補講へ行こう日記

こんちは!
久しぶりに漫画を描いてみました。ARuFaです。
  

コイツまじかよ。みたいな。
 
いつもは紙にシャーペンで描いているのですが、今回はパソコンで描いてみました。
ですがやっぱり慣れないせいか、かなり時間がかかってしまいました。1時間位。
最近漫画を描いていなかったので、また今度、漫画特集の記事も描いてみたいと思います!
その時は、いつも通り紙にシャーペンで描く予定ですのでお楽しみに!
 
さて、今日の僕は大学の補講へ行ってまいりました。
「補講」とは何ぞやという方に説明しますと、大学というのは大体15回で1セットの授業があるのですが、
その15回のうち、先生の都合で授業がお休みなることがたまにあるのです。
しかし、そこで「いえーい!ラッキーだぜハッピーターン!」と喜ぶ事はできず、
授業ができなかった分は、しっかりと後日「補講」として授業が行われるわけです。
つまりは、振替授業みたいなものですね。
大体の学生は補講に対して「ふざけんな! このクソうんこ便太郎!」という気持ちで授業を受けます。
本来ならその日には授業がないわけで。いわば日曜日に学校に行く、みたいな感覚です。
 
俺 「こんの、クソうんこ便太郎!!」
何故に僕は休日に学校に行かなくてはいけないのか。
起床と同時に僕は怒り狂っていました。
『学校があるからこそ休日がある』それが僕の格言です。
しかし、休日にすら学校があるならば、僕の大切にしてい格言は覆されることになります。
それにより僕の人生観は否定され、そして人格を失い、やがて僕は人間ではなくなるでしょう。
補講というシステムが、一人の人間を怪物に変えるのです。
 
俺 「あまりにも嫌過ぎて、逆に嬉しい顔をしてしまう予感のそよ風メロン。」
そら見たことか! 早くも言語が崩壊していますよ!
このまま僕が補講に出席したなら・・・きっと終わった頃には、僕が僕でなくなっているでしょう。
 
補講は5限からという事で、僕は家を出る14時30分まで苦しみに耐えなくてはいけなくなりました。
登校してしまえば楽なものを、午後の良い感じの時間まで引き延ばすとは何と恐ろしい事でしょうか。
・・・まるで予防接種の順番待ちをしているような気分です。
補講という逃れられない絶対的恐怖が大口を開け、僕を待ちかまえています。
時計の針が進むたびに徐々に近付いてくるそれは、まさに死のカウントダウン。
不安と恐怖に精神がズタボロになった僕は、昼食の冷やし中華も2.5杯しか食べられませんでした。
 
俺 「やっぱこれ、ごまだれの方が合うわ。」
母 「更にすりごまを入れるともっと美味しいよ。」
俺 「じゃあいっそのこと、すりごまをそのまま食べてみるわ。オ゛エッ
 
補講に対するあまりの緊張からか、すりごまを入れた口の中はパッサパサ。
学生にここまでの苦痛を与えるとは、もはや悪魔の所業ですよね。
この補講制度は見直されるべきであると、僕は強く主張致します。
さもなくば世の学生達の精神状態がもちません! これ以上は危険なのです!
 
危険な例
 
この写真の学生は冷やし中華を食べた後、おもむろに服を脱ぎ始めたかと思うと・・・
なんと自らの体に熱湯(41℃)をかけ、挙句の果てには体中を泡まみれにしてしまったのです。
狂犬病に発症した犬は口の周りが泡だらけになるとはいいますが、この学生は体中が泡だらけ。
それだけに止まらず、再び熱湯(41℃)をかぶった後は、布のようなもので体を必要にこすり・・・
挙句の果てには、熱風を頭に自ら当てるという自傷行為すら見られました。
これらの行為の後の学生は妙にスッキリとした顔をしており、その反応からこの行為に中毒性があることすらうかがえました。
聞けばこの学生はこの行為を毎日しており、この行為をしないと体が臭くなるという禁断症状も出るとか。
もはやこれは立派な中毒症状です。 これも全て補講のせいですね。
 
さて、そんな事をしているとある重大なミスに僕は気付きました。
先程までは補講が5限目からだと思っていたのですが、補講の時間割をよく見てみると・・・
 
俺 「・・・4限目じゃん。」
そう、僕は授業時間を90分程間違えていたのです。
時計を見ると4限目が始まる時間。つまり今からどんなに急いで学校へ行っても遅刻は免れません。
僕は泣きながら大急ぎで学校を目指しました。
 
〜〜〜〜
 
結局学校に到着したのは、授業が開始されてから75分経過した頃。
僕は教室の後ろからソロリと侵入して、何食わぬ顔で授業に参加することに成功しました。
しかし、炎天下の中を学校の最寄駅から1.5Kmほど全力疾走した僕の体は汗まみれ。
軽い脱水症状を起こして、授業中はぐったりしていました。
それだけでもかなりの苦痛だったのですが、とどめを刺したのはあまりにも残酷な現実でした・・・
今日の補講は・・・
何て言うか・・・
俺が出る授業ではありませんでした。
本日の補講にはクラスが3つあり、僕の所属するクラスを対象としたものではなかったのです。
これらの事をまとめますと僕は、
行く必要も無い補講に、朝からグダグダと文句を言い、
行く必要も無い補講に、「遅刻だぁ〜」とアホみたいに泣きながら向かい、
行く必要も無い補講に出席するために、往復で3時間の通学時間を無駄にした。

ということになります。 アホもここまで極めれば大したもんです。
でもね、まあね。行く必要の無い授業ならば遅刻しても問題ありませんし!
しかも! 出席して損をする授業なんてありませんからね!!!
むしろ!!! 出席した俺超偉いみたいな!!! やったーーー!!!!
 
俺 「ワーーーーーイ!!!!」
日暮里駅の公衆トイレの中で、自分の情けなさに10分位泣きました。
 
その後、家に帰る途中で母から
「醤油買ってきて。まじで。」
とのメールがあり、コンビニで醤油を買ったのですが、店員さんが醤油にストローを付けてくれました。
死ねってか。ふざけんなよ。
そんでもって家に帰ってからは、ふて寝をして漫画を描いて今に至ります。
 
本来ならば休日だった一日を、勘違いによって潰してしまいました。
この精神的ダメージはかなりのものなので、皆さんは僕のようなミスをしないように気を付けてください。
あと僕が日暮里駅のトイレで泣いていた時に、ポケットティッシュをくれたおじさんには感謝しています。
最後に、今回の事を通して学んだ僕の言葉を書き記して、終わりのあいさつとさせていただきます。
 
「我を忘れる前に事実を確認すべし。」
 
あと、醤油にストローは付けんな。
 
ではまた。