郵便局日記

こんちは!
もしも、自分の乳首を体の好きな位置に移動できる超能力を身に付けたなら、
迷わず脇の下につけるARuFaです。
腕を組んでるフリをして乳首をいじれますからね。
物凄いクールな顔で、腕を組んで考え事をしていると思いきや、乳首いじってるだけみたいな。
体温計で熱を計るときは、人一倍敏感みたいな。
だからなんだよって感じですよね、ごめんなさい。
 
さて、そんな僕ですが、この頃の僕はというと毎日のように寝坊をしています。
午後に目を覚ますのは当たり前、昨日は16時に起床するという失態を犯してしまいましたからね。
16時に起きた時のあの絶望感と、一番初めに食べる食事が夕食というあの感覚は二度と味わいたくありません。
ということで僕は、昨日の夜に、
「明日(今日)は、早く起きてどこかにでかけよう」
と、固く決意して、眠りにつきました。
 
 
そして今日の朝、僕は8時に目を覚ましました。
そう、朝の8時に目を覚ますことができたのです!! 快挙です!!
まだ冷たい部屋の温度を肌で感じると、自分が早起きをしたという実感がよりわきます。
今日はどこへでかけようか。どこまで行こうか・・・。
僕の頭の中では、晴々とした空の下でピクニックをしている自分の姿が浮かび、ウキウキしてきました。
 
俺 「久々の朝日を見よう・・・!!」
 
このテンションをさらに上げるべく、僕は何日ぶりかの朝日を拝むことにしました。
ここのところ目が覚める頃には太陽が高く昇っていましたからね!
僕は意気揚々と窓を開け、外の様子を眺めました。
 
 
 

雪でした。
 
 



なんだそれ。
 
僕は、おでかけをするために早起きをしたのですが、何かおかしいですよね。
雪ってことは、おでかけはできませんもんね。
おでかけができないということは、僕は何のために早起きをしたのでしょうか。
 
やってられん
寝ます。二度寝ます。
 
ぶわッ
目を開けば世界が涙でにじんでしまうので、目を開きません。
低気圧死ね。 高気圧囲まれて死ね。
 
 
・・・再び僕が目覚めたのは12時半。外は依然として雪が降っています。
とぼとぼとリビングに行くと、長女が囚人みたいな格好でテレビを見ていました。
 

脱獄囚なのでしょうか。そうでなくとも囚人がこんな態度ならば懲罰房行きは確実です。
全然関係ないですけど、「懲罰房に叩き込め!」って、一生に一度は言ってみたい言葉ですよね。
 
俺 「この囚人を懲罰房に叩き込め!!!」
長女「・・・あぁ? んだよ。うっせーな。チッ・・・」
言ってみたら、メチャクチャ怖いことを言い返されてテンション下がりましたけどね。
長女にヘコヘコしつつ、朝食を食べた僕は、郵便局へ行くことにしました。
じつは、だいぶ前に紛失していた郵便通帳が郵送され、やっとお金をおろせるようになったのです。
 
待ってました。
僕は以前、郵便局で年賀状を選別するバイトをしていたのですが、
これでやっと、そのバイトのお給料をもらえるのです!!
 
約3万
俺 「3万円・・・!」
 
普段は一日500円くらいで生活している僕からすれば、この3万円はまさに大金。
つまり僕は成金になったも当然なのです。どうだ明るくなったろう。
しかし、この3万円は郵便局にて引き出さなくては取らぬ狸のなんとやら。
ただ、通帳に印刷されたインクの集合体でしかないのです。
僕がこうして家でダラダラしている最中に、郵便局が爆破でもされてしまったら僕の給料はパァです。
と、いうことで僕は、速効でお金を引き出すべく郵便局へと向かいました。
 
局員「いらっしゃいませー」
俺 「あの、お金を引き出したのですが。」
局員「番号札を取ってお待ちください。」
俺 「はいすみません。」
〜10分後〜
局員「55番の方〜」
俺 「はい。あの、お金を引き出したいのですが。」
局員「ATMでおろせますよ。」
俺 「はいすみません。」
〜10分後〜
俺 「あの・・・キャッシュカードが無いと引き出せないみたいで。」
局員「では、こちらで引き出せますよ。」
俺 「お願いします。」
局員「番号札を取ってお待ちください。」
俺 「はいすみません。」
 
そう、このやり取りを見て頂ければわかるように、僕は郵便局でお金を引き出したことが無いのです。
あまりに浅い人生経験の弊害が、郵便局のシステムさえも把握できない成人男性を作り出してしまったこの現実。
僕は、断腸の思いで局員の方に自分が初めてであることを告げました。
 
俺 「・・・すみません。じつは僕、郵便局でお金を引き出すのは初めてなんです。」
局員「そうですか。では、番号札を取ってお待ちください。」
俺 「はいすみません。」
とりあえず、番号札という制度を発明した人をぶっ飛ばしたいな、と思いました。
 
番号札も無事に取り、僕の順番になったところで僕はやっとこお金を引き出すことができました。
俺 「うおおおお!!!!」
局員「キャッシュカードがあれば、ATMでも引き出せますが、作りますか?」
俺 「無料ですか?」
局員「無料です。」
俺 「作ります。」
んで、その後僕はキャッシュカードを作るために必要事項を記入。
この記入がまた面倒で、全ての記入や手続きが済むまでに30分以上かかりました。
 
局員「審査が通れば、キャッシュカードが送られてきます。」
俺 「そうですか・・・」
局員「ところで、ARuFaさんは20歳ですが、保険に入られていますか?」
俺 「えっ、いや、多分両親が僕に保険はかけていると思いますが。」
局員「20歳で成人になると、保険に入れるんですよ。是非どうですか?」
俺 「えー、いや、ちょっとー。」
局員「こちらのキャンペーンもあるのですが・・・」
俺 「キャンペーーーン!!!?」
キャンペーンに弱い僕は、保険の説明を聴きた後、キャンペーンだけに応募することに。
 
俺 「確認しますが、僕はまだ保険に入るわけではないですよ。」
局員「はい。」
・・・で、結局郵便局を出たのは、入店してから1時間半以上が経過したあたりでした。
 

お金を引き出しただけなのに、こんなに特典やチラシをもらってしまいました。
ボールペン、マスク、マグネット、キャンペーンはがき・・・・
全部いりません。大黒屋に売りましょう。
 
お金を持つと、何かと行動力が上がるもの。
僕は雪の降る中、電車に乗って色々な所へお出かけをしました。
電車内
 

「松戸」という駅で本屋散策をしたり、日暮里駅でご飯を食べたりなどなど、
とても楽しい時間を過ごすことができました。
松戸駅の本屋で濡れた床でスッ転び、ヒジを本棚にぶつけたことが今日一番痛かったことでした。
さしずめ「ベストアウチ賞」と言ったところでしょう。ノミネートさえされたくないですねホント。
今日はとても楽しい一日でした!!
お金もおろせましたしね! 明日はちょっと贅沢なものでも食べようと思います!
では、今日はこのへんで!
ではまた!