「うんち」のサインを考える。

アニメや漫画でよくある現象として、他人と中身が入れ替わってしまうということがあります。
俗にいう「お前が俺で、俺がお前でェー!??」というやつです。
その原因は様々ありますが、一般的には頭と頭がぶつかって入れ替わることが多いと思います。
さて、そんな『入れ替わり現象』ですが、もしもそれが現実に起こるとしたら、僕は絶対に入れ替わりたくない相手がいます。
 
それは、「うんち」です。
うん。まあ、まあ僕もね、うんちと入れ替わる機会というのはなかなか無いとは思いますよ。
まず、うんちと頭をぶつけるという初期段階の時点で、難易度が"反立つ壁"レベルですからね。
ですが、物事に「絶対」はありません。つまりこの可能性もゼロではないということです。
 
・・・それでは、うんちになってしまったら一体どんな事が起こるのでしょうか。
これは僕の予想ですが、うんちになると膨大な量のサインを求められると思うんですよね。
というのも、「うんち」は国籍を問わず全世界の老若男女に知られている、いわば有名人
言ってしまえば、地球上で最も有名なものであるといっても過言では無い気がします。
そりゃサインも求められます。当然のことです。
となると、うんちと体が入れ替わった場合は、自分でうんちのサインを書かなくてはいけないわけです。
そして例えば、あなたがうんちと入れ替わったとして、こんなサインをしたとしましょう。
 
 

もうね、タコ殴りですよ。うんちをタコ殴りです。ペッタンコにされてしまいます。
世界的に有名なうんちにしては、あまりにも普通過ぎますからね。
大スターであるうんちは、生半可なサインなんぞ許されないのです。
うんちの体で生き延びるには、それなりのサインをマスターする必要があります。
そのため本日は、うんちといつ体が入れ替わってもいいように、サインをいくつか考えてみることにします。
 
頑張ります。
何故こんな考えに至ったのか、そもそも何故僕がこんなことをしようとしたのかは今問うことではありません。
 
深夜4時過ぎ
言ってしまえばこの時間帯が僕を狂わせたのです。深夜って怖い。
ともかく、うんちになっても長生きしたい僕は、必死にサインを考えました。
 
 
〜3時間後〜
 
 
朝7時。
そして3時間後、僕は考えに考え抜いて11種類のうんちのサインを生み出しました。
これからそれをご紹介致しますので、是非ご覧ください。
では、どうぞ。
 
 
 
 

「字を繋げるタイプ」
 

まずは基本的なものです。これはみんなやりますよね。
言ってしまえばスタンダードなサインといえましょう。
ちなみに僕も小6の時にこの形式のサインをこっそりノートに書いていたのですが、途中で恥ずかしくなってノートごと捨てました。
 
 
 
 
 
 
 
「グチャッとしたタイプ」
 

それっぽい。すごいそれっぽい。
「サインといえばこれ!」という印象ですよね。
でもいつも思うのですが、こういうグチャっとしたサインって基本的に読めないじゃないですか。
だからもう、他の人のサインの中に紛れ込んだら見分けられそうにないですよね。
「大好きな有名人のサインを額に飾っていたと思ったら、実はうんちのサインだった。」
みたいな悲劇も起こりうるので、このサインはやめたほうがいいですね。
 
 
 
 
 
 
 
「大量のうんちでうんちと書く」
 

下水動の反逆と言ったところでしょうか。地獄絵図です。
 
 
 
 
 
 
 
「『ん』が『ち』に優しい」
 

見てください。『ん』が『ち』に傘を差し、『う』はびしょ濡れです。
専門的な説明は省きますが、『ん』が『ち』に優しいというのは非常に良い傾向なんですよね。
逆に、『ん』が『う』に優しくしていたりすると、傾向としてはあまり良くありません。
最も最悪のパターンは、『う』が『ち』と一緒にヴィレッジヴァンガードに行くくらい仲良くなってしまう事なのですが、それは滅多にないので安心してください。
 
 
 
 
 
 
 

「ポエムと一緒に」
 

この世の物事というのは、大体ポエムを添えれば何とかなります。
それはサインも一緒で、深いようで底の浅いポエムを添えれば万事解決なのです。
ちなみにこういうポエムも考えてみたのですが、怒られそうなのでやめておきました。
 
 

こういうのはやめましょう。怒られるのは僕だけで十分です。
 
 
 
 
 
 
 
「ラブホのロゴっぽくする」
 

ローマ字で書いただけのサインも、ラブホのロゴっぽくするだけで変な雰囲気をかもし出します。
サインに変な雰囲気が求められているのかと問われれば、そんなものいらないとしか言えませんが、雰囲気は大切です。
ちなみに、僕はラブホテルとかそういう所に行った事が無いので、完全に想像で書きました。
 
 
 
 
 
 
 
「『一生懸命営業中』の看板っぽくする」
 

 

いまやどこの店でも店頭に設置してるあの看板です。
焼肉屋のフォントも大体こんな字ですよね。
このフォントに親しみやすいから全国に普及しているわけで、そんなフォントをマスターすればサインもバッチリでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
「『う』の中に恋する乙女を入れ、『ん』に腰かけさせる。」
 

だから何だよ。
 
 
 
 
 
 
 
「折られているサインを開けると
 

 
 
サンゴの手作りストラップが入ってる。」
 

例えサインが普通でも、サンゴの手作りストラップが入っていれば嬉しいですよね。
むしろサンゴの手作りストラップさえあれば、サインとかどうでもよくなる気がします。
 
 
 
 
 
 
 
「なんか一見する限りは普通だけど、
 

 
 
鏡を置くと、うんちになる的な。」
 

もう、これを考え付いた時にはうんちの神が降りてきたかと思いました。
鏡を使って逆さのうんちを作り出すことにより、うんちにも色々な顔があることを知ってもらえますしね。
光ある所に影あり、うんちある所に逆うんちあり・・・です。
ちなみに、これが一番の自信作なので、僕がうんちになった場合にはこのサインを書くことにします。
 
 
 
 

・・・以上が僕の考えた『うんちのサイン』です。
もしも皆さんがうんちと体が入れ替わり、サインを求められた場合には是非とも参考にしてみてください。
 
 
朝日
そして、だんだんと深夜のテンションから落ち着きを取り戻した今、僕は何故こんな事をしたのだろうという気持ちでいっぱいです。
「うんち」と書かれた大量の紙を目の前にして、早くも心が折れそうですが、これからも強く生きていきたいと思います。
皆さんは深夜のテンションで何かを思いついた際には、十分注意して行動してくださいね。
それでは今日はこのへんで失礼いたします。
ではまた!