皆様こんにちは、ARuFaです。
5月といえば新緑の季節。気温も穏やかで最高の行楽シーズンです。
こんな季節には遊園地、水族館、映画館どこに行っても楽しいのですが、この季節の行楽地は比較的混雑しやすいもの。
せっかく遠方から足を運んでも、吐くほど人が多過ぎて満足に遊べないという経験をした方も多いのではないでしょうか。
しかしご安心を! そんな方のために本日は、都内でも気軽に楽しめる隠れ家的行楽地をご紹介!
第一弾の今日は、目黒区にある『林試(りんし)の森』を特集します。
武蔵小山駅から徒歩10分。まさか都内に森があるとは驚きですよね。
そして今回、この林試の森をご紹介するレポーターは・・・
私、ARuFaと、
そしてゲストの『キャベツ』、『カットキャベツ』、『千切りキャベツ』の3名です。
やはり森と言えば緑。そして緑といえばキャベツということで、今回はこの御三方に参加してもらうことになりました。
本日はよろしくお願いします。
「どうもキャベツと申します。自分自信が葉っぱの集合体のクセに森に来るのは初めてという田舎者ですが、本日は宜しくお願い致します。」
― はい、こちらこそよろしくお願いします。
「カットキャベツです。身体が半分なので言葉も半分しか言」
― はい、よろしくお願いします。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
― 凄い断末魔ですね。よろしくお願いします。
さあ、ゲストのご紹介をしたところで、早速『林試の森』に突入してみましょう!
そんな訳でぞろぞろと中に入ってみるとさすがは森。木々が生い茂っていました。
奥に進むに連れて都会の喧騒は遠のき、聞こえるのは葉のさざめきだけ。これは嫌でも癒されますね。
これにはゲストの3人も、初めての森に驚きを隠せないようです。
― 初めての森はいかがですか?
「いやぁ、驚きましたね。まさかこれほどまでとは・・・草の集合体である自分としては、これだけ木々に囲まれていると落ち着かざるを得ません。」
「マイナスイオ」
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
どうやらみなさん非常に喜んでいる様子。これは案内のしがいがあるというものです。
また、林試の森にはこのような大きな広場もあり、軽い運動や遊ぶことも可能です。
シートを広げて食事をしたり、ベンチに腰掛けて休むこともできるので幅広い年代の人がここに集まっています。
キャベツの方々もベンチに腰掛け、ゆったりと流れる時間を味わっているようです。
しかし、しばらくするとメチャクチャ鳩が寄ってきたため、我々はそそくさと退散。
ちなみにカットキャベツさんはくちばしを3発ほど食らってしまったので、キャベツの皆様は鳥の被害には注意してください。
「死ぬかと思」
突然やってきたカラスに突かれ、ラップを破壊されたカットキャベツさん。
しかしまあ、ラップだけで住んだのは不幸中の幸いでしたね。
その後は、「喉が乾いてきましたね。」というキャベツさんの意見で、我々はジャブジャブ池に行くことに。
ジャブジャブ池というのは、子供が遊べるような水深の低い人口池のようなもの。
何の加工も包装もされていないキャベツさんは、それだけ水分を消費しやすいらしく、きっとこのジャブジャブ池はオアシスのようなものなのでしょう。
・・・というわけで、喉がカラカラな我々はジャブジャブ池にやってきた訳ですが、
あいにく、閉鎖中でした。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
「・・・残念ですね。しかし先程通り過ぎたデイキャンプ場の共同洗い場に蛇口があったのを覚えています。そこに行きましょう!」
さすがはキャベツさん。身体が半分になったり細切れになっていないだけあって頭が回りますね。
そんな訳で我々は、急いでデイキャンプ場へと向かいました。
そして到着。
ここは手軽にバーベキューなどができる『デイキャンプ場』です。
そしてこちらがキャベツさんの言っていた共同洗い場。確かに蛇口がありました。
と、いうわけで早くも身体がシワシワになってきたキャベツさんのために、急いで蛇口をひねった訳ですが、
あいにく断水されていて一滴も水は出ませんでした。
度重なる失敗に、キャベツさんもショックを隠せません。
「ジャブジャブ池も無ければ、蛇口も断水。ここは砂漠なのでしょうか。東京砂漠やコンクリートジャングルという言葉は本当だったんですね。」
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
・・・その後も大きな池を見つけ、水分補給ができると思いきや、
キャベツを好んで食べるカモが、こちらを見て大興奮し始めたり、
同じくキャベツを好むカメが池中から一斉に水から上がってきたため、池での水分補給もできずに終わってしまいました。
そして数分後・・・
「もう・・・限界です・・・・」
キャベツさんは、あまりのシオシオ加減にドクターストップ。ロケから離脱することになりました。
「死に」
・・・そしてカラスにラップを破かれ、保湿力を失ったカットキャベツさんも時を同じくしてロケから離脱。
最終的にその場に残ったのは、完全包装された千切りキャベツさんだけ。
仕方がないので、ここからは千切りキャベツさんと共に林試の森をご紹介致しましょう。
「あああああああああああああああああ」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!」
「い゛いいいいいいいいいいいいいいい」
「あああああああああああああああああ猫」
「あああああーーーーーー!?!?!」
「あああああああああああああああああ」
「ッア゛ァアーーンアアアーオシャー!!!」
「ッツァナ゛ァ〜〜〜ナァッツァポウ!!」
「さくらももこ〜〜〜〜〜〜!!!!」
以上です。
・・・いかがでしたでしょうか。
このように、キャベツのゲストが3人中2人も絶命する森、それが『林試の森』です。
キャベツの方にはオススメできませんが、人間にはオススメの森なので是非行ってみてはいかがでしょうか。
それでは、僕はこれからキャベツサラダを死ぬ程作らないといけないため、この辺で失礼致します。
ではまた!