休日! 浅草おでかけレポ!

こんちは!
先日、なんとなく母に、
俺 「もしも俺が誘拐されて、犯人から『100万円の身代金を用意しろ』って言われたらどうする?」
と、聞いてみたところ、
 
母 「笑っちゃうよね。」
と、答えられてプチショックなARuFaです。
何笑ってんだよ。慰謝料も上乗せすんぞ。
個人的には「払うよ!それでお前が助かるなら!」というような答えを望んでいたのですが、まさかの回答に驚きです。
なので僕も、母が誘拐された場合は爆笑してやりたいと思います。それがせめてもの
抵抗です。
 
さて、そんな僕は本日、高校の頃の友人であるシモ君と一緒に、浅草におでかけをしに行ってきました!
とても楽しかったので、本日はその事について書かせていただきますね。
ではでは! どうぞ!
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
5月27日
この日、僕は友人のシモ君と一緒に浅草におでかけをしにいく約束をしていました。
ことの発端は、シモ君からの電気ブランを飲みたい」というメールでした。
 
電気ブラン
電気ブランというのは、明治時代からある日本のお酒の名前。
アルコール度数は40度〜30度と高く、飲めば口の中が電気で痺れているようにピリピリとするお酒です。
そして、この電気ブランを僕等が知ったのは、「夜は短し歩けよ乙女」という小説でした。
この作者の森見登美彦さんの作品にはたびたび「偽電気ブラン」というお酒が登場するのですが、
僕とシモ君は森見登美彦さんの大ファンで、その舞台となった京都にも聖地巡礼をしに行った程です。
(その時の記事がこちら
さてさて、そんな僕等の大好きな小説に登場するお酒、電気ブラン
ビンで販売されているものは僕も飲んだ事はあるのですが、調べてみると浅草にある神谷バーが発祥の地だそうな。
そんなわけで僕等は、神谷バーに訪れるために浅草へ行くことになり、
そんでもって、せっかくなので周辺を散策するおでかけに出かけることになったのです。
 

そして朝。本日の天気は気持ちの良い晴天でした。
雲一つない空は綺麗な青色に輝いています。ちょっと空をズームしてみましょう。
 

うん、良い。良い天気です、良い天気。ね。
本日僕等は、押上駅にて待ち合わせをしております。
押上駅にはあの東京スカイツリーがあるのですが、浅草とは近いのでついでに見に行くことにしたのです。
 
 

はい、ということで押上駅に到着しました。
電車を降りると、そこはもうまさにスカイツリー一色。
いたるところにスカイツリーの写真やらイラスト等があり、気が狂うかと思いました。
そして待ち合わせ場所にて、僕が口を半開きでその辺の物を撮影しているとシモ君が現れました。
 
シモ 「よう変態。」
俺  「誰がやねん。」
シモ君
シモ君です。笑顔と共に放たれたこのダブルピースは、「貴様を切り刻んでやろうか。粉々にな。」という気持ちの表れでしょう。
 
シモ 「まずはどこに行きたい?」
俺  「じゃあちょっとスカイツリーでも見るか。」
シモ 「だな。」
俺  「まあ、さっきから横にあるんだけどな。」
 
でけぇ
みなさん見て下さい、これがスカイツリーです。デカい。デカいんです。
あまりにも大き過ぎるため、近くに行くと何が何だかわからないのです。
 
なんだこれ
なんすかこれ。スケール感が全然つかめませんよね。
それもそのはず、このスカイツリー634mもあるらしいのです。
僕のおばあちゃんが畑で作った人参は約20?だったので、それが3170本という計算ですね。よくわかる。
さて、今日は日曜日ということで、スカイツリー周辺も人で大賑わい。
僕等はそんな人をかきわけつつ、その周辺を散策することに。
 

室内のショップでは、みのもんたがこちらを指で刺して爆笑していました。ムカつきますね。
 
 

また、外のテラスにはサザエさん御一行もいたので、タラちゃんを全力で隠してみました。
 

ごめんねタラちゃん。
 
 

・・・さあそして、約30分ほどスカイツリーの周辺を散策した僕等。
残念ながら人が多過ぎて上には昇れませんでしたが、本日の目的はあくまで浅草です。
 
俺  「・・・じゃあそろそろ、浅草に行きましょ。」
シモ 「そうだな。押上駅から浅草までは歩いていきましょう。」
俺  「いいね!」
ということで、僕等は押上駅から浅草駅までを歩くことに。 
 
てくてく
・・・スカイツリーに別れを告げ、浅草に歩き出した僕等。
距離は大体2kmくらいなので楽勝かと思ったのですが、僕等には一つ誤算がありました。
 


めっちゃ暑い。
そう、5月の日差しにしては異常な程に暑かったのです。
さすがは東京。ヒートアイランドの名に恥じない暑さでした。シモ君は半分くらい溶けていました。
しかし、そんな苦難にも僕等は負けじと歩き続け・・・ 
 

橋を渡り・・・
 

あの変な黄金のウンコみたいなヤツを頭に乗せつつ、浅草駅を目指しました。
 
〜そして20分後〜
 

歩いて歩いて浅草駅に到着しました。
本日は日曜日ということでスカイツリー同様、周囲は人でごった返しています。
 
雷門
浅草のシンボル、雷門の前もこんな感じです。
写真手前の僕の表情を見て頂ければ、人混みが苦手な僕等の心情をわかって頂けると思います。
そんでもって、雷門をくぐった向こう側も、人でいっぱいでした。
 

向こう側にある浅草寺というお寺に続く道なのですが、てんやわんやです。
ここまでくると僕としては吹っ切れてしまい、もはやだんだん楽しくなってきてしまいました。
活気があるということは大変良い事ですね。僕は8回足を踏まれました。
この通路の突き当たりにある浅草寺にも、立ち寄りました。
・・・浅草寺(せんそうじ)とは、東京都内で最も古いお寺。
年間3000万人の参拝客が訪れる、重要文化財や国宝などもある素晴らしいお寺だそうです。
で、そんな浅草寺にて、僕等が撮った写真は、
 
 

これだけ。
人が多過ぎて早々と立ち去ってしまったため、この写真しかありませんでした。
意図も何もわからない写真ですが、これが僕等が浅草寺へ行ったことの証明となれば幸いです。
僕等の感想としては「やばい。」の一声。スカイツリーを見た時の感想と全く同じでした。だってやばいんだもん。
 

さあ、浅草寺を出た僕等はさらにその辺を散策することにしました。
実は既に目的地である電気ブランのお店である「神谷バー」は発見したのですが、
 
シモ 「さすがに昼から酒はダメだな!」
ということで、神谷バーには夕方くらいに行くことにしたのです。
 

そんなこんなで浅草散策をすることになった僕等ですが、まずは紫芋アイスを食べました。
紫芋アイスってどの観光地に行ってもありますよね。
そんでもってどこで食べても美味しいという素敵な食べ物だと僕は思います。
 

また、どの観光地に行ってもあるのがこちらの顔ハメですよね。
顔をはめることにより、色々なキャラクターになりきれるという優れものです。
ですが、今回のこの顔ハメはパネルが露骨過ぎて何だかムカついたので、
 

全然関係ないところに立ってやりました。
周りの通行人の方々の「そこかよ。」という視線が痛かったです。
 
・・・そして時刻は14時頃。
歩き続けてお腹ペコペコになった僕等は、昼食を求めて浅草の街をさまよっていました。
俺  「・・・シモは何が食べたいの?」
シモ 「美味しい物。」
俺  「そりゃそうだろ。具体的には?」
シモ 「ラーメンとか。」
俺  「いいねー。俺はざるそばが食べたいな。」
シモ 「いいね、もう夏だもんな!」
俺  「ざるそばの何が良いって、あのざるだよな。あれが無きゃざるそばじゃない。」
シモ 「だよなぁー。ざるそばか・・・ラーメンか・・・」
俺  「!?・・・おい・・・あれ、見ろよ・・・」
シモ 「えっ、」
 

俺 「ざるらーめんだってよ・・・」
そこには、ざるそばかラーメンかで迷っている僕等にうってつけな食べ物がありました。
僕等は間髪いれずに意気揚々と店内に突撃。
そして入店後、0.01秒でざるらーめんを注文しました。
そして、出てきたのがこちらです。
 

ざるじゃないじゃねーか。
「ざるらーめん」と言っておきながら、ざるに乗っていないとはどういうことなのでしょうか。
あとなんか量が少なく、ざるじゃない上に少なかったので、出てきた瞬間にショックで死ぬかと思いました。
シモ君は2回くらい死んだんじゃないでしょうか。
 
 
昼食を食べた後は、浅草が誇るテーマパーク「花やしき」へも行きましたよ。

 

「まあ、入らないけどな。」
 

「ですよね。」
僕等は基本的にお金が無いのです。入場料のかかる場所へは二人で行ったことが無いのではないでしょか。
 

そしてその後も散策を続け、あっという間に時刻は夕刻・・・
 

ついに僕等は、本日の目的地である「神谷バー」に到着致しました。
 
混んでた
店内は日曜日ということもあり大賑わい。神谷バーは明治時代からある歴史あるバーらしく、やはりその人気も高いようです。
 
シモ 「電気ブランってどんな味なの?」
俺  「それはまあ、飲めばわかるよ!」
シモ 「・・・だよなぁー」
そんな話をしていると、やっと店内に入ることができました。
 

そしてこちらが電気ブランです。
ブランデーにジン、ワインキュラソー、薬草などがブレンドされたお酒だそうです。
ちなみにその分量は秘伝らしく、まだ謎の多いお酒です。
味はほんのり甘く、独特の香りがクセになる感じです。そんでもってピリピリします。
 

僕等はワイワイ話しながら電気ブランを飲みまくり、
 

 

そして、とても酔っぱらいました。こんなスライムみたいなシモ君は初めてです。
これ以上いるとさらに酔っぱらってしまうと判断した僕等は、慌てて神谷バーを後にしました。
神谷バー恐るべし。是非ともまた行きたいです。
 
 

外に出ると陽は落ちて夜になっていました。
ほろ酔いした頭に、浅草の涼しい風が気持ちよく、遠くにはスカイツリーが光っています。
それが非常に綺麗で、僕等はつい一瞬見とれてしまいました。シモ君はブレました。
浅草は非常に賑やかで楽しい町でした。みなさんも休日には是非ともおでかけをしてみてはいかがでしょうか!
それでは、今日はこのへんで失礼致します!
ではまた!