35円でカツカレーを作ってみた

こんにちは、ARuFaです。
夏の暑さも穏やかになり、過ごしやすい日々が続いていますね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、突然ですがみなさんは3500円のカツカレーを食べたことがありますか?
 
こんな事を突然切り出したのも、今、ネットでは「3500円のカツカレー騒動」が話題になっているからであります。
 
【よくわかる「3500円のカツカレー騒動」】
自民党安倍晋三新総裁が、総裁選を前にして3500円のカツカレーを食べたことをマスコミが報道したのですが、
その報道内容は「3500円のカツカレーを食べるなんて庶民の感覚をわかっていない!」というもの。
・・・しかし、この報道を受けたネット住民はマスコミに対して反発!
「別に3500円のカツカレーぐらい庶民だって食うだろ! マスコミが批判したいだけだろ!」
という意見がネット上を飛び交ったのです。

この騒動を「3500円のカツカレー騒動」と世は呼んでいるそうです。
 
・・・という感じのこの「3500円のカツカレー騒動」ですが、僕はこの騒動を知り、こう思いました。
 
「3500円のカツカレーなんて食えねーよ!?」 と。
そう、我が家族は6人家族で生活費もカツカツの火の地獄車! 3500円のカツカレーなんて一生手の届かないものでしょう!
しかしそんな僕も立派な「庶民」であります。ならば何故僕だけが3500円のカツカレーを食べられないのでしょうか。
「・・・・・」
ふつふつと腹の底から沸き上がる感情・・・そう、この感情は「怒り」です。
と、いうことで今日の記事では、この沸き上がる「怒り」を「創造力」に転換し、
貧乏庶民の代表として、『激安カツカレー』を作ってみたいと思います!
値段設定はそうですね・・・3500円の10分の1の・・・350円・・・。
いいや! 100分の1の35円でカツカレーを作ってやろうじゃあありませんか!!
 
35円
見てろよ格差社会!! 見てろよ金持ち共!!!
それでは、調理開始です!!
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
まずは、下ごしらえからということで、材料の分量を測っていきます。
最初は野菜陣、ニンジンから測っていきましょう。

35円というシビアな値段設定ですからね。しっかり測ります。
今回、ニンジンは4円分使用します。重さでいうと5g分です。
 
5g
こんなもんです。
同じように、他の材料も必要な値段分だけ用意します。
 
玉ねぎ 3円分(25g)

 

 
 
ジャガイモ 3円分(5g)

 

 
 
肉は非常に高かったため、今回は駄菓子のサラミを使用します。

安い値段設定と言えど、カレーの肉はこだわりたいですもんね。サラミならば味に問題無いはずです。
 
こちらのサラミは贅沢にも4円分も使っちゃいましょう!
 
 
死ね
1gです。
ママゴトじゃねぇんだぞ。
だんだん悲しくなってきましたが、負けません。
 
では、こちらの野菜や肉を細かく切り、フライパンにて炒めていきましょう。

 
まずは肉・・・サラミから炒めます。
ジュー
乳首みたいですが立派なサラミです。これを見ていると悲しくなるので野菜も入れていきましょう。
 
ニンジン投下。
パラリ
 
しばらく炒めた後、ジャガイモを投下。
パラリ
 
そして最後に玉ねぎを投下して、良い感じになるまで炒めます。
パラリ
 
〜5分後〜
 
ジュゥウ
チャーハンの食べカスみたいになりましたが、これでしっかりと火が通ったはずです。
では、火も通ったところで水を入れましょう。煮込みます。
 
ジュワァー
 
グツグツ
分量的に、常にフライパンを傾けておかないといけないのでかなり腕が痛くなります。
しかしここは頑張りどころです。蒸発したら水を足しつつ、10分程煮込みます。
 
〜10分後〜
 
さあ、上手く煮込めましたらいよいよカレーのメイン、カレー粉を投入です。
しかし、市販されているカレー粉は肉同様、非常に高価!
なので今回はこちらを使用します。
 
カレー味
「カール」のカレー味です。6円分(5g)使用します。
 

ということで、カールを分量分用意しましょう。
 

そうしたら、次にカールをビニール袋に入れて、
 

 
ぐっ
 
ブワァ
 
グッシャァ
粉々に粉砕します。
 
これにより、カールをカレー粉として利用することができるのです。
良い感じ
 
では、フライパンの中へ入れます。
ぞぞっ
 
おお!
その瞬間、魅惑的なカレーの香りがパァッと広がり、断然カレーっぽさが出てきました。
しかも、カールを入れた事によりビジュアル的にも素敵なことに! ちょっと見てくださいよこれ!
 

こんなん完全なるカレールーですよ!!!!
すごい! すごいぞカール!! しかもこの状態でまだ20円ですからね。
とりあえず、これでカレールーの完成です!
 
・・・さあ、お次は「ライス」、つまり米です。
しかし米も高いため、今回はこちらを使用することに。
 

昔懐かしの駄菓子、「ポン米」です。原材料は同じお米ですしね。
こちらを奮発して10円分(4g)使います。
 
盛ります
良い感じです。
 
次は「カツカレー」のメイン、「カツ」を用意します。
しっかしこちらも高い! 非常に高い!! ばっかじゃないの!!
・・・そのため「カツ」も駄菓子で攻めてみました。
 


ソースカツ風味の駄菓子です。世の中には丁度良いものがあるもんですね。
と、いうことで5円分(1枚)をいくつかに切って・・・
 
盛ります
先程のライスに盛っていきます。説明が遅れましたが、お皿はマグカップの裏側です。
さあ! ライスとカツを盛ったならば、ついにルーをかけましょう!
 
慎重に
スプーンで慎重に、慎重に盛りつけていきます。
 
・・・そして、ついに完成したのがこちらになります!!
 
 

「35円カツカレー」完成!です!
 
――――――――――
ニンジン  4円(5g)
玉ねぎ   3円(25g)
ジャガイモ 3円(5g)
サラミ   4円(1g)
カール   6円(5g)
カツ    5円(1枚)
ポン米   10円(4g)
・・・計 35円
―――――――――――
なんという完成度! これが35円だとは信じられませんよね!!
 
わお
ちっさいけど。
まあまあまあ!! 大きさはさておき、問題は味ですよ!
果たして35円のカツカレーはどんな味がするのでしょうか・・・。
早速食べてみましょう!
 
イエーイ!
 
心配なのはカールのカレー粉です。カレーはカレー粉が命ですからね。
ドキドキ
 
それでは、いただきます!!
あーん
 
あむっ
果たしてその味は一体・・・!?
 
・・・
「・・・・」
 
 
・・・
!!?
「!?!?!?!?」
 

「ダァーーーーッハッハッハッハッハ!!!」
 
爆笑です。抱腹絶倒です。笑いが止まりません。
何故ならば、
 

めっちゃくちゃ美味いからです!!
 
ビックリしました。最高に美味しいカツカレーに仕上がってしまいました。
 

味は一般的なカレーそのもの、いや、それ以上と言っても過言ではないでしょう。
少し甘めのルーには野菜の旨みと、カールのまろやかな舌触り・・・。
カレールーは甘めですが、そこに塩気のあるカツが登場し、お互いを引き立て合う相乗効果が生まれます。
噛めばポン米ライスのサクサクとした食感がたまらなく、最後に香ばしい香りが鼻を抜けていきます。
 
せっかくなので、近くにいた次男(弟)にも食べさせてみました。
次男
パクリ
 
・・・
 
!?!?!?
 

「美味しい過ぎて笑える。」
味にうるさい次男もご満悦。見てください、美味し過ぎて髪型がお尻みたいになっています。
 
「35円カツカレー」。その味は最高でした!!
イエーー!!
 
この味で35円とは・・・僕はとんでもない物を発明してしまったようです。
これが大量生産できるようになれば、40円未満でカツカレーを食べ放題です。
とても美味しいので、是非みなさんも作ってみてはいかがでしょうか!?
事前に特上寿司と天ぷらを食べてお腹がいっぱいだったのですが、意外とスイスイ食べれちゃいましたからね。
それでは、今日はこのへんで失礼致します。
ではまた!