の中にファミレスがあるわけねーだろ!!」
僕が明治神宮から電話をしていたことは秘密でした。
 
ファミレスに着くと皆が待っていました。
俺 「いやぁーーー! ごめん!!!」
皆 「いいよー!」
俺 「あ、みんなご飯食べてたのね。」
ラユ「もう食べ終わるけどね。」
俺 「あっ、すみません! あんみつ1つ!」
ロモ「食うのかよ!」
俺 「ロモ君や、その頭、実験に失敗したの?」
ロモ「爆発はしてねーよ!?」
ロモ君のイメチェンヘアスタイルをイジることは、もはや僕等のお約束となっていました。
しかし、遅れてきた分際であんみつを頼んだ僕を許してくれる友達の懐は、まるで太平洋のように大きいなぁと思いました。
 

 
 
タケ「ちなみに、もうお前が来る前に、結構お店を回っちゃったんだよね。」
俺 「え!? もう佳境に入ってるの!?」
ラユ「ラストスパートやで!!!」
ロモ「ちなみに今が14時50分だろ? 俺は15時に帰るしね!」
俺 「え!? 帰っちゃうの!?」
ロモ「もう千秋楽に入っているんだなこれが。」
 
そしてファミレスを後にした後、僕等はロモ君とお別れをして、3人で買い物スタート。
書き忘れてはいましたが、今日原宿に来たのは、買い物をするためだったのです。
 
俺 「いやぁー、ジュクッパラ(ハラジュク)とか、ツーハー(初)でさぁー」
ラユ「業界用語えげつな過ぎだろ。」
タケ「やめて恥ずかしい。」
原宿には、雑誌の撮影やら何かのスカウトやらの人がたくさん道に居るのですが、僕に対しては全くのノータッチでした。
若干アピールもしてみたのですが、全身をユニクロで固めたためにユニクロの店で店員と間違えられた僕には見向きもしません。
 
そこから僕はもうヤケです。 オシャレな服屋に突撃まくりました。
俺 「福〜よ来い来い福よ来いwwwwww年〜の始めに福よ来いwwww」
店員「これなんてどうでしょうか!?」
俺 「いや〜、春っぽいですねぇ。」
店員「ですよね!!」

店員2「これもどうでしょうか!?」
俺 「お、春っぽいですねぇ!」
店員2「ですよね!!!!」
 
店員3「この色なんて、お似合いですよ!」
俺 「おお! スプリング(春)って感じですね!」
店員3「はい!」

オシャレな事などサッパリわからない僕は、「春っぽいですね」という言葉で上手く切り抜けていました。
 
その後、ラユ君が店員に捕まり1時間くらいコーディネートされたり、
僕が靴屋で1分もしないうちに即決で靴を購入したり、
古着屋に入った時にラユ君が「たくあんの臭いがする」と連呼してうるさかったりして、あっという間に時間は過ぎていきました。
 
原宿を後にし解散した後、家に到着したのは19時半。
結局僕は、スニーカー(3980万円)と、リュックサック(1995万円)を購入しました。値段は八百屋さん基準です。
 
今日は色々ありましたがとても楽しい一日でした!
明日はこの前まで働いていたバイトの打ち上げです。 遅刻しないようにします><
では、今日はこのへんで!
ではまた!