パッションフルーツを食べよう

こんちは!
先日、都内某所で開催された「沖縄物産展」へ行ってきました。

そこでは、沖縄の各種名物料理や、特産品、お土産などがそろっており、沖縄が大好きな僕としてはとても楽しむことができました。
特に僕はソーキソバが好きなので、ソーキソバ屋台に駆け寄ったのですが、
足元に転がっていたサトウキビにつまづいてコケました。(実話)
 
そんな沖縄物産店ですが、こんな面白そうな食材も発見しました。

砲丸投げの鉄球ではありません。これはパッションフルーツという果物です。
数ある特産品の中でも一目惚れしてしまったのがこちらの果物、何故ならば売り子のお姉さんが可愛かったからです。
今調べてみたらブラジルが原産なようで、日本での生産量では鹿児島県が1位だそうです。
じゃあ何で沖縄物産展で売ってんの。とは思いましたが、売り子のお姉さんが可愛いかったのでオールOKですね。
 

さて、こちらのパッションフルーツ、一体どんな味がするのでしょうか。
「パッション」というくらいですから、きっとあまりの美味しさに心停止してしまうくらい情熱的な味なのでしょう。
果物に添えられていた説明書によると、包丁で切り、中身をスプーンですくって食べるそうです。
よいしょ
表面は固いようで弾力があり、なかなか包丁が入り込みませんでしたがなんとか切れました。
断面図はこんな感じです。
 
おおー!
俺 「素敵!!」
トマトのような断面図ですね。中からはとっても南国系の良い香りがします。
街中でブラジル系の女性とすれ違ったら、多分こういう香りがしそうだな! っていう香りです。
訳わからん。
もうちょっとわかりやすく言えば、全国のスーパーの青果コーナーを固めて絞り出したエキスみたいな香りですね。
訳わからん。
 

中にはたくさんの種子がありますが、種子ごとバリバリ食えるみたいです。
早速食べてみましょう。いざパッション!
 
アーン
ぱくり
・・・
 
!!?
俺 「酸っぱ!!!!!!!!!!
ビックリする程の酸っぱさでした。これが・・・これがパッションフルーツ!!
 

あまりの酸っぱさに首が無くなりましたからね。驚きです。
酸っぱさのせいか心臓もドキドキしています。情熱的とはこのことなのでしょうか。
とりあえず僕の味覚だけでは不安なので、風呂上がりの長女にも食べさせてみました。
 
長女
相当酸っぱいそうです。 透明なアクリル板で前から潰されたみたいな顔をしています。
近くにいた次男にも食べさせてみました。
 
次男
やはり相当酸っぱいそうですね。 ていうか近い。
 

結果、パッションフルーツはかなり酸っぱいフルーツであることがわかりました。
・・・だが待て、しばし!
 
ふふふ、僕は知っているのです、このパッションフルーツの沖縄流の食べ方を!
物産展にいらっしゃった美人な売り子のお姉さん(沖縄出身)に聴いたところ、
沖縄では、パッションフルーツの中に泡盛(沖縄の酒)を入れて食べるそうなのです。
現地の方がそう言うならば間違いありません!
そう、パッションフルーツとは中に酒を入れてなんぼなのではないでしょうか!?
・・・しかし僕は思いました。「果たして泡盛で良いのか」と。
もしかしたら、泡盛よりももっとパッションフルーツに合うものがあるかもしれません。
常に未開拓なことに着手してこそ、本当の情熱(パッション)を持った"男"だと、僕は思うのです。今上手いこと言いましたよ。
別に泡盛が高くて買えなかった訳ではありません。まじで。まじで。
 
・・・熟考に熟考を重ね、今回はパッションフルーツの持つ酸味を最大限に生かすことにしました。
その結果、パッションフルーツと合わせてみることになったのがこちらの、
 

ポッカ100レモンと、 

です。
どちらも酸味の王様と王女様と言っても過言では無い程の酸味の王道ペアです。
これならば、元から死ぬほど酸っぱいパッションフルーツをより魅力的にしてくれるはずです。
早速、この2つをパッションフルーツに投入してみましょう。
シャー!
ダバダバー
 
投入後、スプーンでよくかき混ぜたこちらです。

見た目の変化は見られません。これで急に七色に光り始めても困るんですけどね。
あの南国系の香りはどうなったのでしょうか。嗅いでみます。
クン・・・
 

 
 
よだれが止まらなくなりました。このままでは僕の中の水分が全てよだれになってしまいます。
これは一刻も早く食べなくてはいけませんね。身体がパッションフルーツの水分を求めています!
 
わーい!
と、いうことで早速いただきます。
果たして、酸っぱい×酸っぱい×酸っぱいという頭の悪い3乗計算は、どんな味なのか!
 
俺 「いただきまーす!」
あーん
ぱく
 
・・・!
俺 「・・・?!?・・っ・・?!!?!!・・!!!ッッ」 
 

まず、唇が消滅しました。
 

俺 「・・・・・!!!!・・・・!!!ッ・・・!!!?」
そして、言葉を発せなくなりました。
 
ッッブァア!
俺 「・・ッブァア!!!! うわっ、空気が甘い!!
なんということでしょう、あまりの酸っぱさに言葉も出ません。
よく、梅干しを食べるを口をすぼめてしまいますが、それ以上に酸っぱいものを食べると唇が消滅してしまうようです。
口の中では「THE 酸味」というべき純度180%な刺激が暴れていました。
しかも熱い、熱いんですよ。 あまりに酸っぱい物を食べると熱を感じるだなんて知りませんでした。
 
とりあえずもう一度食べてみます。
もしかしたら舌が慣れて美味しく感じるかもしれません。二口目のキムチみたいに。
 
あむ・・・
 
だめだわ
 
これホントに、
 
ダメだわ。
体の構造が崩れるくらい酸っぱかったです。これ足どうなってんの。
酢を飲むと体が柔らかくなると言いますが、何もかも早いと思いました。
 
うおおおおお
これは余談ですが、口の中に口内炎ができていることを忘れており地獄を見ました。
・・・結果、パッションフルーツに酸っぱいものは、合わないどころか唇が消滅することがわかりました。
食べ終わる頃には、体中変な汗だらけになっていました。
 
 
・・・その後、僕はしょんぼりしながら、1つだけ残ったノーマルな状態のパッションフルーツを食べることに。

すると・・・
 
あれっ!?
俺 「・・・・あれ!?」
 
もう一回
あれれっ!?
 
!!
俺 「めっちゃ甘い!!!
これには驚きました。 ノーマルなパッションフルーツがめちゃくちゃ甘いのです。
これはあくまで仮説ですが、甘いものを食べた後にミカンを食べると余計酸っぱく感じる現象がありますが、
これはその逆で、死ぬほど酸っぱいものを食べた後に適度に酸っぱい物を食べた場合、
実際よりもより甘く感じることができるのではないでしょうか。
 
かぶりつく
実際にこのパッションフルーツはめちゃくちゃ美味しいのです!
そういう視点で見れば、わざとレモンや酢でパッションフルーツをより酸っぱくしたのは正解だったのかもしれませんね!
 
イエー!!
あの実験のおかげで、僕はパッションフルーツを食べることができ、大好物になりました!!
やはり男たるもの何事も挑戦ですね! 今日みたいな以外な成功もありますし!
と、いう訳で今日は、素敵な果実をくれた沖縄に感謝しつつこの辺で失礼致します。
沖縄県在住の方がいらっしゃったら、是非美味しいパッションフルーツの食べ方を教えて頂ければ幸いです。
では、今日はこのへんで!
ではまた!