滋賀・京都旅行ダイジェスト! 1日目

「旅行」(りょ-こう) [名](スル)家を離れて他の土地へ行くこと。旅をすること。たび。
 
みなさんこんにちは! ARuFaです!
突然ですが、みなさんは旅行をしたことがありますか!?
大半の人はしたことがあるとは思いますが、実は僕、旅行が大大大好きでして。
三度の飯より旅行が好き! というのは言い過ぎかもしれませんが、旅行先で三度の飯を食う事は大好きです。
自分の世界が広がるといいますか、この世界の広さを実感するといいますか!
ともかく、旅行が大好きなのです。
 
そんな僕ですが、今回、同じく旅行好きの友達であるシモ君と共に、滋賀・京都へ旅行に行ってきました!
旅行先ではとても楽しい時間を過ごせ、この楽しさを皆さんにも共有して頂きたいため、
本日から、滋賀・京都旅行のダイジェストをお送りさせていただきたいと思います!!
 
ではでは、前置きはこの辺にして、どうぞ!
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
3月28日 旅行1日目
アホ度400%
どうも〜、おはようございまっする。ARuFaです。
ただいまの時刻は早朝4時。 鳥もまだまだアホ面で寝ている頃ですね。
と、いうのも滋賀・京都旅行の1日目の今日は、滋賀県へ行くのですが、
僕の住んでいる千葉県から滋賀県への移動距離は、実に500kmという何とも凄まじい数字なので、始発電車に乗るのは必至なんです。
500kmて。移動距離を聞いた時は爆笑した後にヘコみましたからね。
 
今回の移動手段は電車。「青春18きっぷ」という特別な乗車券を使って滋賀を目指します。
この「青春18きっぷ」は、JR線の普通列車が1日乗り放題になる素晴らしい切符なのですが、
普通列車しか乗れないため、新幹線などは利用できないのです。
そのため、今回の移動時間はまさに10時間! 500kmで10時間ですよ皆さん! 鼻血出るわ!
心境をわかりやすく言うと、割り箸でマグロを釣り上げる感じです。何もわかりやすく無い。
 
旅行ということで家を4日間も空けるにあたり、家族が寂しがらないように、僕の分身を家に置いておくことにしました。
 

 

 
これで僕の家族も悲しい思いをせずに済むはずです。
地下研究所で開発されたキメラの失敗作っぽいですが、まあ大丈夫でしょう。
もう思い残すことはありません。早速出発します。
 

始発といえど、最寄駅には結構な人がいました。平日なので会社員の方々でしょう。
外はまだ暗いのにみなさん大変なんだなぁと思いました。
僕は旅行に行くんですけどね!!うほ!!うほほい!!!ウホホイ!!!
 
3月後半と言えどまだまだ寒いホームで缶コーヒーを飲んでいると、始発電車が滑りこんできました。
これから僕の旅行は始まるのです!! イエイイエーイ!
 
シモ君
電車に乗り込むと、今回一緒に旅行をするシモ君を発見。すかさず僕は合流します。
 
俺 「あの〜、そんな大荷物でどこに行かれるんですかァ? アタシもご同行したいなぁーっつって☆」
シモ「マジキチwwwww」
俺 「今回の旅行では宜しくお願い致します。」
シモ「こちらこそ」
シモ君とは3カ月ぶりに会いましたが、髪型から乳首の位置まで何も変わっていませんでした。
ちなみに、写真のシモ君が見せびらかしているのが青春18きっぷでございます。
 
シモ「あれ、ARuFaが履いてるの、それブーツ?」
俺 「いんや、普通の靴。THE・靴ってくらい普通な靴。」
シモ「俺さー、ブーツなんだけどこれ、厚底な上にパットまで入ってるんだよね。」
俺 「そう言えば身長が高くなってる気がする!」
シモ「身長+5cmだからな!」
俺 「座高が一緒なのに立ちあがった瞬間に背が伸びたから、爆発的に成長したのかと思った。」
シモ「つーかさー、最近の女の子、身長高すぎだよな!」
俺 「わかる!! この前、電車で隣に来た女子高生が俺より身長高くて死にたくなった。」
身長に若干のコンプレックスのある僕らは、身長話をしながら電車を乗り継いでゆきます。
 
うおー!
 
俺 「ちなみに、この電車にはどのくらい乗るの?」
シモ「2時間。」
俺 「・・・え?」
シモ「30駅で2時間だよ。」
俺 「笑えな過ぎて爆笑なんだけど。」
さすがは500km。駅数も半端ではありません。
電車に長い時間乗る事事態は全然構わないのですが、電車に長時間乗っているとお尻がとても痛くなってくるんですよね。
この痛みばっかりは逃れることはできません。もしも途中で席を立とうがものなら、30駅間を立ちっぱなしという地獄が待っているのですから。
座るも地獄、立つも地獄なこの電車移動の楽しみは、何といってもその景色でした。
 
どわぁー
海が見えた瞬間などは、とっても感動しました。
水平線がくっきりと見えて若干丸みがかっていたので、
俺 「ああ、地球は丸いんや・・・」
と、しみじみ思い、素敵な気分になりました。シモ君は爆睡でした。
 
あと、乗った電車のほとんどが各駅停車だったので、色々な駅名を見ることができて面白かったです。
昔から知らない地名や駅名などを見るのが好きだった僕にとっては、どの駅も魅力的でした。
 

特にこちらの「東田子の浦(ひがしたごのうら)」という駅名は素敵なネーミングセンスだと思います。
最初、車掌さんが「次は、ひがしたごのうら〜」と言った時にはうっかり聞き間違えてしまい、
 
俺 「は? ヒザ下の裏? ふくらはぎじゃん。」
という、訳のわからないツッコミをしてしまった時はとても恥ずかしかったです。シモ君は爆睡でした。
他のお客さんに同意を求めようにも車両内は僕らのみでしたので、謎の孤独感を感じざるを得ません。
 
どすこい
 
今回の旅行の目的を、電車移動中の時間を借りて説明致しますと、
漫画原作の大人気アニメであるけいおん!という作品がありまして、
公式サイト
そのアニメの舞台となった地が、滋賀と京都なのです。
また、僕の大好きな小説の「夜は短し恋せよ乙女」という小説の舞台も京都なため、
それらのファンである僕らは、舞台訪問というか、いわゆる「聖地巡礼」をすることにしたのです。
 
ちなみにこれから向かう滋賀県の「豊郷(とよさと)」は、『けいおん!』の作中の高校のモデルになった学校があるのです!
ファンとしては是非とも行きたい場所ですので、滋賀県が近付くにつれて僕等の体にも力が入ります。
 
田舎〜
いつの間にか外の景色は海から山へ。まっさらな景色が続きます。
シモ「もしさ、今ここで地震とかが起きるとするじゃん。」
俺 「おう。」
シモ「で、そのせいで電車が止まって、家まで歩かなきゃいけなくなったらどうする?」
俺 「えー、どうしよう。その場で墓を作るかも。」
それほどに田舎なのです。田舎好きな僕としては幸せでした。
 
米原(まいばら)という駅では、僕の憧れだったワンマン電車に乗り換えました。
米原駅
駅がこんな状態になっているのは初めて見ました。僕のテンションも上がります。
ウー☆
 
シモ「うわ! 運賃めっちゃ高い!!」
俺 「フランスかよ!!」
シモ「駅名がすごいな・・・」
俺 「『フジテック前駅』とかある・・。うわ!見て! 切符の裏に磁気がない!」
シモ「まじかよ!!えー!!」


驚きの連続です。あまりにも新鮮で非常にウキウキしました。
 

こちらが僕等が乗ったワンマン電車「近江鉄道本線」です。
これに乗れば目的地の豊郷駅へ1本ということで、ワクワクが止まりません。
 
そして、乗車すること30分程・・・
僕らはついに、今回の旅の第一目的地である豊郷駅に到着しました!!
 
ドーン!
約10時間・・・。本当に長い移動時間でした・・・
しかし! だがしかし!これからが旅行本番です! これからがスタートなのです!
僕等は「けいおん!」の学校のモデルとなった「豊郷小学校」を目指し、豊郷駅を飛び出します。
 
2人「おおッ!!!」
 
豊郷駅周辺は人こそ少ないものの、至るところに「けいおん!」関係の物が配置されていました。

こちらの豊郷小学校への道のりの地図や、
 

豊郷小学校のシンボル(?)である『ウサギとカメ』のベンチなどなど!
俺 「歩みがノロいどころか動かねー!」
 
他にもこちらのような、けいおん!メンバーをデザインした「飛び出し坊や」も発見!
平沢唯モデル
バァァン!
しかも曲がり角食パンをくわえたデザインというところが良いですね。転校生とぶつかれそうです。
 
豊郷駅から豊郷小学校までは徒歩10分程。道のりには様々な飛び出し坊やがいるので飽きません。
秋山澪モデル
 
そして歩くこと10分・・・ついに・・・

 
豊郷小学校に到着しました!!
 
ドォオーン!
こちらがアニメでの豊郷小学校(アニメ内では高校という設定)なのですが、物凄い再現率です。
 
作中より
ちなみにこちらの豊郷小学校は今は廃校となっており、一般開放しているので校舎内にも入ることができます。
と、いうことで鼻息をふんふん言わして僕等が昇降口から校舎内に入ると、そこはめくるめく素敵ワールドでした。
 
廊下
アニメを見ていた方ならわかるかと思いますが、本当に「そのまんま」な感じの内装です。

ドア前の床にはドアの開閉範囲を示す黄色い線がありまして、作中でもこの黄色い線は再現されており、
それを見た時は「ん?」となりましたが、小学校というならば納得です。
児童が廊下を歩いている時に扉が急に開くと危ないため、きっとこの黄色い線内には近づかないように指導していたのでしょう。多分。
引戸にするなよ。と思いました。
 

階段にはシンボル(?)のウサギとカメの装飾が。作中にもこの装飾は何度も登場します。
 
写真
音楽室へ向かう階段も・・・
 
作中
アングルは違えどほぼ同じです。どちらが写真かさえ一瞬迷ってしまいます。
 

ケロちゃん人形を横目に音楽室に入ると、そこには作中で見た光景と同じ音楽室が!

 
2人「うおおおーーーー!!」
 

ティーセットやお菓子が!
 

名前ボードが!!
 

平沢唯ちゃん(主人公)のギターが!!
 

さらに机の中には、第一話での秋山澪の文芸部への入部届けが!!
・・・などなど、細かな所までがきっちりと再現されていました。
 

ホワイトボードはファンの人の書き込みでいっぱいです。
「どこどこから来た」や、作品に対する思いのたけが熱く書きこまれていました。
ドッカンズドドーン
僕は全然関係ない事を書きこんでおきました。
ドッカンズドドーンという衝撃を受けるほど、この作品が好きだったということです。
 
あと、似たようなもので、ノートには訪問者のイラストやメッセージが書かれていたのですが、

 

ジョン・レノンもここに来ていたということに驚きました。グローバル過ぎますね。
  
また、ギターはかついでも良いみたいなので、記念にかついで来ました。
イエーイ!
 
ちなみに、この豊郷小学校のある豊郷町は様々なドラマやCMのロケ地になっているらしく、その表が休憩室的な場所に貼ってありました。
 


俺 「大体タイトルが重い。」
アニメの舞台で「死」という文字を見るとは思いませんでした。
あと、休憩室にあったオセロ版が地味にツボでした。
 

圧勝です。白プレイヤーはもう一生オセロはできないのではないでしょうか。
 
フンスフンス
これらたくさんの展示物や校舎内の装飾に、ファンである僕等は大興奮。
初めて来る場所なのにデジャヴを感じるといいますか、そのような不思議な感覚がとても心地良かったです。
  
僕等は閉校時間ギリギリまで校内を見て回り、最後は半分泣いてんじゃねーのかってくらい名残惜しく豊郷小学校を後にしました。
グッバイ!
 
俺 「まだ居たかったなぁー」
シモ「ねー!!!」
学校帰りには途中にあったパン屋さんへ行き、腹ごしらえをしました。
ポスターもらった
パン屋のおばちゃんと少し話をしたら、ポスターをもらえました。凄い良い方でしたまじで。
 
シモ「電車、どっちのホームだっけ?」
俺 「お任せください! 調べた結果、こちらのホームでございます!!」
シモ「さすが!!」
俺 「電車が1時間に2本しか来ないからな! 間違えたら大変だけどなw」
シモ「そうだな! もし間違えたら、最悪今日のホテルのチェックインに間に合わないしな!」
俺 「そうだな!! シャレにならんわwww」
 
んで待つこと15分。
何なんだよ
僕等の乗る電車は、見事に反対側のホームにやってきました。
 
俺 「反対でした☆」
シモ「なんなんだよーーーもーーーーやだーーーー!」
俺 「次の電車、30分後だって☆」
シモ「やだーーーーーーー!!」
俺 「まじですんませんでした。」
同じくけいおんファンの方が駅舎にいたので、別の帰り道が無いかを聞いてみたのですが、この電車以外は道が無いとのこと。
僕等は北風の吹く中、パンやだんごを食いながら電車を待ちました。

 
30分後、今度こそホームを間違えずに電車に乗り込んだ僕等は、今日宿泊する宿へ向かいます。
宿のある場所は京都府。2日目以降は京都を散策するため、宿は京都にあった方が都合が良いのです。
滋賀県の豊郷から京都へは電車で約1時間。
10時間の移動時間を乗り越えた僕等にとって、1時間という時間はもう短すぎて爆笑ものです。
 
〜1時間後〜
 
色々と省略して、何だのかんだで京都に到着しました。
京都のマクドナルド
シモ「京都やで!!」
俺 「京都に来たからには、関西弁しか喋っちゃいけないゲームやで!!」
 
とりあえず僕等は京都駅で腹ごしらえをした後、今日泊まる宿へ向かいます。
ラーメン
 
嵐電嵯峨
シモ「ランデンサガ・・・」
俺 「もうさ、駅名を普通に読ませる気無いよね。こんなんロマンシングサガじゃん。」
ちなみにこの電車もワンマン電車なのですが、料金表が無く、
運賃がわからずオロオロしてしまい、乗車している方にお聞きしてやっと宿のある駅に降りられました。
シモ「初見殺しだったな。」
俺 「まさか一律200円とは・・・」
シモ「駅から宿にはどうやって行くの?」
俺 「えーっと、多分こっち! ・・・いや、こっちか? 逆にこっち?」
シモ「もーいいよー! 俺が調べるよー!」
豊郷駅にて電車のホームを間違えた僕にから、決定権という権利は消え去りました。
 
シモ「ここを突っ切・・・え、ここ通れんの?」
俺 「おう、こんな狭い路地を・・・」
シモ「ここを通りぬけたらすぐらしい・・・」
ザザザ
 

俺 「公園に出ました。ここに泊まんの?」
シモ「あれー? こっちか・・・?」
こんな感じで細い路地や公園などを通り、なんとか泊まる宿に到着できました。
 

俺 「うおー! ついたー・・・」
シモ「あった・・・」
なんだかんだで疲労コンパイル状態だった僕等は、宿を見つけた瞬間にどっと疲れました。
 
まずはフロントへ行きます。
俺   「あのー、予約したものですが。」
フロント「はい! 中村様ですね!!」
俺  「いや、全然違います。◎◎です。」
フロ 「あ、すみません! ◎◎様!! こちらが鍵です!」
俺  「ありがとうございます!! よし、シモ行くぞ!」
シモ 「なんで、初っ端からコントを見なくちゃならないんだよ・・・」
俺  「そしてこちらが僕等の部屋です。」
 
便所
シモ 「もういいよ。」
俺  「うそです。こちらです。」
 

部屋に入った瞬間、ベッドにダイブしました。
今すぐにでも寝たいですが、まずは風呂に入って汗を流します。
俺 「風呂には俺から入っていいか!?」
シモ「いいよ〜。」
 
カポーン
 
良い湯でした。
俺 「ただいま! 良い湯でした!」
シモ「じゃあ俺も行ってくるか〜」
俺 「いってら〜」
 
シモ君がお風呂に入っている間は何もすることが無かったため、
家から持ってきた水着に着替え、風呂上がりのシモ君をビックリさせようと思いました。
 

俺 「シモヘイヘ!!」
 

俺 「シモヘイヘ!! シモヘイヘ!!!」
 

 

 

しかし、シモ君がなかなかお風呂から出て来ない上に、本格的に眠かったので諦めました。
 

シモ君がお風呂から帰って来たあとは、コンビニで買ってきたお菓子とお酒を飲みながら楽しく深夜まで雑談をしました。
シモ 「さっきのコンビニでアルバイト募集してたよ。」
俺  「馬鹿じゃないの。出勤時間10時間かよ。」
 

結局就寝したのは深夜1時過ぎ。僕は死体のように眠りました。
 
色々あった旅行1日目はこれにて修了!
明日は京都を散策する予定です。一体どんなしっちゃかめっちゃかが起きるのか!?
果たして生きて京都から帰れるのか!?
乞うご期待!!!
 
 
滋賀・京都旅行ダイジェスト! 2日目に続く