【提案】 新・叩いてかぶってジャンケンポン

 
バラエティの定番、『叩いてかぶってジャンケンポン』
そのルールのシンプルさ、安全さ、手軽さから、今やお馴染のゲームとなりました。
しかし! ピコピコと和やかに相手を叩くゲームはもう古いとは思いませんか!?
そんな僕は今回、そこに新たな要素を追加し、『新・叩いてかぶってジャンケンポン』を考えてみました。
最近の「叩いてかぶってジャンケンポン」に飽き飽きしている方へのご提案として見て頂ければ幸いです。
 
では、実際にやってみますので、ご覧ください。
  
【新・叩いてかぶってジャンケンポン】
 
左:僕、右:弟(次男)
まずはこちら、一般的な「叩いてかぶってジャンケンポン」の配置です。
攻撃用のピコピコハンマーと、守備用のヘルメットです。もはやお馴染ですね。
 
では、ここで早速、ヘルメットに熱湯を入れましょう。
 
ザー
 
60℃
温度は、色々な菌とかが死ぬくらいがちょうど良いと思われます。 
 
はい。
入れました。
防具が金属性の場合、素手でつかむと火傷をしてしまうので、"鍋つかみ"を使った方が良いです。
 
では、この状態で「叩いてかぶってジャンケンポン」をしてみましょう。
はたして何が起こるのでしょうか。
 
開始
「たーたいーて!! かーぶってぇー!」
 

「ジャーンケーン・・・」
 

「ポン!」
 

僕:チョキ / 次男:グー
負けました。
さあ、次男に叩かれないように早く防具で身を守りましょう。
 
うおおお
「うおおおおおおおおおおおおおおおおお」
 
ガッ
 
うおおおお
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
  
バッ
 
 
 
ダバー
 

アァーーーーーーーッス!!!!
 
なんということでしょう、防具には熱湯が入っていました。
当然僕はのたうち回ります。
 
ぎゃあああああ
「熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い」
 
 
ああああああ
「熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い」
 
 
ス・・・
「熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い」
 
 
バゴンッ
アァーーーーーーーッス!!!!
 
しかしそこに容赦なく振り下ろされるハンマー。
そう、攻撃側は死にそうな相手にもお構いなしに攻撃をしてきます。
つまりジャンケンで負けた者は、熱湯もかぶる上に殴られるわけですね。
この救いようのない阿鼻叫喚の地獄こそ、『新・叩いてかぶってジャンケンポン』なのです。
 
ス・・・
「熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い」
 
  
バゴンッ
アァーーーーーーーッス!!!!
 
 
・・・
 
バゴンッ
アァーーーーーーーッス!!!!
 
 
「うう・・・」
 
シクシク
「うう・・・もう無理・・・・うぇ・・・・」
おやおや、ついに僕は泣いてしまいましたよ。さすがにちょっと可哀想ですね。
 
 
バゴンッ
アァーーーーーーーッス!!!!
 
無駄です。
 
・・・一見、容赦の無い過激なゲームに見えますが、これぞまさに「勝負の世界」なのではないでしょうか。
勝者には褒美を! 負けたものは制裁を!
この平和ボケした日本にこそ、血も涙も無い地獄のゲームが必要なのです。
と、いうことで、全国のバラエティ番組のプロデューサーさん!
是非、ご検討を! 
 
 

ちなみに高確率で喧嘩になります。
あと火傷します。