静岡旅行ダイジェスト! 3

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〜あらすじ〜
富戸駅での坂道地獄を脱出し、巨大なゴリラへの謎の違和感を感じながら浜松を目指し電車を乗り継いだ僕等。
なんやかんやで2時間かけてホテルを探し、チェックイン。
しかし、ホテルのベッドは一つ。 その上ホテルのプランの名称は『カップルプラン』
立ちはだかる現実と、立ちはだかるレオタード男に絶望するシモ君・・・

果たして僕等は無事に夜を過ごせるのか!!?
果たして無事に夜を過ごせるのかぁーーーーーーー!!!!??
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 

過ごせました。
さすがに前日に歩きすぎたせいか、クタクタの僕等は5分以内に二人とも爆睡天国。
何か事をしでかそうという気持ちになる前に、僕等は夢の世界にダイヴしてしまい、気付けば朝です。
 
よかったよかった
僕等はお互いに安心しつつ、朝食の準備を始めました。
ちなみに前夜のホテルでの僕の水着姿に、シモ君は「本当にホモかと思った」と後に語っておりました。
違います。
違います。
 


朝食はバイキング形式。 朝食も付いて一泊2800円とはとてもありがたいです。
この値段ならば、男二人でベッドが一つでも十分我慢出来ますね! と、書こうと思いましたが、天地がひっくり返ろうとも嫌です。
ちなみにこの朝食の感想は、
シモ 「このヨーグルト、美味しいわ。」
俺  「ヨーグルト、美味い。」
ヨーグルトが、美味い。です。
 
シモ 「・・・あー、でも朝食を食べるのも久しぶりだわ!」
俺  「いつもは食べてないの?」
シモ 「いや、俺さ、昼夜逆転してて、いつも昼間に起きるのよ。」
俺  「ダメだなー! 昼夜逆転って、本当に健康に悪いらしいよ!」
シモ 「いやでもさー、バイトがさー!」
俺  「バイトやってても体壊しちゃダメでしょ! 昼に起きるのはやめなさい!」
シモ 「お前はいつも何時に起きてるの?」
俺  「14時。」
この時のシモ君の「ふざけんなよ」という表情が忘れられません。
 

さあさあ! 朝食も食べて元気を付けたところで、浜松散策へ行きましょう!
改めて書きますが、ここ浜松は、僕の大好きな漫画苺ましまろの舞台になった場所。

そしてこの浜松周辺には、漫画やアニメに出てくるスポットが各地に実在しているのです。
今日は、そこを中心に散策する予定になっております。
 
まずは駅周辺を、自分の漫画内の記憶を頼り探してみたのですが、作品に登場した場所があるわあるわでとても興奮しました。
あまりにも見つかりすぎて、大漁旗を振りたくなった程です。
例えば、こちらの扉絵の場所も・・・
本編より
アングルは違う
駅周辺にありましたし、
 
その駅自体も、本編に出ていました。
本編より

ビルなどの建物自体もかなり忠実でした。
始めてくる場所なはずなのに、「あれ? 見た事あるかも」という不思議な気持ちになれました。
 
さて、駅周辺を散策した後は、「佐鳴湖」という湖へ向かいます。
鳴湖は作品でも大々的に取り上げられている場所であり、個人的にかなり行きたかった場所。
駅から実に6.5km程ありますが、気合いを入れて歩ききってみせます!!
 
俺  「頑張ろう!!! 富戸駅の坂道地獄に比べればきっと楽だよ!」
シモ 「おう!」
 
〜10分後〜
前日の富戸駅の坂道を経験した僕等にとって、平らな道はまさに楽園でした。
道に角度がついていないだけで感動できる日がくるなど、まさか思っていなかったので感動です。
まさに皮肉
豚自らに餃子差し出されるという、鬼畜極まりないお店も発見できました。表情がやばい。
俺 「佐鳴湖は、日本で一、二を争う程汚い湖らしいぞ!」
シモ「へぇー!」
まだまだ余裕です。
 
 
〜30分後〜
湖に向かう途中で、よく駄菓子屋さんの前にあるガチャガチャをしました。
光る剣が出るガチャガチャに挑戦したのですが、出てきたのは
 

ミサンガ。
しかも表には、SOFT BALLとの刺繍もあります。

卓球部をしていた僕にとっては、わき毛と苺ジャムくらい関係性の無いものですがこれも旅の縁。腕につけることにしました。
 
 
〜45分後〜
俺 「疲れた。」
シモ「疲れた。」
俺 「あ、道間違えた。戻ろう。」
シモ「ん゛も゛ー!!」
 
 
〜60分後〜

バスを使う事にしました。
6.5kmも歩くだなんて出来るわけないじゃないですか。 何言ってるんですかもう。
5分くらい待つとバスが到着し、僕等は乗り込みます。
バスに乗った瞬間、今まで自分達がコツコツ歩いてきたのが馬鹿らしくなるほどのスピードに、
「帰りも、バスだな。」
と、考えたのはきっとシモ君も同じでしょう。
 
・・・バスに10分くらい乗ると、佐鳴湖停留所に到着。

停留所はボート貸し場の近くにあり、案外道路に面する通りでした。
僕等はボート貸し場の横から佐鳴湖に入り、その周りを一周することにしました。
 

日本で一、二を争う湖とは言われていますが、思ったよりも汚くは無かったです。
ところどころ少し臭うくらいでしたが、僕の部屋の方が臭いので何も言えません。
 

また、湖の周りは散歩道のようになっており、これなら楽しく湖の周りを歩けそうです。
 
しばらく楽しく歩いていると、佐鳴湖の全体図の案内板を見つけました。
俺 「えーっと、佐鳴湖・・・一周、6.2km・・・」
シモ「・・・・」
俺 「・・・・・・」
 

まじかよ。
 
シモ君は笑い、僕は歌を歌いだすなど、もうヤケでした。
 

俺 「見て! なんかいる!!」
シモ「なにあれ、ボーリングのピン?」
俺 「鳥だろwwwwどこまで吹っ飛ばしてんだよwww」
 
鳴湖は案外動物が多く、時にはカラスが僕等の行く手を邪魔したりもします。
しかしそこは、カラス語ライセンス3級を持っている僕が必死に彼等を説得、
なんとか道を通してもらったりもしました。
俺 「カラス! カァーー! カァー!!カラス!(さっさとそこをどけ!)」
カラス「ア゛ァーー!!!!!
俺 「すみません!!!!!!!!」
カラスって近くで見ると案外大きいんですよ。 漏らすかと思いました。
 
そして、苺ましまろの作品内で描かれている場所もちゃんと発見。
休憩所はかなりの再現率でした。
本編より

 
本編より

 
興奮する僕を尻目に、シモ君はハイパーお疲れモード。

自分で自分の尻を刺激するという愚行に出ていました。
僕も何だかんだで足が限界だったので何も言えませんでしたけどね!
 
「もう無理」のポーズ
 
しかし、そんな僕等を癒してくれたのは猫ちゃん達でした。

俺 「ニャーーーーーーン!!!」
シモ「猫だ!!!!」
 

猫ちゃんはとても人懐っこく、僕等の疲れは静岡の空に消えてゆきました。
シモ 「今回の旅行で、3位にランクインするわ。」
俺  「俺1位」
大満足です。 ありがとう猫!!
 
猫パワーを借りた僕等は、ヒィヒィ言いながらもなんとか佐鳴湖一周を制覇!
6.2kmの道のりは、思った以上にキツかったです。
その後、僕等は近くにあるジャスコで休憩。一度座りこんでしまうと二度と立てない気がしたので、適度に休みました。
ジャスコに行けば、浜松駅までの無料送迎バスがあると思ったのですが現実は厳しく、
僕等はさらに歩いて近くのバス亭までゆき、浜松駅に舞い戻りました。

 
その後2時間程浜松駅周辺を散策し、楽器博物館や、屋上公園などで遊び、僕等は浜松を後にしました。
そろそろ地元(千葉)に戻らなくてはいけない時間なのです。
さようなら浜松!! 楽しかったぜ浜松!!

 
 
浜松駅から帰りの電車に乗り、再び僕等は長い列車の旅を始めました。
思えば約2日間の間には様々なことが起こり、そして足が爆発しましたね。
そんな思い出を噛みしめながら、僕等は電車に揺られ、千葉へ向かいます。


そして約5時間電車を乗り継ぎ、僕等はやっと地元である千葉県津田沼駅に到着。
やはり地元は落ち着きます。 そして若干の人の多さにめまいがします。
津田沼についたころには、連日の長距離ウォークと電車の乗り継ぎでヘトヘト。
一瞬でも気を抜けば、スライムのように溶けだす自身がありました。
 
シモ君と解散した後、僕は家に帰りながらこの旅行のことを振り返っていました。
思えば色々なことがありました。楽しかった思い出、苦しかった思い出・・・。
そんな思い出を作れたのも、シモ君と一緒に旅行に行けたおかげです!
ちなみにガチャガチャミサンガは、夜食の味噌ラーメンの汁が染み込んで臭かったのでちぎって捨てました。
ともかく! 今回の旅行に行けて本当に良かったです!!
また来年、このような旅行にいけたら嬉しいです><

3回に渡り、記事を読んでくださりありがとうございます。
また旅行に行った際には、その時のレポを書かせて頂きますので、是非、宜しくお願いします!
それでは! 今日はこのへんで!
ではまた!