引越しをしました!!!

こんちは!
相撲の隠された決まり手のような名前の寿司を発見したARuFaです。
 

『穴子一本にぎり』
これはもう、何というか、もし実在するなら確実に禁じ手だなと思いました。
どう考えてもにぎるってことですからね。まわしの下の穴子をにぎって、「のこったのこった」ってことですもんね。
怖い、怖過ぎます。股間がズワっとしました。
 
・・・さて、そんな僕ですが何と、
 

引越しをしました。
まだ現段階では、新居の壁とそこについたセロテープという魅力0のクソ写真しか載せられませんが、あとでお部屋の全景をお見せするのでご安心下さい。
6人家族という結構な大所帯から一人飛び出した僕ですが、そんな僕の引越しは、正直3日間かかりました。
まさか引越しにこれ程までの労力が必要だとは思ってもみませんでしたが、何とか新居に無事移動することができてよかったです。
本日の記事では、そんな僕の引越しの様子をダイジェストとしてご覧頂き、皆さんにもドっと疲れて頂きたいと思います。
そして、早速ホームシックが発症して床をのたうち回っている僕を想像して、涙を流して頂ければ幸いです。
それでは、どうぞ。
 
【引越し一日目】

引越し一日目。この日は新居で使用する家具を買いに、母親と2人で家具屋を回りました。
と、いうのも、実は僕にはインテリアを選ぶセンスが全く無く、母親が付いていなければ部屋がメチャクチャになってしまう恐れがあるからなのです。
小学生の頃、母親から「リビングに飾る時計を買ってきて」と言われ、その結果デジタル湿度計を買って帰ったことがあったのですが、その日から僕が家具を買う際には母がついてくるようになりました。
そんな僕が果たして一人暮らしできるのか? という疑問は置いておいて、僕と母親はまず近所のリサイクルショップへとやってまいりました。
 

リサイクルショップとは、古くなったり使えなくなったりした家具家電を、使える状態にして格安で販売するお店のこと。エコの精霊がこの世にいるならば確実に住み着いているであろうお店です。
テレビ、冷蔵庫、テーブル、布団などなど、初めての引越しにはたくさんの家具家電が必要になってきますし、値段も馬鹿になりません・・・
そのため、「中古で買えるものは全部買って安く済まそう」という母の提案で、僕等はリサイクルショップにやってきたというわけです。
しかし、リサイクルショップには意外な弱点があります。
・・・それは、お客さんから持ち寄られた商品しか扱えないため、品揃えが悪いということ。
欲しいものが無いのは当たり前・逆に「こんなん誰も買わねーよ!」というものが平然と売っていることだってあります。
今回のリサイクルショップにも、入り口に"おそらく世界一いらない像"がありましたからね。
 
なんだこれ
何ですかねこれ。カビルンルンのお父さんでしょうか。
これを部屋に置かれるなら、ベランダで寝たほうがマシだと思います。
 

さあ、中に入るとこんな感じでした。
薄暗い店内には絶妙なバランスで商品が配置されており、その品揃えは多くもなく少なくもない感じです。お客さんはゼロでした。
ただ、アレな感じの店内とは裏腹に、商品の低価格っぷりは凄かったです。
 

俺 「えー!? このタンスが2500円!?」
 

俺 「ええーー!? このテレビ台は800円ーーー!!? オエーーーーー!!!!」
破格。『価格が破綻する』と書いて破格でした。現代の日本経済が狂っているのだとしたらこのお店が震源地に違いありません。
しかし、一人暮らしの僕にはこんなに大きなタンスは必要ありませんし、こんな面積の数を求める問題に出てきそうな形のテレビ台だって必要ありません。
他の家具も見てみたものの、値段が安いだけで、結局このリサイクルショップでは僕の欲しい家具は見つかりませんでした。
・・・しかし、せっかくリサイクルショップに来たのですから、このまま何も買わないで帰るのももったいないと思い、
いっそのこと、「一番いらないもの」を買おうと、こんな物を購入してみました。
 

グニャグニャのキリンです。
これを見た瞬間に、「い、いらねーーー!!」と叫びながら手に取ってレジに持って行ってしまいました。レジの人からすれば「なんで?」の一言でしょう。
身体のポーズはこれだけグニャグニャなのに、身体の素材はカチカチのプラスチックでビクともしないのもポイントが高いですし、
 

何より絶対に蛇足であろうサルが後ろ足にぶら下がっているのも素晴らしいの一言です。
是非ともこれは我が家の守り神として、一番高い所に飾っておきたいと思います。
ちなみに値段は10円だったので、1000円札を守り神として崇めたほうがご利益がありそうですね。
 

で、グニャグニャのキリンを買った後は、ニトリに行ったのですが、
 

笑っちゃうくらい充実した品揃えだったので、欲しい家具を全て買って家に帰りました。
リサイクルショップへはグニャグニャのキリンを買いに行ったようなものでしたが、最終的に家具が買えて良かったです。
 
 
【引越し2日目】
引越し2日目。本日は部屋の入居日です。
そのため、この日は不動産へ行って引越し先の部屋の鍵をもらう予定でした。
鍵をもらったということは部屋には自由に出入りができるのですが、購入した家具などは明日に運び込む予定のため、この日の予定は鍵をもらうだけで終了です。
しかし、鍵を受け取る際に不動産の人から、「引越し前に部屋の点検をしておくといいですよ」と言われたため、僕は家具も何もない新居に行ってみることにしました。
まあ、引越し前に変なことが起こるなんてそうないとは思いますけどね。一応念のため、と言ったところでしょうか。
 

で、鍵を開けて入ってみた部屋の様子がこちらなのですが、やはり特に変わったところはないのでそのまま帰ることにしました。
ですが、ただ部屋の様子を見て帰るのもアレなので、
 

なわとびを買ってきて、
 

二重跳びをして実家に帰りました。
もしあなたの家の近くに、「シュンシュン、ベチベチ」と縄が空を切る音が聞こえる部屋を発見した場合、そこは僕の家かSMクラブなので一か八か遊びに来てくださいね。
そして僕は部屋を一通り点検した後、電車を2時間乗り継いで地元へと帰りまして・・・
 

夜には、以前までやっていた教科書販売のアルバイト先の先輩や後輩に送別会を開いてもらい、とってもハッピーな夜を過ごしてこの日を終えました。
 
 
【引越し3日目】

さあ引越し3日目。この日はいよいよ今まで住んでいた実家から新居へと家具や荷物を運ぶ予定です。
こういう作業は引越し業者を呼べば短時間で確実に完了するかもしれませんが、そんなお金も無いため僕は友人に引越しの手伝いをしてもらうことに。
ダメ元で中学校時代に所属していた卓球部の友人に「引越し手伝ってクリ〜!!」と連絡をした所、まさかの6人という団体戦が組める人数が集まり、僕は感動して泣きそうになりました。
メンバーは、ビット君、もぐら君、タクミン、コウさん、ミシさん、ミヤさんの6人。
文字数の都合上一人ずつの紹介は省略しますが、みんな天使のような優しい心を持っています。リスとか飼ってそう。
荷物はレンタカーで運ぶことにしたのですが、さすがに全員は乗れないため、僕とタクミン君がレンタカーで荷物と共に新居に向かい、他のみんなには電車で新居に向かってもらうことにしました。
 

荷物を詰め込んだ車はこんな感じ。後部座席は完全に僕の荷物で潰れました。
僕は助手席に座って居たのですが、タクミン君がブレーキを踏むたびに後ろから机の部品が後頭部にぶつかって来るのでちょっとずつ死ぬかと思いました。
 

道は祝日だったこともあり大混雑。上の写真は渋滞から抜けたことに興奮して撮影したものなのですが、この長い渋滞のせいで電車組を1時間以上待たせてしまいました。
さらに、車の中では僕が新居の鍵を失くし、半分泣きながらシートの隙間に手を突っ込んで探し回るなど、結構ギリギリの精神状態だったと思います。
 

そして、予定よりも1時間15分も遅れて僕は電車組の卓球部の皆様と合流。
出会った瞬間、文句を言われる前に土下座をしたら許してもらえたので、この手法はどんどん使っていきたいと思います。
 

さあ、新居に到着した僕等は、僕が実家から持ってきた荷物を整理し始めたわけですが、何分メンバーの数が多いので物凄い勢いで部屋が整理されていきます。
しかし、狭い部屋でこれだけ大人数の人間が入り乱れるため、段々と室内の空気が薄くなり、思考能力が低下していくのが身に沁みてわかりました。
 

思考能力の低下により、イスを使えばいいのに何故かビット君がイスになって「オア゛ー!」と言いながら電気を取り付けたり・・・
 

一つのカラーボックスに4人の男が群がって我先にとネジを止めたりと、何だか狂気じみた引越しとなってしまいました。
そして叫び声と笑い声、ネジと枕とゴミ袋が飛び交うという一種のレクリエーションのような引越し作業は、数の暴力によってまさかの50分で終了。
 

「俺達が待たされた時間の方が長かったな!」などと嫌味も言われましたが、非常に助かりました。
ちなみに僕は、実家からエロ本を大量に詰めた箱を密輸していたのですが、それは早々に人目につかない押入れに突っ込んでおいたのでバレずに住んで良かったです。
 

さあ、引越し作業が終わった後は、手伝ってくれた友人へお食事を振るまい、皆でワイワイと送別会をしてもらいました。
 

まさかこんな人数が僕のために集まってくれるとは思っていなかったため、とても嬉しかったです。
・・・そしてお待ちかね、みんなで力を合わせて引越しをした新居のお部屋がこちらです!
 

広い方がいいだろうということで8畳のお部屋にしたのですが、僕一人には少し広すぎたようです。
しかし、そこには母親と一緒に選んだこだわりの家具が設置してあり、それはとても気に入っています。
 

・・・卓球部の友人しかり母親しかり、今回の引越しは回りの人の力が無ければ実現できませんでした。本当にありがたいことです。
今まで回りの人に支えられてきた僕ですが、これからはこの部屋で成長し、一人前の男になれるように頑張りたいと思います。
そのためにもこの部屋でたくさんの日数を過ごし、いち早く一人暮らしに慣れないといけないのですが、実は実家に忘れてきてしまったものがありまして・・・
 

服と布団忘れた。
替えの洋服と布団を、遠く離れた実家に忘れてきてしまいました。眠れぬ裸族です。
このままでは部屋の中で凍死してしまうため、僕は再び実家に帰って一晩泊まることにしました。
一人暮らし初日に実家に現れた僕を見て、母が「は?」という顔をしていたのは今でも忘れられません。
PCは新居において行ってしまったため、日記の更新ができず申し訳ありませんでした。
まだ新居に慣れるのには時間がかかるかと思いますが、頑張って一人暮らしを楽しめるようにしたいです!
もし、これを見ている方で一人暮らしをしている方がいらっしゃったら、何か一人暮らしのコツなどを教えて頂ければ嬉しいです!
引越し先でも元気でいられるように頑張ってまいりますので、これからも宜しくお願い致します!
それでは今日はこのへんで!
ではまた!