ホッピングでドライブスルーは通れるのか

こんちは!
ついこの前、年を明かしたと思ったらもう4月!
4月ともなると暖かくなり、気付けば春まっさかりです。
春というのはいいですね。暖かくてウキウキして。
『春』は英語で『spring(スプリング)』。 あの跳ねる「バネ」と同じつづりです。
確かに、春にはバネのように跳ねたくなってしまう事がしばしば。
僕もこの前、自宅の前でホッピングで遊んでいたところ、
そのあまりの楽しさにホッピングから降りたくなくなってしまいました。
 
ホッピング
僕のような素人が少し乗っただけでもホッピングに夢中になってしまったのですから、
それこそ、ホッピングが好きで好きでたまらない人は、春にはホッピングから降りることができなくなってしまうのではないでしょうか。
ホッピングから降りられなくなった場合、一番困るのは食糧問題です。
多くの人は「飯より、トイレはどうするか?」と言う人がいますが、そんなもの上下に跳ねながら出せば景気も良いってもんです。
 
ガシャガシャ
 
しかし食糧問題は違います。 ホッピングをしながら料理などできるわけもありません。
かと言って、ファミレスなどのお店に行くこともできません。
ならばどうするか。 ・・・生き延びるための答えは一つしかありません。
それは、「ドライブスルー」です!
 
ドライブスルーとは、一般的にはファーストフード店が行っているサービスでして、
店内に入ることなく、商品が買えるサービスなのです。
これならホッピングから降りることもなく、商品を受け取ることができます。
 
しかし! はたして本当にホッピングでドライブスルーをスルーする事ができるのか!?
この辺をはっきりさせないといけません。 できるのか、できないのか!?
このままでは、ホッピングから降りれなくなった人が餓死してしまいます。
 
そんな使命を背中に背負い、この疑問を晴らすために僕はマクドナルトへやってきました。
 
ピョンピョン
俺 「す!」
常にジャンプしているので、イントネーションが大変です。注文できるのでしょうか!?
 
それでは、いざホッピングでドライブスルーに突入してみたいと思います!
 
ガシャンガシャン
俺 「いっ! てきっ! ますっ!」
 
ガシャンガシャン
ガシャンガシャン
全国のホッピング愛好者の未来が自分にかかっていると思うと、胸が熱くなりました。
 
そして注文をする場所に到着。 僕はお店の人が応答してくれるのを待ちます。
 

ドライブスルーには「注文口」と「商品受け取り口」の2つがあり、
今、僕がいる注文をする場所は、カメラがないので店員さんの目はありません。
上下に跳ねながら待っていると、店員さんが応答しました。
 
店員「いらっしゃいませ! ご注文をどうぞ!」
俺 「チーズっバーガーのっ! 単品! を! 1つ!」
店員「はい! では、お会計120円です! 商品受け取り口にお進みください!」
俺 「はい!」
ここは難なくクリア。 次は、商品受け取り口に移動し、商品を受け取ります!
 
死ぬ
そろそろスタミナが切れてきました。 何故僕はホッピングに乗っているのでしょう。
 
ガショガショ!
店員さん
商品受け取り口に行く途中、普通の車からは聞こえてこない音に窓から店員さんがのぞきこんできました。
その店員さんの顔たるや壮絶で、デートで恋人待っていたら総理大臣が来た時のような顔をしていました。
 
しかし僕は攻撃の手をゆるめません。 無表情で上下に動きながら受け取り口に向かいます。
高さ制限 2.4m
 
が、案の定、店員さんが驚いていました。 目が点とはこの事だなぁと思いました。
店員「え、えー・・・」
俺 「120円でしたっけ?」
 
すると、お店の奥から店長っぽい男の人がこちらへやってきました。
口調は怒り気味です。
 
ガッシャガッシャ
 
店長「あの、店側に回ってもらえませんか?」
俺 「いや、降りられないんですよ・・・訳あって。」
店長「・・・どうしてもですか?」
俺 「ちょっと無理ですね・・・・」
この間、ガシャンガシャンしっぱなしです。
 
ガッシャガッシャ
 
しかし、このやりとりが少しつづいた後、
店長「じゃあ今回だけですからね! 車にひかれても責任持てないですからね!」
俺 「ありがとうございます。」
 
さよなら
そして僕は最後までホッピングを離れることなく、ハンバーガーを購入。
ポケットに入れたおつりの小銭を音を、チャリチャリ言わせながら去ってゆきました。
僕が去った後には、店長とバイトさんの気まずい時間が流れることでしょう。
 
 
そしてその結果!!
 
でん!
「ドライブスルーは、ホッピングでも通れる。」
と、いうことがわかりました!
これで、ホッピングから降りられなくなった人が、食に困ることもなくなりましたね!
 
では早速、買ってきたチーズバーガーを食べてみましょう!!
 

ホッピング界の未来を救ったその味は・・・!!?
 

俺 「冷めてる。」
 
これでもかと言うくらい冷めていました。
 
・・・ホッピングに乗りながら、ドライブスルーで買い物をする事はできたのですが、
ホッピングを長い間したせいでお腹と腰が痛くなってしまい、しかもハンバーガーは冷めていました。 
しかし! 僕は救ったのです! そう、人々の命を救ったのです!!
この熱い気持ちを、一生忘れないようにしたいと思います!!!!
 
あと、もう一生ホッピングには乗らないと思います。