〜これは、男たちの激闘の50日間をおさめたレポートである〜
はじめに
こんにちは、僕はARuFaと申します。
この世に生を受けて20年・・・。
幼稚園の頃の将来の夢は「ペンギン」だった僕も、今では立派な成人です。すね毛も大変なことになっています。
しかし成人したとは言えど、僕の日常生活は不摂生そのもの。
昼間まで爆睡し、カップラーメンを好んで食べ、そして夜更かし。
部屋も足の踏み場の無いくらい散らかり、すね毛もさらに大変なことになっています。
まさに「欲望」のおもむくままに生きるダメ人間そのもの。もはや獣です。
このまま生き続ければ、僕は自分の大変なことになったすね毛に殺されてしまいます。
俺 「このままではいけない!! 根性を叩き直さねば!!」
そう決心した僕は、同じような境遇の大学の友人であるラユ君と熱く話し合い、
そして6秒後、僕等はある挑戦にチャレンジすることを誓いました。
その挑戦の名は・・・
「50日間禁欲生活」
そう! 僕等は欲望の代表格『エロ』に打ち勝ち、人間的なレベルを一つ上にシフトアップさせるのです!!
早い話が、50日間の一人セッション、もといソロ活動の禁止というものです。
【50日間禁欲生活 ルール】
1.50日間の自慰活動の禁止(11/1〜12/20)
2.エロ画像、エロ動画などは見ても良い
3.スリーピング・フェアリー(夢精)もアウト。
4.欲望に負け、自慰をしてしまった場合は正直に相手に言う。
ちなみに50日間の記録は、僕が死ぬ思いで記録したので安心です。
書いた
ガチで
それでは、50日間のダイジェストをご覧ください。
禁欲1日目
さあ、ついに始まりました。禁欲生活!
先程は僕等の節度の無い生活を書きましたが、実はソロ活動の方もかなり節度がない感じになっております。
ラユ君は毎日欠かさずのソロ活動をした結果、家計が火の車になるほどティッシュを買い、
僕も毎日必ず2回のソロ活動をしており、一日の最高回数は11回。金玉タンクローリーという異名まで取得しております。異名すぎる。
僕
50日間の壮絶な己との戦いの前に、顔面蒼白になっているのが僕で、
ラユ
こちらの、モザイク人間が友人のラユ君です。
二人ともスケベさがにじみ出ていますよね。ヒモパン食ってそう。
はたして50日が終わる頃には、二人にどのような変化が現れるのでしょうか。
楽しみです!
禁欲2日目
限界が訪れました。
やばいです。今まで毎日欠かさずシてきた事をやめるだけでこんなに辛いとは。
今まで「やるな」と言われた事を必ずやって育ってきただけに、禁欲生活のダメージは相当なものでした。
しかし、始まって2日で挫折など、あまりにも情けなさ過ぎます。
うおおああああ
行き場の無い性の衝動が体を駆け巡り、気付いた時にはタンスを開け、大量の母親のパンティに向かって叫んでいました。
一面のベージュ色に叫ぶと不思議とスッキリとして少し衝動が治まったので、
これからは、自分がどうしようも無くなったら母親のパンティに向かって叫ぼうと思います。
親不孝の言葉では片付けられないレベルだと思います。
禁欲7日目
さて、禁欲生活もようやく一週間です。
今までの生活の中で習慣となっていたソロ活動。それをやめるのはとても苦しいことでした。
土日の夕方なんて、なんとなくパソコンを開いて気づいたらエロサイトを見ながらズボンを降ろしていましたからね。
ラユ君も相当厳しい状況下にいるらしく、僕等は電話で夜な夜なお互いを励まし合っていました。
俺 「頑張ろうな・・・」
ラユ「うん・・・お前もな・・・」
俺 「『桃色乳首ギャル』」
ラユ「うがああああああああああああああああああああ!!!!」
俺 「『桃色乳首ギャル、おっぴろげカーニバル』」
ラユ「お゛んぼぼぼぼぼぼぼっぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!!!」
俺 「ごめんごめん。」
ラユ「・・・『たわわなヤシの木 開脚ガール』」
俺 「ギエピィイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!」
励ましという名の潰し合いです。
「相手こそ先に潰してしまえば、自分が脱落しても誰からもとがめられない。」
そんなクソみたいなアイディアを同じタイミングで思いついた僕等は、その日からお互いを潰すことに一生懸命になっていました。
ラユ君から
後日、ちゃんと仲直りしました。
禁欲8日目
母親のパンティに向かって叫んでるのがバレて、家族内でのあだ名がパンティ坂野になりました。
そんなお前、ダンディ坂野みたいなお前。
お前。
禁欲14日目
さあさあ、禁欲生活も二週間目に突入です。
「禁煙は一週間我慢すれば後は楽」という言葉があるように、禁欲生活も一週間を過ぎれば楽なのかと思ったのですが、そんなことはありませんでした。
エロいことを考えたり、そういう画像をみるだけで股間が切なくなるのです。
モヤモヤというかフワフワというか、上手く表現はできないのですが、一言で言うならば「地獄」です。
眉間に当たるか当たらないかの所の場所を、他人指差された時のアノ感じを股間に感じるのです。
手も震えだし、体が悲鳴をあげているのがわかります。
ちなみに下の渦巻きの絵は、右は友達が描いた見本、左は当時の僕の描いたものです。
右:友達 左:俺
保健体育の教科書で見たアレが、僕の体にも起こっています。恐るべし禁欲。
もはや別の病気なのではないかとさえ思えてきます。
後日調べたら普通に風邪でした。
禁欲18日目
禁欲生活も18日を迎えた頃、ラユ君から突然メールがきました。
――――――――――
はぁ〜い
20日もたずにやってしまいましたぁ
ラユ、リタイア
――――――――――
は?
は?
は? 何言ってんのこいつ、え、冗談でしょ? さすがに、ねえ。
僕は、急いでラユ君に電話をしました。
プルルルッ・・・ガチャ
俺 「もしもし!!?」
ラユ「・・・・・」
俺 「おい!!!」
ラユ「いやぁー、負けましたわ。完敗!!」
俺 「いやいや、お前本当にやっちゃったのか!?」
ラユ「Hカップ女子緊縛露出に負けました。」
俺 「ハードコアじゃねーか!!!!」
ラユ「いやぁー、気持ち良かったーー!!」
ラユ君は、全く反省していませんでした。
それどころか、
ラユ「あのね、よく聴いて。」
俺 「・・・なんだよ」
ラユ「スッッッゲーーー気ん゛持ち良がっだー!!!」
俺 「・・・・」
ラユ「・・・っていうかさ〜、一度しか無い人生だろ。我慢したって体に毒じゃん。」
俺 「・・・・」
ラユ「俺もやっちゃったしさ、お前も一緒にやって仲良くフィナーレしようぜ。」
俺 「ふざけんな!!!」
ラユ「お肌つやっつや」
俺 「死ね!!! ベーコン野郎!!!」 ガチャッ
反省しないどころか、同じ日数の記録にするために僕までを陥れようとしてきました。
彼のゲスさには口から反吐が出ます。尻からも出ます。
ともかく、なんか「運命共同体だ」とかアホなことをほざきながら、彼は脱落してしまったのです。
ラユ、脱落
その後、彼から電話があり、
ラユ「お前が50日を達成するまで、俺は毎日ソロ活動をしながら応援するよ。」
という、ありがたい応援メッセージを頂くことができました。
ぶっ殺すぞ。
禁欲25日目
禁欲生活も半分経過し、一つ気がついたことがあります。
なんか、
シュン・・・
チンコが小さくなってるんですよね。
僕のチンコ(名:ガルシア)は元々ピーナッツ程の大きさなのですが、
今では、かいわれ大根みたいになってしまいました。
ヒョロッヒョロです。ヒョロッヒョロ。
で、これは僕の憶測なのですが、チンコって筋肉じゃないですか。
筋肉って、使わないと衰えますよね。筋トレしないとプニプニになりますよね。
それに当てはめると、今までは毎日「ソロ活動」という名の筋トレをしていましたが、
それをしなくなった今、僕のガルシアは衰えてしまったのでしょう。
このままでは共に20年の月日を過ごしたガルシアが消滅してしまいます!!
なので僕は、この日から積極的にエロ画像やエロ動画を見て、ガルシアを常にOh yeah! な状態にしておくことにしました。
しかし、いくらエロ画像を見てガルシアを臨戦態勢にしようとも、ソロ活動はできません。
・・・はたして僕はそのような苦行に耐えられるのでしょうか。
ですが! 僕はもう25日間も禁欲できている身!
このくらいの厳しさ、屁でも無いでしょう。
禁欲30日目
無理、死ぬ。
いっそ殺せ。
禁欲35日目
画像や動画を見るだけでアレをソレできないのがあそこまで苦しいとは思いませんでした。
例えるならば、すごいお腹が減っている時に、電車の中でマクドナルドを食っている人に遭遇するくらいの苦行です。
あれマジでやめろ。
しかし、そのおかげで僕のガルシアは今まで通りの大きさ(ピーナッツ)に戻ってくれました。
しかししかし! それによりさらなる問題が浮上。
僕のガルシアが、あらゆるものに興奮するようになってしまったのです・・・
その興奮するものは日によっても違うので、例としてちょっとご紹介したいと思います。
禁欲36日目
たまらん
熊の人形
禁欲37日目
たまらん
ビデオ入れる穴
禁欲38日目
玉らん
なんか、玉。
これらの物に、僕はモンモンとしていまいた。
よくよく考えたら、逆に幸せなのかもしれません。
僕は今、幸せなのかもしれません。
んなわけねーだろ。
禁欲40日目
頑張っている僕にと、叔母からICレコーダーを頂きました。
とっても嬉しかったので、今の気持ちを録音してみました。聴いてください。
元ネタ:「風景」より「純銀もざいく」-山村暮鳥
しょーもない。
禁欲45日目
さあさあ! 禁欲生活も残り5日!!
まさにクライマックスです!!
あれほど荒々しかった僕も不思議と心穏やかになりつつあり、日々、世界平和について考えるようになりました。嘘。
しかし、クライマックスにトラブルはつきもの。
・・・僕もちょっとした悩みができてしまったのです。
それは何かと言いますと・・・
なんか・・・
次男
弟が、僕を誘惑して来るんですよね。
中学二年生の多感な時期である弟は、いつもとは違う僕の雰囲気に気付いてしまったのでしょうか、
事あるごとに僕を誘惑して、僕を悩ませるのです。
この日も突然「二階で遊ぼう」と言われ・・・
弟 「お兄ちゃん、二階で遊ぼう!!」
俺 「お、おう・・・」
弟 「早く早く!」
早くぅ
!?
弟 「早くぅー!!」
階段をいやらしく登り、プリップリの尻を目の前で振り出したり・・・
弟 「俺、一発芸を考えたんだよ!! だから見てよ!」
俺 「イッパツゲイ・・・!? あ、うん。見るみる。」
弟 「じゃあ、その道具を用意するからちょっと待っててね。えーっと・・・」
ごそごそ
!!?
紺色ブリーフをハミパンさせて、ラッキースケベを演出してきたり・・・
弟 「じゃあ、いいよっていうまで目をつぶってて! 一発芸をやるから!」
俺 「・・・うん。」
弟 「・・・・はい!! いいよ!! 目開けて!」
俺 「おう。」
!?
弟 『部族』
!!?
そして、大胆な一発芸をかますなどして僕を誘惑してきました。
いけません! 僕等は兄弟なのですよ!? いけませんいけません!!!
弟 「どうだった!? ねえ、どうだった!?」
俺 「ぐ・・・く、くだらないなぁ〜! あ、そろそろ夕食かなぁ! ハハ!」
僕は、必死に我慢をし、なんとか平常心を保てました。
俺 「・・・んじゃ、先に飯食って来るぞ!! あー、腹減ったなあー!」
平常心を保てました。
・・・そして『50日間禁欲生活』はついにクライマックス。
残りの5日間を噛みしめるようにじっくりと過ごした僕は・・・・
ついに・・・夢にまで見た・・・この日を迎えることができました!!
禁欲50日目
我、地と共に生き、水と共に流れ、草木と共に呼吸し、空と共に満ちる。
心音、穏やかに鼓動し、体に満ち満ちる幸福感はやがて空間をも満たす。
やがて足は地を離れ、体は宙を舞う。
・・・49日までは地獄のような日々を暮らしていた僕ですが、今では幸福に満たされています。
煩悩は無くなり、あれほど苦しんでいたのが嘘のように、顔には菩薩のような笑顔しかありません。
早い話が、悟りを開いたということなのだと思います。
人生、20年ちょいで悟りを開くとは思っていなかったので、とても驚いています。
おめでとう、自分。 よく頑張った、自分!
数々の苦難を乗り越え、本当によく我慢した!! ラユざまあみろ!!
何もしないことこそ、本当の苦しみだった!! それに気付くことができた!!
ありがとう!! 禁欲生活!! ありがとう!!!
さて、さてさてさて。
50日を達成したとなれば、お待ちかねのアレも解禁です。
悟りを開いた僕ですが、やることはやりますよ。ええ、やりますよ。
こちとら50日間も我慢していたのです。 ガルシアも今か今かと待っています。
と、いうことで僕は自室にこもり、50日ぶりにソロ活動をしてみることにしました。
〜10分後〜
HEAVEN
終わりました。
結果から言わせて頂きましょう。 触ってないのに出ました。
画像を用意し、色々な準備をし、「さあ、始めるぞ」と意気込んで画像を見ただけでガルシアが爆発しました。
自分もまさか画像を見ただけで爆発するとは思っていなかったため、驚きを隠せません。
ですがその快感はまさに天国。僕はこのために50日間戦ってきたのです。
その後は3回くらいソロ活動・一人セッションをしました。悟りって何。
なんか、テンション上がり過ぎて、でんぐり返しとかしながらしちゃいました。
生きてきて、本当によかったと思います。
結果
50日間の禁欲生活をした結果、体にどんな変化が起こったのかをまとめてみます。
■肌がきれいになった。(血色が良くなる?)
■ひげの伸びが遅くなった。
■ガルシアが前に比べてカチコチになった。
■ガルシアが前に比べて我慢弱くなった。
■妄想力が増えた。(画像を見ただけで、質感、感触なども感じられる)
■気が長くなった。
■頭の回転が速くなった。
■50日期間中は、女性と話してもあまりアワアワしなかった。
■50日期間中の、性欲のピークは2週間〜3週間。
■50日期間中、一時ガルシアが小さくなるが、頑張れば治る。
■顔比較
■ソロ活動の回数が、一日2回から、一日3回になった。
こんな感じでした!! 大体メリットしかありません!!
かなり長いレポとなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
お金も手間もかからず、精神を鍛えることができるこの「50日間禁欲生活」。
みなさんも是非、お試しください!!
きっと、いや必ず!! あなたを強くしてくれることでしょう!!
僕は、二度とやりません。