え? 今日ってクリスマスイブだったんですか?


え?
 

今日ってクリスマスイブだったんですか?
 
「クリスマスイブ」と言えば、世のカップル達が甘いひと時を過ごす素敵な日のことですよね?
うわー、気付かなかったわー! 全然気付けなかったわー!!
いやぁー!てっきり今日は、ただの真夏日かと思って過ごしちゃいましたよ!
うわ、気付いてたらなー! 今日がクリスマスだって気付いてたらなー!
 
いやぁー、だって、今日の僕の一日と言えば・・・
 
 
気温3℃
朝は、大好きな虫捕りをするために、公園へでかけました。
 

しかし、公園についても虫の声は一切聞こえず、聞こえるのは北風の吹く音のみ。
 
あれれー?
俺 「わー! 何だかいつもと様子が違うぞ! でも今日は真夏だから虫捕りをしよう!」
それでも僕は元気に虫を探します。やっぱり真夏と言ったら虫捕りですからね!
 
俺 「見つけた!! えい!!」
バシッ!
 
俺 「やったー!! 捕れたぞーーー!! 何が捕れたのかなー!!」
ゴソ
 
俺 「あ! これは!」
 

俺 「イチョウだ。」
 
何度もトライしたものの、結局虫をゲットすることはできませんでした。トホホ。
というか、虫を見ることすらもできませんでした。この世から虫は消えたのでしょうか。
 
俺 「動いたら疲れたなぁ。 そうだ! アレを食べよう!」
 
バーン
みんな大好きガリガリ君
 
お腹が減ったらスニッカーズ、あなたも私もポッキー。そして、真夏の友達ガリガリ君です!
やはり、夏のオヤツはガリガリ君が定番ですものね。
 
気温3℃
さっそく食べてみましょう!
 
俺 「いっただっきまーす!」
ゾシュ
 
ホフ
 
ボボフ
 
ドドドド
俺 「ホイヒィイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!」
ついうっかり、地獄のような形相で走りまわってしまう程に美味しかったです。
 

美味しすぎて、何か、若干泣けてきました。
 
しかしそんな中、ちょうど近くに、暑い中コートを着込んで熱々のジャージャー麺を食っている人を発見。
なんだこいつ
変な人ですね。 さぞかし暑いことでしょう。
なので、この人にもガリガリ君を食べてもらいました。
 
ガ。
 
ゴ。
1ミリも動かなくなってしまいました。 きっとあまりの美味しさにびっくりしたのでしょう。
 
その後は、疲れてしまったので公園のベンチでお昼寝。
グー
ついうっかり、お腹を出して寝てしまいました。
 
 
 
公園から家に帰った後は、昼ご飯。 

今日の昼ご飯は、氷でキンキンに冷えたそうめんです。
 
ゾッ
 
イエーイ
俺 「おいしーーーーーい!!!!」
めっちゃ腹痛い。
 
 
午後は、「夏ならではの場所」におでかけに行きました。
電車で。
 
気温4℃
俺 「イエーイ!」
 
「夏ならではの場所」に行くため、その最寄駅の商店街を通ったのですが、
??
見る人見る人全員が、コートやカーディガンなどの厚着をしていてとっても不思議でした。
何ですかね、この町では風邪が流行っているのでしょうか。
すれ違う人に「元気だねー」「頑張るねー」と言われるのも、皆さんが風邪をひいているからなのでしょうか。
謎です。
 
 
〜歩くこと15分〜
 
 
さあみなさん! 「夏ならではの場所」に到着しましたよ!
それは、そう!!
 
気温3℃
川です。
 
川というのは水辺であり、気温が他に比べで低く、ひんやりとした空気を感じることができるのです!
こんな暑い夏の日には、水辺に寝転がってコーラを飲むのが一番ですよね!
 
ヒャー
目を閉じると、聞こえてくるのは川のせせらぎのみ。
そして僕の体を包むのは水辺のひんやりとした空気。そしてコーラをキュッと飲み込む。
最高ですね!! 真夏万歳!!!
 
 

さてさて、せっかく川に着たのですから、寝転がるだけではもったいないというもの。
 

なのでまあ、
 
気温3℃
入りましょう。
  
やっぱり川と言えば楽しく泳いで涼むのが一番!
元気いっぱいに水遊びをしちゃいましょう!!
 
フー!
と、いうことでここは一発、景気良く飛び込んじゃいますね。
 
俺 「参る!!!」
ダダダダ
 
グッ
 
バイーン
俺 「メリークリスマス!!!」
   
ゾンッ
ブシャアア
 
ギャアアアア
俺 「ヒィギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
 
いやぁー! 気持ちが良いですねー!
 

俺 「アオオォオオオオオオオオオオオオオオ゛オ゛オ゛オ゛!!!!」
 
これぞ夏。最高の気分です!
 
ザバァ
俺 「あぼお・・・・あばばぼ・・・・べばば・・・・」
 
とっても気持ち良かったので、もっと入りたくなっちゃいました。
 
ダッ
 
ダダッ
 
ダダダッ!
 
ビョーン!!
俺 「カップル死ね!!!!!!!!!」
 
俺が死ぬ
ブシャアア
 
俺 「アアバボアバババベバババばばぼばばおあぼおあ!!!!!」

 
何度入っても気持ちが良いですねぇ〜。
 
俺 「ヤバいって!!ヤバいってぇ!!!ヤバいぇぇぇ!! やb
 
プカー
若干失神する程気持ち良かったです。
 
・・・
なんとか川から出た僕は、あまりの感動に動けなくなってしまいました。
 
俺 「・・・ヤバいって。」


誰。
 
 
・・・そして失神するほど楽しく川遊びをした後は家に帰り、冒頭に至ると言う訳ですよ。
 

俺「え? 今日ってクリスマスイブだったんですか!?」
 
しかし、クリスマスイブだろうが、真夏日だろうが、僕は今日一日を楽しむことができました。
これって凄く大切なことですよね! 行事に左右されず、一日を楽しむことって!
行事なんかに左右されず、自分の道を突き進む。なんと男らしい生き様でしょう。
あー、でもなー! クリスマスイブだって気付いてたらなー!
あー、惜しいことしたなー!
 

 
でも、なんていうかなー、えーっと、
 

 
そのー、
 

 
まあ、
 

  
カップル死ね。