実家に帰省日記!

こんちは!
近所の定食屋でこんな看板を見つけたのですが、
 

 

白い部分だけを読むと、『おちり』となってしまう事に気が付いたARuFaです。
『おちり』・・・何となく赤ん坊のツルリとしたお尻が頭に浮かび上がりますよね。
この手の看板は、色合いによって印刷された文字が消えてしまうことがありますが、もしもこの『おちり』だけが残ってしまった場合、
「すみませーん! 日替わり定食、おちりでお願いします!」
というオーダーがされることになってしまうのでしょうか。世も末ですね。
 
・・・さて、そんな近所の定食屋から世も末になった世界を妄想することが趣味の僕ですが、そんな僕は昨日から久しぶりに千葉の実家に帰っていました!
いやぁー、一人暮らしを始めると実家のありがたみがわかるとは言いますが、こればっかりは本当でした・・・
と、いうわけで本日の記事ではその事について書かせていただきたいと思います!
では、どうぞ!
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
5月25日
実家のある千葉県を離れ、東京で一人暮らしを始めて約二ヶ月。
部屋中が水浸しになったり、感染性胃腸炎になって死にかけたりと色々ありましたが、段々と一人暮らしにも慣れてきました。
しかし、二ヶ月住んでやっと慣れてきた東京と、約10年住んでいた実家とではその安心感は段違い!
23歳にもなってホームシックになる夜もしばしばあり、そのたびに僕は実家から持ってきた座布団の臭いを嗅ぎまくるという気持ちの悪い応急処置をしています。
しかし、そんな応急処置にもついに限界が来てしまい、座布団も本当に臭くなってきてしまったため、僕はこの日いよいよ実家に帰ることにしました。
玄関を開けるとこの日は晴天!
外を歩いているだけでも非常に気持ちが良く、僕はついついカメラで色々な物を撮影しながら実家に帰りました。
例えば・・・
 

プライス(値段)をハンマーでブッ殺している絵柄の描かれた自動販売機だったり、
 

東京駅に出没する、鏡だけを狙う自分嫌いな切り裂きジャックなどの、くだらない風景を笑顔で撮影しながら実家に帰りました。
しかしそのせいで実家に到着する前にカメラのバッテリーが切れかかってしまい、メインディッシュの前に全力を出し切ってしまう自分の悪いクセを再確認するハメに。
小学生の頃の修学旅行の時も、行きのバスではしゃぎ過ぎたせいで現地で鼻血を出しながら爆睡するタイプの子供でしたからね。
そんなこんなで自分の性格を反省しつつ、僕は約2時間程の時間をかけて実家に到着!
ドアには鍵がかかっていたので窓から家に侵入すると、リビングには次男と飼い猫のココがいました。
 

次男は漫画を呼んでおり、ココは次男の上で寝ています。
この距離なのに全く反応されません。
 

俺 「おい、王の帰還だぞ。馳走を用意せい。」
 

次男 「・・・・・」
 
・・・完全に無視です。捨て身の小ボケに対しても無視をされるとこれ程までに心に来るものなんですね。
 

飼い猫のココも完全に熟睡しています。
僕が一人暮らしをする前は僕にベッタリだったクセに現金な奴です。
 

これ以上無視されるのもシャクなので次男の呼吸器官を全て塞いで見たところ、「死ぶっ」と言って反応してくれました。
次男が言うには、「久々に帰ってきた人を無視し続けたらどうなるかと思ってやった」とのことでしたが、なんて残酷なことを考える弟なんだと心底恐ろしくなりました。
こちとら自分が知らない内に死んで幽霊になったのかと思いましたからね。生きている人間には見えない的な。
タチの悪い冗談はやめてほしいものです。ちなみに飼い猫のココは体を揺すっても無視され続けました。一番酷い。
 

しかし、休日だというのにリビングに次男しか居ないというのは我が家では珍しいケースです。
そこで僕は家族のスケジュールを見ようと、普段から家族全員分のスケジュールを書き込むことになっているトイレのカレンダーを見に行ったのですが、
 

 

誰かの尿検査と検便が一週間ごとに行われた事しかわかりませんでした。
一人暮らしをしている間に、家族のスケジュールが尿検査と検便以外わからなくなる・・・これ以上切ないことがありますでしょうか。
しびれを切らした僕が母に電話したところ、母は外出中、父はバーベキュー、長女は友達と遊び、次女は部活中とのこと。
こうなってくると、逆に何の予定もない次男が可哀想になってきますが、今の僕の遊び相手は次男だけ・・・
と、いうことで、次男とは1時間くらい外で遊びました。
 

「ああ〜〜〜〜〜〜〜!!!」
 

「ウーーーーッ!!!!」
 

「まだまだ!!」
 

「あああああああ〜〜〜!!!!」
 

「今だ!!」
 

「ウーーーーーーッ!!!」
 

「合格ーーーーーー!!!!」
今考えるとこれが何の遊びなのかはサッパリわかりませんが、やっている本人達が楽しかったのは間違いありません。
本当はもっとこのよくわからない遊びをしていたかったのですが、結構いい汗をかいたせいでハエがメチャクチャ寄ってきたため、僕等は走って家まで帰りました。
 

で、家に帰るといきなり次女と父親がリビングで爆睡していました。
この1時間でバーベキューをしていた父親と部活をしていた次女が帰ってきて、なおかつ同時に疲れて昼寝をするという急展開に驚きが隠せません。
しかしまあともかく、これで6人家族の中の4人が揃ったということになります。
1時間の間にこれだけの人が出入りするのであれば、確かに細かなスケジュールをトイレに書くのも意味のないことなのかもしれませんね。
 
昔の写真
ちなみにスケジュールといえば、我が家には僕が一人暮らしをする前から『手伝い当番表』という週単位で家事の当番が変わる表があるのですが、
僕が一人暮らしを始めてからは、僕が表から抜けて4人用から3人用へと一回り小さくリニューアルされていました。
 
現在
まあ確かに僕は一人暮らしをしたので実家の手伝いはできませんからね。
これからはこの3人で家事を分担していくのでしょう。素晴らしいことです。
この表を見て感動した僕は、『手伝い当番表』のOBとして
 

DJばりのスクラッチでメチャクチャにしておきました。
いつの時代もOBというのは、現役の選手にたくさんの試練を与えるのが仕事ですからね。
一見すると最悪なこのスクラッチも、「『手伝い当番表』だけに捕らわれず、自分の意思で家事をできるようになってほしい」という僕からの願い、そして愛なのです。
 
 

・・・夜には家族が全員家に揃ったので、皆でお好み焼きを食べました。
 

母は表情のレパートリーが少ないため、突然カメラを向けると90%の確率で「ビェェー!」と叫びながらこの顔をします。
久しぶりに間近でこの顔を見たのですが、やはり迫力があって実家に帰ってきたなぁという感じがして良かったです。
 

次女は、ひたすらに無言でお好み焼きのイカをガムのように噛み続けていて気持ち悪かったです。こいつが一番わかりません。
ちなみに長女は、カメラを向けた瞬間に「我、スッピンなり。」と拳を振り上げられたので怖くてシャッターを切ることができませんでした。女の子なのか男の子なのかわかりません。
 

そしてさらに深夜には、地元の卓球部の友人と一緒にドライブに行き、ラーメンを食べました。
皆はこのラーメンのために夕食を抜いていたらしいのですが、僕はガッツリお好み焼きを3枚食べていたので死ぬ思いをしたのは言うまでもありません。
 

「この味玉を食べたら確実に色々出る!」というレベルにまで腹がパンパンになったので、味玉は友人にあげ、あとは何とか完食しました。
地元の友人と会うのはとても久しぶりだったので、とても楽しい時間を過ごすことができて良かったです!
あまりに楽し過ぎて遊んでいる時の会話が一切思い出せませんからね。今度からは会話の内容もメモするようにしたいと思います。
そして僕は深夜2時まで地元を存分に遊び倒し、家に帰って爆睡・・・
そんでもって翌日の15時頃まで寝て、また一人暮らしをしている東京の家へと戻りました。
帰り際、祖母から「何かあったら使いなさいね。」と手渡されたものがあったので、「まさかお金か!?」と思ったら、まさかの貝ヒモだったのがその日のハイライトですね。
 
貝ヒモ
そして今は、その貝ヒモを食べながら日記を更新しているという感じです!
やっぱり長く育った地元、もとい実家というのは落ち着きますね。
一人暮らしをしていると実家の賑やかさが恋しくなるので、これからも度々実家に戻りたいと思います!
それでは、今日はこの辺で失礼致します。
ではまた!