ハラハラ日記!

こんちは!
全財産が30円と1セントしか無いARuFaです。
なんていうか、餓死も視野に入れざるを得ません。畜生。
1セントは友達のラユ君からもらったのですが、この1セントがまた厄介でして、
まず、国内で使うことがほぼ無いため、ずっと財布の中に君臨してアメリカの香りを放っているのです。
そのため、買い物の会計時に間違えて出してしまう事が多々あり、いつも通っているコンビニでも何度も出してしまいました。
 
レジ「お会計、230円になります。」
俺 「はい、ちょうどです。」
レジ「はい、230円ちょうど・・・うわっ、・・・あの・・・これ。」
俺 「あ、すみません。」
1セントコインを100円玉と勘違いし、130円と1セントを支払いそうになった事もありました。
ラユ君からもらった1セントのせいで、僕の信用ガタ落ちですよもう。
絶対「帰国子女」とかいうあだ名付けられてますよもー。はぁーあ!ちんちん!
 
さて、今日の僕は5限(16:15〜17:45)から学校があるため、14時半に家を出ました。
まったくもう、ゴールデンウィークの隙間にある学校程面倒なものはありませんね。
ゴールデンウィークをハンバーガーに例えるならば、この日はピクルスですよもう。
もっと言ってしまえば酢豚と酢豚の間のパイナップル、電車の座席で言うなら、女子高生の間に挟まれたオッサンです。
うらやましい。
学校へ向かう電車内、そんな事を考えながら座席に座り電車に揺られていると、カップルが乗車してきました。
普段ならカップルを見かけると「彼氏がウンコ漏らして別れろビーム」を射出している僕ですが、今日は射出できませんでした。
なぜならば、カップルが口喧嘩をしながら乗車してきたからです。
 
女 「だからさ、何回言わせるの? ねえ? 聴いてるの?」
男 「それはこっちのセリフだよ。何度もネチネチ攻めてきてさァッ!」
女 「お前が何回言っても理解してないからだろ!?」
 
これでもかというくらい揉めに揉めています。僕ならこれでもかというくらいオッパイを揉みたいです。
 
女 「じゃあ何? もう別れる? お前が謝らないって事は、別れたいってことなんでしょ?」
男 「は? なんでそうなるんだよ。おかしいだろ?」
 
別れ話まで持ち出しました。ちなみに電車内の乗客の10割がこのカップルの喧嘩に聞き耳を立てています。
 
女 「別れたいんでしょ? じゃあ別れようよ。ねえ。別れよう別れよう。」
男 「・・・いいよわかったよ。別れるか。今までありがとうございましたー。」
女 「・・・・・・」
男 「・・・・・・」
女 「やだぁ〜!! 別れたくないよぉ〜
俺 「俺も別れたくないよ!!!!!!!!!!!
どないやねん。
どないやねん。
どないやねん。
つい3回も言ってしまいました。
しかし、他の乗客の皆さんもこの豹変ぶりにはそう思っていたに違いありません。
気が付けば、先程までお互いにいがみ合っていた2人は、ピッタリとくっついて笑っています。
女 「雨降ってぇ・・・地ぃ固まるだネ」
男 「俺、泣けてきた・・・」
死ねよ。そんでもって泣けねーよ。 うんこを漏らして別れろ。
声を荒げて乗車してきたカップルは、勝手に巻き起こした嵐を勝手に沈め、そしてラブラブで下車しました。
まさに「ゲリラ豪雨のような体験」とはこの事だと思います。
 
そんな出来事から数十分後、学校に到着し、教室に向かう僕はとても気分が落ち込んでいました。
これから受ける授業は「音楽」なのですが、実は時間割の関係上、僕はこの授業だけクラスを変えておりまして、
a,b,cクラスという3クラスがある中で、僕は本来cクラスなのですが、aクラスへ移動したのです。
このクラス編成は1年時からずっとされているものであり、僕はcクラスで3年過ごしたことになり、クラスのメンバーは大半が友達です。
しかし、この授業だけをaクラスで受ける僕は、いわば知り合いのいないパーティ状態なのです。
俺 「・・・・」
つまり、寂しいのです。死ぬほど寂しいのです。
 
んが、しかし! これはある意味チャンスでもあります。
クラスが代わり、回りに一人も友達がいない今、新たに友達を増やすチャンスなのではないでしょうか。
そうです、そうなのです。これは神が僕に与えた試練であり好機なのです!
余計なことすんなよ神お前。
ということで、僕は積極的に回りの人に話しかけてみることにしました。
とりあえず、隣の席の人に話しかけます。
 
俺 「あのー、今日って、リコーダー持ってくるんだっけ?」
隣 「え、あ、うん。そうだよ。」
俺 「俺、間違えてアルトリコーダー持ってきちゃって、皆の1.5倍くらいデカいんだよね。」
隣 「うわwwwwwwwデカwwwwwwwwww」 
参考画像
俺 「だから、いかにもリコーダーを吹いてるフリはするけど、先生には秘密にしといて!」
隣 「おうwwwwww」
お互いの共通する秘密を作って一気に親密な関係に! 友達が一人増えました!
そんな感じで、僕はこの時間に3人の友達を作ることができたので、次の授業からは寂しい思いをしなくて済みそうです!
ありがとう! アルトリコーダー!! 1.5倍大きくてありがとう!! 一回も吹かなかったね!!
 
授業後、僕は別の教室で授業を受けていた友達のダイ君と合流。
放課後には、大雨が降る中を学校から駅まで傘も刺さずに全力疾走しました。
大雨を体に浴びながら、風を切り、水を切り、走るのはとても楽しかったです。
途中、警察に見つかって「どうかされました!?!?」と聞かれたのが凄い怖かったですね。
「走りたかったんです。」としか僕は答えられず、ただの変態みたいになりました。
警察官は「ひったくりかと思ったよぉ〜」と言うと、振り返ってどこかへ走って行きました。お前も走ってんじゃねーか。
 
家に帰った後は、母が作ったきんぴらごぼうをしこたま食い、食後には貰い物のようかんを食べました。
ようかんがあまりに美味しすぎたため、家族内で最後の2切れを巡って戦争が起きたことは内緒です。
今日は、こんな感じで色々とハラハラすることが多かった一日でした!
明日はもっとやんわりした気分で過ごしたいです。
そうですね、例えば、1日中マシュマロを食べて過ごしたいです嘘です。
では、今日はこのへんで!
ではまた!!