新鮮日記!

こんちは!
『里芋の煮っ転がし』を英語に翻訳してみたら、〜 The Roll 'll boiled taro 〜となりました。ARuFaです。
 

〜The Roll 'll boiled taro〜
 
なんかメチャクチャかっこいいんですけど。英語にすると凄いかっこいいんですけど。
英語となれば、芋を転がしただけでも様になってしまうのでしょうか。
かたやアメリカには「ポーク・アンド・ビーンズ」という料理があるのですが、
それを日本語に直訳したら「豚、そして豆。」ですからね。
 

〜豚、そして豆。〜
ダサい。ダサ過ぎる。映画のサブタイトルかよ。
『劇場版ドラえもん のび太の豚、そして豆。』みたいな。全然見たくない。
 
さて、そんな僕ですが本日の記事では、僕の一日を小説風にしてお送りしたいと思います。
完全なる思いつきなのですが、いつもとは違うことをすると新鮮な気がしていいですからね。
小説風の日記は何度かやったことがあるのですが、ありがたい事に好評なことが多いので、本日もチャレンジしてみたいと思います。
それでは、どうぞ!
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
日が昇り、小鳥たちがさえずり始める午前6時。
明け方の空気に冷やされ、静まり返った部屋に、突然爆音のアラーム音が鳴った。
「ッッッアスッゥ゛!!!」
けたたましいアラーム音は携帯電話から鳴っている。私がそう設定をしたからだ。
ただ、前日の夜に寝ながら電話をしていた私は、うっかり携帯電話を耳に当てながら就寝してしまったため、
携帯と耳との距離が限りなくゼロに近い状態でアラームの洗礼を受けてしまったのだった。
そして、「土手をダンボールに乗って滑る」という穏やかな夢を見ていた私は、銃撃戦のような突然のアラーム音にパニック状態に陥り、
「うッキュ!」という人ならぬ声をあげながら、つい携帯電話を壁に投げつけてしまい、
結果、携帯電話の一部が割れた。
 

携帯電話からすれば、自分の仕事を頼まれたようにこなしただけである。
しかしこの仕打ちはどうだ。壁に叩きつけられ身体が砕けるというのは、もはや天下一武道会のレベルではないか。
部屋の窓を開け、雨上がりのにおいのする空気を吸い込んだ私は、携帯電話を握りつつ、人間の恐ろしさを反省する。
「・・・・。」
ふと、橙色に光る太陽に割れた携帯電話をかざすと、光が亀裂に乱反射し、虹ができた。
私は、少し許された気がした。
  

 
本日は大学がある。
この春から大学4年生になった私には、基本的に一週間に2度しか大学へ行く日が無い。
そのため、残されたキャンパスライフを大切に過ごそうと、大学のある日には張り切って家を出るのだが、本日に限ってそれは例外であった。
本日は、スーツ登校なのだ。
スーツ登校とは、大学にて重要なセミナーや、外部の客を招く際に、学生にスーツを着て登校するように学校側が命じることである。
服装を正すことにより、学生のやる気を湧き立たせたり、相手に誠意を見せるという効果が得られるのだ。
しかし、この通告を受けた際、私の身体は骨を抜かれたクラゲのように脱力した。
何を隠そう、私はスーツというものが大の苦手なのだ。
 
私から言わせてもらえば、「スーツ」というものは拷問道具である。
身体の隅から隅までを常に締め付け、さらに首にはネクタイという名の拘束具を付けることを強いられる上、夏には暑く、冬には寒い。
そして伸縮性が無いため自由に動けず、皮靴は歩きづらいため機動力も奪われ、
挙句の果てには着ているだけで疲れるという欠点があり、毒沼を身にまとっているのとまるで変わらない。
ちなみに私がスーツを着ると、なんと普段の0.8倍ものパフォーマンスを発揮できると言われており、その素晴らしさが伺えよう。
しかし、それが「決まり」ならば従うしかないのが社会のルールである。
いっそのことウエディングドレスでも着てやろうかとも思ったが、レンタル料が30万円以上するらしいのでやめた。
観念した私は、満員電車にてすし詰めにされながら学校に向かったのだった。毒沼を身体に身につけて。
 

 
本日の時間割りは、2限(10:25〜11:55)と5限(16:15〜17:15)だ。
2限と5限の隙間には、約4時間という途方もない程の空き時間がある。
私は大抵この時間を友人と遊んで過ごしているが、本日も友人のラユ氏・ダイ氏と共に過ごした。
 

空き教室を利用し、4時間を様々なことをして過ごした。
例を挙げるなら、「ヌメロン」という相手の数字を当てる頭脳ゲームをしたり、
 
ヌメロン
 
今流行している、かめはめ波的な写真を撮ってみたり、
 
飛ばされる私
 
ラユ氏は念力で絵を描いたり、
 
ラユ氏
 
・・・また、「こんな面接は嫌だ」というお題の写真も撮った。
その中の一枚がこちらの『面接中にイスの緊急脱出装置が作動する』だ。
 
 

いたずらに射出されてはかなわない。天井に突き刺さり、間接照明としてその生涯を送ることしかできないだろう。
私たちはこのような遊びを永遠にできるため、4時間という一見無謀な時間もすぐに過ぎてしまった。
その代わり、空き時間に絶えず馬鹿笑いをしていた我々はまんまと笑い疲れてしまい、目的の授業中には強力な睡魔に襲われてしまった。
楽し過ぎるというのも考えものだと反省しつつ、私は白目をむいて授業に参加したのだった。
 

 
家に帰ったのは19時頃であった。
暗くなり、静まった住宅街で、窓から漏れる我が家の灯りを見つけた時が、1日の中で最も安心する瞬間だ。
玄関のドアを開くと同時に香る夕飯のメニューを創造しながら、私は靴を脱ぐ。
薄暗い廊下の突き当たり、リビングの扉にはめ込まれた擦りガラスからは、ぼやけた家族のシルエットが見えた。
「今日は疲れたけど楽しかったな。」
私はそうつぶやき、リビングへの扉のドアノブに手をかけた。
確かに本日は苦手なスーツを着て過ごしたこともあり、普段よりも非常に疲れた。
しかし、それ以上に私は友人たちと遊び、語り合い、共に楽しい時間を過ごすことができた。
むしろスーツを着たことにより、いつもより新鮮な気持ちで過ごせたといってもいいだろう。
「たまにはスーツもいいかもな」、と思いながら扉を開くと、家族が笑顔でこちらに振り返った。
 
『おかえりなさい!』
  
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
・・・はい! いかがでしたでしょうか!?
小説というよりかは、ただいつもの文体の語尾を「である調」にしただけみたいな感じになってしまいました。
が、語尾を変えるだけでも新鮮な気持ちで楽しく書けたと思います!
本日は、少しの変化を加えるだけで、新鮮な気持ちになれるという事に気付いた一日でした!
明日も是非とも新鮮な一日を過ごしたいと思います!
では、今日はこのへんで!
ではまた!