こんにちは、ARuFaです。
突然ですが皆さんは、映画やドラマはお好きでしょうか。
僕は馬鹿みたいに好きな方で、休日なんかはよく一昔前の映画やドラマなんかを見ています。
一昔前の映画やドラマはベタなストーリーの作品が多く、安心して見ることができるので好きなのですが、
そんな一昔前の作品によくあるシーンと言えば、やはり『ペンダントで銃弾を止めるシーン』です。
イメージ図
・・・悪役に銃で胸を撃たれ、その場に崩れるように倒れる主人公。そして響くヒロインの叫び声。
しかし主人公は生きていた! 何故かって? ペンダントが銃弾を食い止めていたからさ!
そこから怒涛の勢いで悪役をブッ殺し、最後にはヒロインとキス! ヒューお熱いね! あれ、まだキスしてる! おいもう止めろって! おい!!
・・・というシーンを、皆さんも一度は見たことがあると思います。
しかし僕は、こういう展開のストーリーを見ると毎回思うのです。
『本当にペンダントで銃弾を止めることができるのか!?』・・・と。
あんな都合よくもまあ何人もの主人公の命を馬鹿みたいに助けてきたペンダント・・・しかし、その効果は本当なのでしょうか。
そこで、今回は実際にペンダントに銃弾的な物を撃ち込み、この身を守ってくれるのかを検証してみたいと思います。
まずは、この検証のキーアイテムであるペンダントを用意しましょう。
この検証でいうペンダントは、まさに僕の命を預ける命綱みたいなものですからね、できるだけ慎重に選びたいところです。
と、いうわけで、我が家のタンスをひっくり返してペンダントを探してみたのですが、出てきたのはこちらのペンダントだけでした。
この、メチャンコ可愛いペンダントしかありませんでした。
まあ、ペンダントは装飾品ですからね、可愛いのは別に悪いことではないのですが、『Lovely』と書かれたペンダントで銃弾を止めることができるのかは少し不安です。
ちなみに、スイッチを入れると光ります。
ピカピカ
光ったところでなんだ、というのが率直な感想ですが、まあ何だって光ると嬉しくなるものですからね。光らないよりかはマシなので、これはこれで良いでしょう。
また、映画やドラマではペンダントに恋人の写真が入っているものですが、僕には恋人がいないので母の写真を貼り付けることにしました。
母です。チャームポイントは歯茎、家族内でのアダ名は『はぐキング』。50歳の母です。
ピカピカ
そして光ります。実の母が光っているところは生まれて初めて見ます。
こちらが僕の身を守ってくれるペンダントな訳ですが、母の写真を貼り付けるだけで何だか防御力がアップした気がします。
「母は強し」という言葉もありますし、これなら銃弾的な物も止めることができるかもしれません。期待大です。
そうしましたらこれを胸に付けまして・・・
そしてその上から、しまむらで買った安くてペラッペラのジャージを直接着れば準備は完了です。
この状態の僕に、銃弾的な物を撃ち込みます。
・・・ちなみに、先程から言っている『銃弾的』なものというのはこちらを使用します。
「パラシュート花火」です。
パラシュート花火は、着火するとパラシュートの入った硬い筒状の物体が上空20mまで打ち上がり、そしてそれが爆発した後にパラシュートが落ちてくるという花火です。
今回はその、硬い筒状の物体を『銃弾的な物』とし、ペンダントに撃ち込むことにしました。
「火薬を使って射出される」という意味では、このパラシュート花火もほとんど銃弾みたいなものですからね。
気分を出すために、100円ショップで買ってきた拳銃のオモチャに取り付けてみました。だいぶ緊張感が出た気がします。
そして、この銃弾的な物を撃つ悪役(殺し屋)は、僕の弟に頼みました。
弟
「殺し屋と言えば、角刈りにサングラスだろう」という僕の偏った殺し屋像せいで、弟の格好はこんな感じの格好に。
どう見ても生気を吸われたエルビス・プレスリーにしか見えませんが、殺し屋ということで勘弁してください。
最後に見るかもしれない弟がこんな姿とは兄として死んでも死にきれませんが、全ての準備が完了したので早速検証をスタートしてみたいと思います。
この距離
果たして、弟から撃たれる銃弾的な物は、僕のペンダントで食い止めることができるのでしょうか!?
そして、ペンダントは銃弾的な物から僕を守ってくれるのでしょうか!?
生きるか死ぬかの大勝負!!! どうなんだ!! どうなっちまうんだ!!
一体どうなっちまうんだーーーー!!?
ドーーーーーーーン!!!!!!!!
ドゴァッ
あっ
これダメだわ。
これっ・・・
ダメなやつだわ・・・
ピクリとも動けなくなってしまいました。ダメじゃん。ペンダント全然ダメじゃん。死んじゃったじゃん。
「ズドンッ」という炸裂音と共に僕の胸にはとてつもない衝撃が走り、気付いた時には僕は仰向けで倒れていました。
息はできず、視界は白くカスみ、焦げたジャージからプスプスと立ち上がる煙を見て僕は、「あ、死んじゃったんだ」と本気で思いました。
こんなんじゃ本物の銃弾なんて防げるわけありません。
ちなみに、立ち上がれるようになるまで回復した後に、ペンダントを見てみたのですが、
「・・・」
「・・・あっ!」
見事にブチ割れていました。何が「母は強し」だよ!!!!!!!!!!
・・・と言うわけで、今回の検証、『ペンダントは銃弾的な物から身を守ってくれるのか!?』の結果は、お分かりの通り・・・
無理。です。本当にありがとうございました。
いやもう、あのとてつもない衝撃を受けたらどんなペンダントでも防ぎきれないな、と心から思いました。
まあでも、今回の検証では本当にペンダントで銃弾的な物を防ぐことができたら、最終的に弟とキスをする予定だったので、ある意味助かったのかもしれませんね。
・・・いや、助かってねーよ!!!! 肉体的にとんでもないダメージ負ったわ!!! チクショウ!!!!!
皆さんは、銃弾を受けてもくれぐれもペンダントは信用しないようにしましょう。
映画やドラマの主人公は、多分胸筋とかが異常に発達してるんだと思います。
それでは今日はこのへんで失礼致します。
ではまた。