こんちは!
突然ですが、僕は「沖縄県」が大好きです。
高校3年生の修学旅行で、沖縄に行ってからというもの、僕は沖縄の虜になってしまいました。
当時の僕
そんな僕に先日、吉報が届きました。
友達「池袋で、沖縄の物産展がやってるらしいよ。」
俺 「行くわ。」
物産展というのは、その地域の名物や特産物を売り出すお祭りのようなものです。
沖縄大好きな僕は、電車を乗り継いでいざ池袋へ!
うおお!
やってますやってます! こりゃあ沖縄の血が騒ぎますね!(僕は東京出身です)
店 「お兄さん! 見てってよー!」
俺 「お! 懐かしいなぁー! 故郷を思い出しますね!」(僕は東京出身です)
店 「お、沖縄の方ですか!?」
俺 「広い意味ではそうさー!」(僕は東京出身です)
沖縄が好きならば、もう僕だって島人です。しまんちゅ。
そんな沖縄物産展ではこんなものを買いました。
「ミミガーチップス」と「むっちむち黒糖」というお菓子です。
まずは「ミミガーチップス」。
これは、豚の耳を料理した「ミミガー」のお菓子です。
修学旅行で食べた時、とっても美味しかったのでまた買ってみました。
パクリ
美味い!
お次は「むっちむち黒糖」。
名前は相当いやらしいですが、お味はそのままの素朴な黒糖味。
こちらも修学旅行で食べて感動したので、また買ってみました。名前もいやらしいですしね。
パクリ
美味い!
美味すぎて、浮く。
とっても美味しかったです。名前はすごくいやらしいですけど。
さて、僕はもう一つ、気になるものを買ってきました。
それがこちら。 「豆腐よう」という食べ物です。
これ
店頭に並んでいた数ある食べ物の中で、一番の異彩を放っていたのがこちらの「豆腐よう」。
店頭には「独特な風味なため、少しずつ食べてください」というカードもあり、それも魅力の一つでした。
20年間生きてきた僕は「独特の風味」の意味を知っています。
それはつまり「アホまずい」ということです。
以前食べた「ピータン」も、「亀の血ゼリー」も、皆『独特の風味』という言葉にひかれて買ったもの。
そしてアホのようにまずかったものでもあります。
きっと同じように、この「豆腐よう」もそんな感じなのでしょう。
俺 「なら食べなきゃな。」
そう、ならば食べなくてはいけません。 それがブロガーとしての誇りです。
と、いうことで僕は「豆腐よう」を購入し、目の前に君臨しているという訳です。
カバーを開いてみると中身は真っ赤です。
辛いのでしょうか。 沖縄には「島トウガラシ」という激烈辛いトウガラシがあるので不安がよぎります。
カバーの内側にあった紙には「豆腐よう」に関する説明文が書かれていました。
――――――――――――
沖縄の島豆腐を紅麹につけた珍味だよー。
チーズのような食感とウニのような風味を持つことから東洋のチーズといわれているほどさぁ。
お酒好きにはたまらないさーねー。ご飯にだって良くあうよー。
くわっちーさびら!(いただきます!)
――――――――――――
なるほど、わからん。
「チーズのような食感と、ウニのような風味」のイメージが全く浮びません。
それはまるで、遊園地のお化け屋敷から出てきた友達に感想を聞いたら、
友達 「・・・・サンダーファイヤー・・・。」
と、言われた時のような感覚です。(実話)
とりあえず辛くはなさそうです。 さっそく食べてみましょう!
では!
俺 「くわっちーさびら! (いただきます!)」
開封時に臭いを嗅いでみたのですが、何かが発酵している臭いがしました。
なんでしょう。 甘酒のレベル100みたいな感じの臭いです。
説明文には、「爪楊枝でそいで、少しずつお食べください。」みたいな事が書いてありましたが、
しっかりと味わいたいので、1個まるまる食べてみたいと思います。
んあ
パクッ
モグモグ
俺 「・・・・・・」
・・・
ぐねぐね
俺 「あー・・・そういう・・・あ゛ー!!!」
あ゛あ゛あ゛
俺 「あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
独特な味でした。
食感はチーズよりゆるく、口に含んだ瞬間にねっとりと舌に染み込みます。
その味は、ミソに甘酒(レベル100)を合わせ、そこにチーズ(レベル100)を足したような味です。
なんというか、「豆腐にやれるだけやったぜこの野郎」という味でした。
しかし、食べられないという程ではなく、ギリギリ食べられるレベルなのがまた辛いです。
その瀬戸際の攻防が、僕の体をくねらせます。
俺 「あー! あ゛ー!!!」
俺 「あ゛あ゛あ゛あ゛・・・・あ゛ーーー」
あ゛〜
俺 「無理!!!」
さようなら
水で流し込みました。
思いだしましたが、豆腐ようはご飯にも良く合うそうです。
なので、白飯に豆腐よう2つを乗せて食べてみました。
はふはふ!!
あ゛っ
さようなら
水で流し込みました。
・・・結局、「豆腐よう」は本当に独特な味でした。
しかし、残った豆腐ようを冷蔵庫に入れておいたところ、それを父親が見つけまして、
父親 「お、美味いじゃんこれ!!」
と、爪楊枝でそぎながら喜んで食べていました。不思議です。
そこで僕も同じように、ほんの少しだけ爪楊枝に乗せて食べてみたのですが、
俺 「・・・・・あ、食べられる。」
イケました。 イケます。
俺 「・・・・父ちゃん。」
父 「なに?」
俺 「これ、まるまる1個、一気に食べてみて。」
父 「別に良いけど・・・・」
俺 「・・・・」
父 「あ゛ーーーーー!!」
ぐねぐねでした。
つまり僕の敗因は「一気に食い過ぎた」という所でした。 説明文を読まずに勝手に自爆した感じです。
それはまるで、お風呂場で「乗るな」と言われた洗面器に乗り、滑って後頭部を打った幼少期の僕のようです。(実話)
それを踏まえた上で、妹である次女が「食べたい」とうるさいので、まるまる1つをあげました。
グァッ
思ったよりすごかったです。
・・・父親が言うには、「一つでその日のお酒のおつまみにはなる」そうなので、3つ一気に食べた僕は、なんだかとんでもない事をしでかしてしまった気分です。界王拳的な。
この独特な味わいの「豆腐よう」。
みなさんも是非食べてみる事をオススメします!
オススメの食べ方は、そうですね・・・。 5つくらいいっぺんに食べるといいかもですね!
やかましいわ。
沖縄の特産物を食べて、また沖縄に行きたくなってしまいました。
今度は素晴らしい沖縄の、本番の豆腐ようを食べてみたいです!
では、今日はこのへんで!
ではまた!