【検証】指に瞬間接着剤を塗って鼻をほじった結果

こんにちは、ARuFaです。


突然ですが、皆さんは鼻がかゆくなった時どうしていますか?
僕は鼻をほじっています。
本来ならばもっと上品に鼻をかんだり、こすったり、執事のセバスチャンにまかせればいいのですが、僕の場合はそれはもう鬼の形相でほじっています。
鼻のかゆみの原因は何と言っても鼻クソですからね。これを取り除いてしまうのが一番なのです。
・・・とはいえ、僕だってやはり鼻をほじるのは恥ずかしいもの。
できれば一瞬で、それでいて一気に鼻のかゆみの原因である鼻クソを取り除きたいというのが本音です。
ということで今回は、そんな願いを叶えるためにこんな物を用意してみました。
 

瞬間接着剤です。
物と物を瞬間的にガッチガチに接着してしまう事で有名な瞬間接着剤。
これを指に塗って鼻をほじれば、鼻に指を突っ込んだ瞬間に全ての鼻クソが一発で取れるのではないか、という作戦です。
 

と、いうわけで瞬間接着剤を両手の小指に塗りたくっていきます。
・・・僕の一度の鼻ほじりは約10秒。一日に2回ほじる計算でいくと僕は80年間の生涯でおよそ162時間も鼻をいじっていることになります。そういう地獄かよ。
しかし、これが一瞬(1秒)で済むのなら80年間で16時間に短縮され、およそ146時間も有効に使えることになるのです!
これはまさに革命と言うべきでしょう。この実験は僕の、いや、全人類の活動時間の延長に関わるビッグプロジェクトなのです。
 

そうと決まれば、早速全人類のために瞬間接着剤を指に付けた状態で鼻をほじってみたいと思います。
少し緊張しますがこれも未来の146時間のため! 意を決して指を鼻をほじりたいと思います。
 

「行きます!!」
 

ズンッ
 

ついに全人類の気持ちを背負って瞬間接着剤を塗った指で鼻をほじり始めた僕。
・・・しかし、異変はすぐに起こりました。
 

「・・・あ゛ッ!」
 

「メッチャ痛いこれ!!」
鼻に指を突っ込んだ瞬間に感じたのは焼けるような痛み。鼻の穴が焼けるようです。
今まで鼻の穴を焼いたことが無い僕は、その未経験の痛みに思わず声を上げてしまいました。
鼻をふさいでいるからか、部屋には鼻詰まりの黒柳徹子似の悲鳴が響き、まるで「こんな徹子の部屋は嫌だ」という大喜利の回答のようになりました。
 

・・・そして、気付いたことがもう一つ。
 

「・・・抜けない。」
 

「チクショーーー!!!」
・・・瞬間接着剤を塗った指は完全に鼻の穴にくっつき、取れません。
そう、僕は鼻をほじる時間を短縮しようとした結果、不幸にも一番人に見られたくない部分のポーズのまま動けなくなってしまったのです。
「二兎追うものは一兎をも得ず」と「急がば回れ」という先人の知恵に挟み撃ちされた僕は、ただひたすらに絶望することしかできませんでした。
最悪です。
 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終的に病院に行ったら1200円かかりました。
怒られるので真似しないようにして下さい。
さようなら。