徹夜テスト日記!

こんちは!
街中で刑事を見ると、是非その口から「ニコラス。」という言葉を聴き出したくなりますが、
そんな理由で捕まったら最悪なので夢のまたドリームなARuFaです。
これは、ニコラス・ケイジを好きな人の運命と言ってもいいでしょう。

さて、そんな僕は本日、寝ていません。徹夜です。武田です。
と、いうのも、実は本日は土曜日だというのに大学でテストがありまして、
そのことを僕は、昨日まですっかり忘れてしまっていたのです。
おかげさまで僕はコーヒーをがぶがぶ飲んで勉強することを強いられ、色々あってクローゼットもブチ壊れました。

 
さあ、ここまでが昨日までのあらすじ。本日はテストの本番です。
徹夜をすることで身に付けたその場しのぎの知識は、果たして天下のテスト様に通用するのでしょうか。
俺 「・・・行ってきます。」
その結果を知るべく、僕は大学へ行くために家を7時30分に出ました。
 
俺 「ウヒャポ!! ウヒャポ!! ウヒャポォォーーンォッ!!
俺 「ッツァ!!!
12月の早朝は想像を絶する寒さでした。そのへんにオットセイが転がっていても不思議ではない位の寒さです。
徹夜をしてテンションがおかしくなっていたこともあり、僕は風が吹くたびに奇声をあげながら駅へと向かいます。
俺 「・・・将来の夢は『お湯』にしようかな。お湯になりたい。」
ついに頭もおかしくなってきました。
 
そして電車に乗り、学校に向かう僕・・・。
電車内ではいっその事、グッスリ眠ってしまおうと思っていたのですが、隣の席に座ったおばあちゃん達の会話が気になって眠れませんでした。
その会話の内容というのがこちらなのですが、
おば 「あ、そうそう、最近あの、携帯電話? みたいなのが流行ってるじゃないの。」
おば2 「ああ、あのカードみたいな薄いやつね。なんとかっていう・・・」
俺  「(・・・ああ、スマホか。)」
おば 「・・・なんだっけねぇ、あれ。 指で触る奴よね。名前がねぇ。出てこないのよねぇ。」
おば2 「ナンカカントカっていうのよねぇ。ど忘れしちゃったわよもーう!」
俺  「(・・・スマホだってば)」
おば 「・・・あ! 思い出した!! トクホでしょ!? トクホ!!」
俺  「 !? 」

 
おば2 「そうそう! トクホトクホでした!!」
俺  「 !?!? 」

 
おば 「トクホも今、色々あるみたいよ〜。色々な会社のが出てるんですって。」
おば2 「それなら、あたしもトクホでも買ってみようかしらね。」
おば 「だめだめ! 前に触ったけど、使い方なんてわーかりゃしねぇ!」
俺  「・・・・・ッ」
・・・こんな感じの会話でした。ビックリした。
スマホ」を「トクホ」と間違えた人なんて初めて見ましたよ。
特定保健用食品でしょそれは!!」とツッコミたかったのですが、おばあちゃん達の笑顔を見ると間違いを指摘することなんてできませんでした。
まあ、トクホ。買えばいいんじゃないでしょうか。
 
そんなこんなで苦しい思いをしながら電車を乗り継ぎ、学校の最寄駅に到着しました。
一緒に学校に行く約束をしていた友達のラユ君と合流した後、僕等は二人して学校へ向かいます。
ラユ 「・・・勉強した?」
俺  「俺さ、テストだってことをサッパリ忘れてたのよ。」
ラユ 「それって、料理名で言うと、どのくらいサッパリしてたの?」
俺  「おろしポン酢ハンバーグって感じ。」
ラユ 「サッパリだなぁ〜。」
俺  「もっと言うと、『氷の蒸し焼き』って感じ。」
ラユ 「サッパリっていうか、もはや無味無臭。」
 
聴くとラユ君も勉強をしていないそうで、これは2人して結果を見るのが怖くなってきました。
そのため僕等は、「土壇場で秘められた力を発揮するしかない」ということで、少しでも頭の回転数を上げるために、まずは朝食を食べました。
 
マクドナルド
俺  「朝に食うマクドナルドうめぇーーーーーーーーー!!!」
ラユ 「おいしーーーい!! もう帰りたーーーーーーい!!!!」
俺  「よっしゃ! 栄養補給のついでに、くだらない事をいっぱい考えて頭に栄養を送ろう!」
ラユ 「よっしゃ!」
俺  「じゃあ、『泉ピン子』の名前をちょっとずつ変えて、どんどん強そうにしよう。」
ラユ 「泉ピン子
俺  「泉パンク」
ラユ 「泉ピンクパンサー
俺  「泉ディンゴボンゴ」
ラユ 「泉マイムマイム」
 
こんな感じで、僕等は下らない事をくっちゃベリながら、学校へ行ったのです。
 
〜〜〜〜〜
 
教室に到着すると、覚悟を決める間もなくテストが始まりました。
偶然にも僕とラユ君は隣同士の席だったのですが、問題用紙を開いた途端に僕等の周りの空気は明らかに重くなりました。
友達とジャレ合っていた時に、ふとした拍子に手が目に入った瞬間みたいな空気の変わりようでした。
テスト範囲が広かったのもあるのですが、自分が勉強した以外の所を出題されてしまい、結果的に僕は砕け散りました。
 
テスト後、ラユ君にテストの出来を聞いてみると、
 
ラユ 「人間、勉強が全てじゃないよね。」
と、何かほざいていたので、多分僕と同じ結果でしょう。
今回のテストは完全にやられました。僕の気合いが足りなかった、ということでしょうね。
そりゃだって、テストの日を忘れちゃってったんですもん。これは母に叱ってもらうしかありませんね。
 
さて、テストの後には時間があったので、学校からほど近い、曽根原さんの家に遊びに行きました。
曽根原さん(顔出しOK)
 
曽根原さんというのは、僕の所属しているレーベル(CDを作る会社)である「GINGA」の運営者さんでございます。
曽根原さんの家と僕の学校が近いため、よく遊びに行ったり、次の日の学校のために寝泊まりさせてもらったりもしています。
先週も家に泊まらせていただいたのですが、その時には曽根原さんからリンゴをたくさん頂きました。
なので、今日はお返しに家から玉ねぎをいっぱい持ってきました。
 
俺  「以前のリンゴのお礼の玉ねぎです。どうぞ。」
曽根 「どうも。」
俺  「リアクションが薄いですよ! 我が千葉県の玉ねぎの生産量のランキングを知ってますか!?」
曽根 「15位くらい?」
俺  「38位です!!」
曽根 「低いな。」
俺  「しかし、量より質という言葉もありますからね。千葉県産の玉ねぎはとっても美味しいんです!」
曽根 「どうも!」
 
で、こんだけ千葉県の玉ねぎを褒めておいてアレなのですが、良く見るとこの玉ねぎは北海道産でした。

死ぬほど恥ずかしかったです。
 
 

曽根原さんの家で思う存分遊んだ後は、21時過ぎ頃に曽根原さんの家を出ました。
 

俺 「ありがとうございました〜!」
曽根「待って待って! まだサンダルはいてるの?」
俺 「えっ?」
 

曽根「まだそんな臭いサンダルはいてるのかってこと!もう冬だぞ?」
俺 「お金が無いので、今年はずっとサンダルです。」
そう、僕はこの冬もずっとこのサンダルで過ごしてきたのです。
それはもう、見かねたクラスのみんながカンパをして「ARuFaに靴を買おう」という企画を立ち上げた程です。1円も集まって無いそうですけど。
 

曽根「お前のそのサンダルを見てると切なくなってくるんだよな・・・よし!」
そう言うと曽根原さんは靴箱を開き、可哀想な僕になんとスニーカーをプレゼントしてくれました。
 
かっこいい
曽根「あげる。」
俺 「ええーーーっ! やったーーーーーー!!! ありがとうございます!!!」
 
大喜び
・・・久しぶりに履いた靴は、素晴らしき暖かさでした。
むしろ、今まで馬鹿みたいに冬なのにサンダルを履いていたのかが全くわかりません。
曽根「そのスニーカーを履いて帰りなさいな。」
俺 「じゃあこのサンダルは置いて行っていいですか?」
曽根「いらねーよ!!!!!!!!!」
酷い
物凄い拒否されました。いささかショックです。ちょっと臭いだけなのに。
スニーカーをくれるだなんて、曽根原さんは何と素晴らしいお方なのでしょう。
次はワイドテレビとかが欲しいです。
 
そして家に到着したのは23時を大きく過ぎた頃・・・。
その後は、母親にテストの結果を話してきっちりしぼられ、今に至ります。
本日は徹夜明けにテストを受けたということもあり、何だかとても疲れました><
明日は日曜日! たっぷり休んで次の日に備えたいと思います!
それでは今日はこのへんで!
ではまた!