ぶっ壊れたベッドをハンモックに変身させよう!

こんにちは。ARuFaです。
 

早いもので4月に入り、もう3分の1が過ぎようとしています。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
4月といえば何と言っても『新生活』。新たな場所で生活をしている方も多いのではないでしょうか。
もしかしたら、今年から始めての一人暮らしを始めた方もいるのかもしれません。
さて、そんな日々の生活の中で、最も大切な家具とは何だと思いますか?
・・・それは『ベッド』です。
人間は人生の3分の1を寝て過ごすと言われています。つまり我々は、人生のほとんどをベッドの上で過ごしているということです。
僕の場合は部屋に木製の二段ベッドが置いてあります。
下段には高校生の長女が眠っており、そして上段には僕が眠っていたのです。
・・・しかし、そんな僕が毎日寝ていた二段ベッドの上段がですね・・・・
何といいますか・・・・その・・・・
えっと・・・
 
 

ぶっ壊れまして。
 
上からのアングル
上から見るともっとわかりやすいのですが、底が抜けました
その原因は単純明快。
つい2週間ほど前、僕は単なる思い付きで、勢いよくベッドに乗ろうとし、 
 
【当時の写真】
助走をつけてベッドにジャンプをして、
 
グワァ
バルンッ
華麗に空中で一回転。
 
そして、かっこよくベッドインすると思いきや、
 
ダンッ
 
 
バッゴォ
寝床を破壊してしまったのです。
今思えば、何故勢いよくベッドインしたかったかもわかりません。
「頭がおかしいんじゃないか」と思われる方もいらっしゃるでしょう。僕も同じ意見です。
さすがの僕もこの件に関しては、何を言われてもグウの音も出ません。
 
何も言えねぇ
ということで、今までの寝床が失われたため、現在は床に布団を敷いて寝ている僕・・・
しかしやはり、僕はどうしても二段ベッドの上段で寝たいわけです。
やはり寝る場所は慣れ親しんだ場所が一番ですもんね。
何を隠そう、僕は高い場所でしか寝れない身体になってしまっていたのです。
・・・と、いうことで本日は、僕の今後の睡眠生活をより良いものにするために!
この底の抜けたベッドを『ハンモック』に改造してやりたいと思います。
 
ハンモック(イメージ)
『空中のベッド』と言っても過言ではないハンモックならば、ベッドの底が抜けた僕に最適ですからね!
今までハンモックを作ったことは一度もありませんが、手さぐりで行けば何とかなるでしょう。
二段ベッドの下段を使用している長女に見つかると死ぬほど怒られるので、ちゃっちゃと作っちゃいましょう。
 
 
〜ハンモック作りスタート〜

ハンモックは紐が編み込まれて出来ているイメージがあるので、材料としてスズランテープを用意してみました。
まずは、赤いスズランテープを二段ベッドの柱に等間隔に結びます。
 
せっせ
テープが外れないように、しっかりと横方向に柱に結び付けていきます。
そして2時間程でこんな感じになりました。
 
横方向に等間隔
綺麗に等間隔に結べたと思います。
何故こんな簡単な作業に2時間もかかったのかというと、途中で飯を食ったからです。餃子でした。
さて、赤いスズランテープを結べたら、今度は白いスズランテープを用意しまして、
 

そして、赤いスズランテープに編み込むような形で、柱に結んでいきます。
 
せっせこ
こうすることにより、スズランテープの密度が上がり丈夫になるのです。多分。
・・・そうして、試行錯誤しながらスズランテープを結んだ結果、2時間半程でハンモックが完成致しました。
 
 

〜完成〜
 
・・・いかがでしょうか。
ハンモックにしては穴だらけな気もしますが、結果的に上に寝れればいいのです。
ということで、早速自作ハンモックを試してみましょう!
いざ
果たして僕の快適な睡眠ライフは戻ってくるのでしょうか!?
 
〜試してみる〜
 

と、いうことでベッドの柱の上に登りました。このまま後ろに倒れてハンモックにダイブしたいと思います。
いやぁー、ドキドキしますね。一体どうなるのでしょう。
さあそれでは、いよいよ自作ハンモックにその身を任せたいと思います。
いざ!!!!
 

「おおおおおおおおおおお!!!!」
 
グワッ
 
 
ビッシィィ!!
「おああああああああああああああ(超痛い)」
僕がハンモックにダイブしたと同時に、張りつめたスズランテープが今にも切れそうな音を立てます。
そしてスズランテープが細く僕の身体に食い込み、その何本かが切れる音がしました。
スズランテープの切れる音を聞いた僕の脳裏には「失敗」「落ちる」という言葉がよぎりました。
圧縮された時間の中で観念して目をつぶった僕・・・!
・・・しかし僕の身体はいつまで経っても落下はしません。
そこで僕が恐る恐る目を開いてみると・・・
 
 
!!?
 

浮いていたのです。
なんという事でしょう。正直自分でも絶対に失敗すると思っていたのですが、なんと成功してしまいました。
しかも、思いきって身体を揺らせば、本物のハンモックのようにユラユラ揺れることも可能でした。
 
縦揺れだけどな
「・・・これはイケる!!」と確信した僕は、実際にこのハンモックで寝てみることにしました。
安全性が確かめられた今、次に重要なのは耐久性ですからね。
と、いうことで、僕はウキウキしながら実際に寝てみたのですが・・・・
 
〜就寝スタート〜
 

 

 
 
〜2分後〜
 

 

 
 
〜5分後〜
 

 

 
・・・なんでしょう、確実にケツが落ちているんですよね。
僕の重みに耐えられなくなったのか、ケツ周辺のスズランテープがブチブチ切れ始めたのです。
これでは恐怖のあまり寝てなんかいられません。
だって見て下さいよこの顔を。
 

ベッドに寝ながらこんな顔をしたのは初めてです。これは何らかのアトラクションに乗っている時の顔です。
 
・・・そして結局、
 

 

 

落ちました。普通に後頭部を打ちました。
結果は失敗。なんということでしょう。
・・・しかし、ここで諦めるのも悔しい僕は、さらなる研究を続け、新しい方法を考えてみました。
それがこちらです。
 
 
布団
そう、ハンモックの上に布団を敷いてみたのです。名付けて「布団モック」です。
こうすることにより、スズランテープとの接地面が広がり、テープにかかる体重を分散させることができるはずなのです。
 

下から見てみると、もはや落ちる心配なんて全くなさそうですよね。素晴らしい出来です。
これで僕の固い床で寝る日々とも、もうおさらばでしょう。
それでは、早速『布団モック』の上に乗ってみましょう。
 
オ゛ォ゛ン・・・
 
「・・・・ッッ!?」
しかしその瞬間、僕は背後からただならぬ殺気を感じました。
 
そう・・・後ろを振り向くと、そこには風呂上がりの長女がいたのです。
 

長女 「・・・・何してんの?」
 
半分野獣のような長女は、自分のテリトリー(ベッド)を荒らされるのを非常に嫌います。
そのため、今回のハンモック作りも長女に見つからないようにしたかったのですが・・・もう遅いようです。
 
長女 「・・・何してんだっつってんの。」
僕  「あの・・・ハンモック作りを・・・してます。」
 

長女 「・・・ハンモック・・・・?」
僕  「はい・・・」
 
 
長女
何してくれとんじゃい!!!!
 
 

ヒイィーーー!!!
 
 

あたしにもやらせんかい!!!
 
 

えっ。
 
 

「あたしもやりたいの。」
 
 

「・・・どうぞ。」
 
なんと、本人たっての希望で、『布団モック』の第一テスターは長女になってしまいました。
まあしかし、ここで断っても長女の機嫌を損ねるだけですので、仕方ないですが許可しましょう。
長女にもハンモックの楽しさを知ってもらえる良い機会ですからね。
 
・・・そんなこんなで長女が『布団モック』に飛び乗りました。
 
ギシッ
 
わー!
するとどうでしょう。先程よりもずっと安定しているではありませんか!
やはり布団を敷いたのは正解だったようですね! やったー!
この結果には長女もとても嬉しそうなご様子。
 

「すごーい! お兄ちゃんもやればできるじゃん!!」
 

「わー! すごい安定感!!」
長女も大はしゃぎです。
 
 

「本物のハンモックみたーい!!」
 
 

「これなら寝ても、」
 
 

「大丈夫だ、」
 
 

「ね。」
 
 
ドッゴォ
落ちた。
 
 
〜別カメラの映像〜
 

「これなら寝ても、」
 
 

「大丈夫だ、」
 
 

「ね。」
 
 
ドッゴォ
落ちた。
 

一言もしゃべらなくなってしまいました。ごめんね。
結局、再びお尻部分のスズランテープが切れ、布団ごと落ちてしまったようです。失敗ですね。
 

最終的に、ちょっとした現代アートみたいになってしまいました。これはこれでアリな気もします。
・・・まあ、それにしても、今回は結構オシイところまで行った気がします。
あと少しでスズランテープでのハンモックが作れたような気がしますからね。
が、しかし・・・僕はもうスズランテープでのハンモックを作ろうとは思いません。
それは何故か・・・
それは、知らない間に背中への負担が大き過ぎるからです。 
 
スズランテープの跡
風呂に入った時に死ぬかと思いました。
 
さあ、ということで今日はこの辺でお別れしたいと思います。
皆さんはくれぐれも自分のベッドを壊さないようにしてくださいね。
さもなくば僕のように背中に傷を負い、さらに長女から半殺しにされることになりますよ。
とりあえず僕はこれからニトリに行ってきます。ハンモックなんてクソ食らえなのでベッドを買いたいです。
では、今日はこのへんで!
ではまた!