※この記事は10月31日、「ハロウィン」の出来事をいまさら書いた記事です
こんにちは、ARuFaです。
本日、10月31日は『ハロウィン』ですね。
玄関にカボチャを飾ったり、子供たちが「トリック オア トリート」の掛け声とともにお菓子をもらったりすることで有名なハロウィンですが、聞くところによると最近では大人も仮装をして街を練り歩くようになっているそうです。
試しに「ハロウィン 仮装」のワードで検索してみると出るわ出るわ。大人用のハロウィン衣装がこれでもかと表示され、オーバーヒートしたパソコンが火を噴き、自宅が全焼してしまいました。
…とはいえ、かくいう僕もハロウィンの度に毎年仮装をしておりまして、昨年は股間をきらびやかに装飾するなど、ハロウィンにはそれなりに思い入れがあります。
ちなみにこちらがその時の様子。お菓子をあげないとどんなイタズラをされるかわからない怖さがありますね。
さて、そんなわけで今年のハロウィンも昨年同様に派手な仮装をするつもりだった僕ですが、そんな僕はハロウィンの数日前に会社の先輩であるまきのさんにこんな誘いを受けました。
「今年のハロウィンは『地味な仮装のハロウィンパーティ』に行かない?」…と。
あまりに突然のお誘いだったため、「意味がわからない上に髪型がすごいな」と思った僕でしたが、まきのさんの説明を聞くところによると、この世にはハロウィンの日にあえて地味な仮装をするパーティがあるそうなのです。
これまで『仮装=派手』という固定概念があった僕は、そんなパーティがあることに感動し参加を決意。
今年のハロウィンは地味な仮装をし、噂の『地味な仮装のハロウィンパーティ』に参加することにしました。
…さあ、そうと決まれば準備開始です。
地味な仮装のテーマを早々に決めた僕は、早速電車に飛び乗ったり飛び降りたりしながら材料を調達することに。
初めての地味な仮装ということで材料調達だけで丸一日かかってしまいましたが、ヘトヘトになりながらも何とか夜までには材料を揃えることができました。
…材料を調達し終えた僕は急いで帰宅。
早速、調達したアイテムを身にまとい、自分なりの『地味な仮装』をしてみることにしました。
そして、その完成形がこちらになります。
こちらが僕の今年のハロウィンの地味な仮装、「運動会のお母さん」です。
極限まで細部にこだわり、「大きめの帽子」や「レースの腕カバー」、「即席の椅子」に「ビデオカメラ」など、運動会のお母さんに必要なアイテムを全て揃えました。
二児の母であり得意料理はツナの入ったポテトサラダ、園芸が趣味で週三でヤクルトレディをしているという設定です。よろしくお願いします。
ちなみに、傍らに置いたトートバッグの中にはこのような保温バッグが入っており、
その中には、
「甘めの玉子焼き」も入っています。
もはやここまでくると『あるある』なのかさえ怪しいのですが、僕の母は運動会になると必ず甘い玉子焼きを作ってくれたんですよね。
当時は何でこんなに玉子焼きが甘かったのかがわからなかったのですが、恐らく母はこの日のことを見越して僕に甘い玉子焼きの思い出を作ってくれたのでしょう。さすがです。
…さあ、そんなこんなで無事に「地味な仮装」が完成し、待ちに待ったハロウィン当日がやってまいりました。
今回の『地味な仮装のハロウィンパーティ』はお台場で開催されるらしく、僕は仮装をしたまま電車に乗り込み目的地まで向かったのですが、既に電車内にはドラキュラやゾンビなどの派手な仮装をした若者が多数おり、車内はハロウィンの熱気で溢れておりました。
…もちろん『運動会のお母さん』の仮装をしているのは僕のみ。もし同じ格好をした人がいたとしても、それはマジで運動会へ行く人でしょう。
そして、電車に揺られて到着したのが今回のイベント会場である「東京カルチャーカルチャー」。
会場近くには、僕をイベントに誘ってくれたまきのさんと、同じく会社の先輩である加藤さんが地味な仮装をした状態で集合していました。
まきの「うわ! どう見ても『運動会のお母さん』になってる!」
まきの「…まあ、そんなことよりナンいる?」
こちらがハロウィン当日のまきのさん。
何の仮装なのかと聞くと『インドカレー屋でナンのおかわりを持ってくる店員』の仮装だそうです。確かにこういう人はお店によくいます。
そしてこちらが加藤さん。
『ハロウィン前日の人』という時間の概念にまで及んだトリッキーな仮装を披露してくれました。ドンキの袋から出た安っぽい槍が素晴らしい演出となっております。
僕はというと、さらに「日傘」と「腰に巻いたパーカー」を仮装にプラスし、運動会のお母さん感をさらにアップさせた状態でイベント会場へとやって参りました。
さあ! そんなわけで地味な仮装に身を包んだ僕等は、いよいよ会場へ入場することに。
「自分と同じ仮装の人がいたら死のう」と思いながらも恐る恐る入り口をくぐり抜けると…
「おわ~~~~~~!!」
いるわいるわ……そこには地味な仮装をした人々が大挙してり、僕が予想していた10倍は盛り上がっていました。
ただ、一般的なハロウィンパーティのような華々しさは一切無く、各人が好き勝手な格好をしているため、完全に町内会の祭と同じ盛り上がり方だったのが印象的でした。
初めて参加するハロウィンパーティに興奮し、ただただ何もない空間を応援しだす僕。
はしゃいでいたら、「父兄参加型の玉入れ」みたいな写真が偶然撮れました。
また、イベント中は参加者同士が気軽に話すことができ、たくさんの人とお話することができました。ちなみに写真は『家にいる時のホスト(右)』にナンのおかわりを勧める店員の様子です。
僕も運動会に来ているお母さんとして、「お世話様です~」と言いながら会場内を練り歩き回っていました。
そして会場の舞台上では、自分の仮装をみんなの前で発表することができたので、僕等3人もゾロゾロと登壇。3人とも完全にウケていたので安心しました。
特に加藤さんの「ハロウィン前日の人」の仮装は、このイベントで一番ウケていたかもしれません。
で、あと全然関係ないんですけど、パーティ中に何度かトイレに行ったのですが、離れて見ると完全におばさんが立ちションをしているようにしか見えないので、色々な人を驚かせてしまって申し訳ない気持ちになりました。
一応、小便をしながら「トリックオアトリート」と言ってみようかとも思ったのですが、立ちションしているおばさんからそんなことを言われたらトラウマ必至だと思うので止めておきました。
そしてイベント後には、せっかくのお台場ということで仮装のまま会場周辺を散策しておきました。
従来の派手なハロウィンの仮装だと、仮装のままで出歩くことはマナー違反とされていますが、地味な仮装の場合はその辺が自由なのが良いですよね。
「自分の子供と消火器を勘違いしている運動会のお母さん」
「自分の子供とゴミ箱を勘違いしている運動会のお母さん」
「AM9時とPM9時を間違えた運動会のお母さん」
「悪魔」
…そして一通り楽しんだ後は、普通に疲れたので帰りました。
さあ、そんなわけで無事に「地味な仮装のハロウィンパーティー」から帰ってまいりました。とても楽しかったです。
今までは派手な仮装ばかりしていた僕でしたが、たまにはこういう地味な仮装も良いのかもしれませんね。
まあ、とはいえ…
やっぱり派手な仮装もやめられませんよね。
それでは僕は、これからタイムトラベラーとして時間旅行をしてきますので、今日はこのへんで失礼させていただきます(頭を燃やした意味はありません)
来年のハロウィンも、とても楽しみです。
それではさようなら。